暮らし

2020年コロナ禍での新しいお誕生日会のスタイル

誕生日ケーキと沢山の風船

こんにちは。「minimalish life」をご覧いただきありがとうございます。アフリカ大陸のほぼ真ん中に位置する、ルワンダよりお届けしています。

2020年は「ZOOM誕生日会」に切り替えた人も多かった異例の1年。そんな中でも、振り返ってみたら小規模で&その時に出来る範囲で行われたお誕生日会が幾つかありました。今年の振り返りのような感じで、ルワンダでのお誕生日会2020年編をご紹介したいと思います。

こんな方にオススメ

・海外生活が気になる方
・海外のパーティーをチラ見したい方
・コロナ禍での誕生日会を企画している方

カップケーキでお誕生日会

とっても仲良くしてくれている子連れファミリー。双子のお姉ちゃんたちのお誕生日会。

去年は大きな広場のあるレストランを貸し切って、幼稚園のお友達全員呼んだの?ってくらいの大規模でしたが、今年は自宅で開催です。これだけは仕方ないね。

BBQで肉を焼くお父さん
それでもカナダからおじいちゃん・おばあちゃんが駆けつけてるという一大イベントになりました。友達家族が集まってのBBQは楽しかった!ここのお父さん焼くお肉はいっつも柔らかくて完璧なのだけど、今回はお誕生日とあって特に気合いが入っていました。

カップケーキ
今年はちょっとだけ安全に配慮して、大きなケーキをみんなが触りながらカットする形ではなく、カップケーキでのお祝いでした!沢山のケーキが登場して子供たちは大はしゃぎ。切ってたら崩れてきちゃった…なんてトラブルにならないし、これは結構いいアイディアかもしれない!

ヤギの丸焼きでお誕生日会

こちらは仲良くしてくれている夫妻による大人の誕生日会。

開催された11月は、夜間外出規制が少し緩かった時期。もはや騒動は落ち着いたのかな?ってくらいみんなの気持ちが明るかった頃です。奥さんの誕生日を祝いに、仕事の後にぜひうちに来て!というイベントが開催されました。

会社の同僚を沢山呼んでいる中で、おチビもいる私たちにも声をかけてくれて嬉しい限り。みんなパーティーが久しぶりとあって、音楽もガンガンにかけて、早い時間から踊り始める人もいるという盛り上がり。

そんな中で突然シェフの恰好をした人達が現れて、どーんとテーブルに置いたのがヤギの丸焼き

ヤギの丸焼き

ヤギというとなんだかお肉が堅そう…臭みがありそう…と一歩引いてしまいますが、ルワンダで食べるヤギは美味しいんです。現地の方は美味しく調理する術を知っているんでしょうね。ナイフがいらないくらいホロホロで、ヤギ肉デビューの坊も普通にかぶりついていました。

当のご夫婦は残ったヤギを一週間かけてやっと食べきったよ、と笑っていました。

丸焼きはかなり迫力があって、面白いパーティーメニュー!いつか我が家でもやりたいなぁ。(夫のつぶやき)

レストランで外食会

12月に入り規制がますます厳しくなり、夜間外出が20時までとなりました。

そんな中で夫の自転車仲間から、「16時半からの早すぎるお誕生日ディナー」というお誘いが!ヨーロッパの方主催の集まりは19時頃からじわじわと集まって、実際に食べるのは真っ暗になってから…と子連れには難しい時間帯のことがありますが、外出規制のおかげで早いスタート。

お店の内観

今は「集い」が禁止されている為、正式なお誕生日会は開催できません。なのでこの回もあくまでもディナー。ケーキの持ち込みだけでなく、ハッピーバースデーと歌うのも禁止、とレストランから釘を刺されたそうです。

行ってみるとフランスから遊びに来ているご両親を始め、会社の同僚や自転車仲間などがずらっと集まっていました。それでもテーブルとテーブルは1個ずつ若干離れていて、ディスタンシング感があります。

外食ディナー
最初はみんな立ち上がってあちこちで会話をしていましたが、いざごはんが出てくると各々テーブルに戻り、夫婦でのディナーモード。我が家もちゃっかり外食ディナーに出かけちゃったね、という感じで3人で落ち着いてごはんを食べました。

まとめ:出来る範囲で、最大限にお祝いをしよう!

沢山のカップケーキ

お誕生日のタイミングによって、どんなお祝いが出来るかが限られていた2020年でした。

そんな中でも、子供だけじゃなくて大人もやっぱりお祝いがしたい!と、みんな知恵を使って、その時出来る範囲でのお誕生日会をしていました。ヤギの丸焼きの夫妻は、旦那さんが奥さんに秘密でアレンジしていたというサプライズ!

そして人に会うチャンスがあるたびに、直接顔を合わせて笑いあうのって幸せだよなと、当たり前だけど忘れかけていたことを思い出しました。

そうこうしているうちに、世界中で2回目のロックダウンや厳しい規制が入るように。ルワンダもクリスマスと年末年始に向けて、かなり厳しいルールが発表されました。みんなで明るい気分でわいわい遊べるのはもう少し先の事になりそうです…

今はとにかくおとなしく。無理して集まらないで、自分たちの家で楽しいことを探して過ごしましょう。

本記事ではお誕生日会事情をご紹介しましたが、常夏の国で過ごすクリスマスも併せてご覧ください!

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