ルワンダ紹介

2022年1月|ルワンダのコロナ事情~もうすぐ3年目~

2022年1月|ルワンダのコロナ事情~もうすぐ3年目~

こんにちは。「minimalish life」をご覧いただきありがとうございます。アフリカ大陸のほぼ真ん中に位置する、ルワンダよりお届けしています。

今年に入ってからブログの記事を書こうと思っても、これと言ってネタが思いつかないなぁと思ったのですが、コロナの状況もあって「あまりお出かけできていない…」ということに気づきました。

昨年、10月頃には「もうコロナ終焉だね!」モードが漂っていましたが、年末に向けて状況は一転。ロックダウンとは言わないものの、ルールがぐっと厳しくなったルワンダ。そんなリアルな様子をご紹介します。

こんな方にお勧めの記事です

・近々ルワンダへ渡航予定の方
・海外のコロナ事情が気になる方

オミクロン株で再度厳しくなるルワンダの現地事情

厳しくなるルワンダの現地事情

10月11月頃には「もうコロナは終わったね」という雰囲気で、たくさんの人が年末年始の旅行プランを立てたりと浮かれモードだったルワンダ。

残念ながらオミクロン株の登場とともに、再度12月からググッと厳しくなりました

年末というと人の集まる行事が増えたり、学校のお休みとともに地方からたくさんの学生が移動したり。とにかく人の移動が多いタイミングなので、規制をかけたものと思われます。

そういえば去年も12月はパーティーシーズンということもあり、急激に厳しくなったんでした。そんな1年前のロックダウンの様子は、こちらの記事をご覧ください。

キガリロックダウン
ルワンダ2度目のロックダウン。一体どんな様子?ここルワンダでは2021年に入ってから、ロックダウンが始まりました。<今回は国全体だけでなく首都のキガリだけではありますが、またか…という感じは否めません。アフリカでロックダウン中の生活ってどんな感じ?というのを、ご紹介していきます。 ...

ルワンダのコロナ関連のルールは「イエローページ」をチェック

「イエローページ」をチェック

ルワンダでは約2,3週間おきに大統領自らが参加する「コロナ対策会議」が行われています。これはもはや3年近く前、最初のロックダウンが始まった時から変わることがありません。

その会議での内容を受けて「イエローページ」と呼ばれる、規制やガイドラインが載った書類が発表されます。

1月7日付のイエローページの一部
  • 夜22時から朝4時の間は外出禁止
  • 海外からルワンダに到着した人は、24時間ホテル隔離(自費)
  • 学校は予定通り再開
  • バスの乗客はワクチン完了済であること
  • 教会など祈りの場は収容人数の50%以下(キガリ市は30%)
  • 結婚式を含むパーティーの禁止
  • ナイトクラブやライブバンドを伴うイベントの禁止  等

基本的には2,3週間スパンで更新されていきますが、感染者数がグッと上がるなどの動きを見せると、「緊急会議」が開催され、突然新ルールが出ることも。

周りのアフリカ諸国との対応と比べると、ここまではっきりと分かりやすいというのは、さすがルワンダだなぁと言わずには入れません。

現時点の「イエローページ」で私の生活で変わった点

「イエローページ」にのるルールは、状況を見ながら厳しくなったり緩和されたりするので、あくまでもご参考まで。でも、現時点のルールで私の生活で少し変化があったのでご紹介します。

レストランではワクチン摂取記録を見せるように

ワクチン記録

最近始まったルールですが、レストランでイートインする場合には「ワクチンを2回打った記録」を証拠として見せなければいけません。

私は8月に打ちましたが、その時に書いてもらった手書きの証明書を持ち歩いています。その時の様子はこちらをご覧ください。

ついに!ルワンダにてコロナのワクチン接種 
ついに!ルワンダにてコロナのワクチン接種 2021年7月は3度目のロックダウンとして暮らしていましたが、8月1日から少しだけ規制が緩和されたルワンダです。そんな中、ワクチン接種が始まったという情報をキャッチしたので、早速行ってきました。接種会場についてと当日の流れをご紹介します。...

もしくは、オンラインでも証明書を調べることができます。Rwanda Biomedical Centerのホームページから、一人ひとりに与えられたコードを入力すると確認できます

ただし、厳密にいうと「画面を見せるだけ」なので、本当の本当に私のコードの画面なのか、誰かのスクリーンショットなの?というところはグレーだなぁと感じています。

本気でやるならIDカードやパスポートと名前の称号までしないといけないと思う…

オフィスの稼働率が15%/30%に削減

出社率削減

年末頃は50%ルールでしたが、年を越したタイミングでさらに厳しくなりました。

公的機関は15%の出社率
民間企業は30%の出社率

それ以外の人は、自宅からリモートワークをしましょうね、ということです。

仕事柄パソコンがあればほとんどなんとかなる人は良いですが、多くの人は「現場で作業系」の仕事をしているルワンダ。この政策は結構厳しいなぁという印象を受けます。

私が働いている企業でも、完全にシフト制。現場に来なくていい人は来ないように!スタイルになっています。

保育園開始時には簡易検査の結果を提出

保育園再開

クリスマス休暇を経て、息子が保育園に戻る際には、コロナの簡易検査の結果を提出する必要がありました。

・子供の検査結果
・もしくは、両親二人分の検査結果

中にはかなり小さい子もいるので、最悪両親でもいいよというルールでしたが、もうすぐ3歳になる息子は検査に行ってきました

すでに3度目かな…?なんどか受けているので「綿棒を入れるけど、痛くないよ」とたくましい様子で向かいました。でも先生の前に座ったら表情は固まっていましたが。

急な寒気で鼻水が出ていたので、正直少し心配でしたが、無事陰性!

こんな感じのところで、簡易検査を500円程度で受けることができます。

horebu clinic
ルワンダ国内旅行に向けたコロナの簡易検査。どこで受ける?2021年5月時点では、国内旅行で宿泊を伴う場合は「簡易検査の陰性証明書」の提示が求められています。5月頭の三連休に向けて、我が家でも初めての簡易検査を受けるチャンスがありました。多くの家族連れの中で人気な「あんまり痛くない」検査をしてくれるクリニックをご紹介します。...

そういえば予定が全然ない日々…

カレンダー

我が家の週末は、少なくとも土日のどちらかは予定が入っている!というくらいアクティブな我が家でした。でも、ちょうどクリスマスを迎えたころから、まったく予定がなくなりました

「お誕生日会をやりますよ」
「良かったらランチ行かない?」
「子供連れておいでよ」

そういったお誘いがなくなりました。イエローページにも「パーティーや集いは禁止」と書かれていますし、みんなが少し緊張体制に入っているかなぁと。

さらに、年末年始は急に寒くなったからリアルに体調不良の人も多かったなぁという印象。

実際に身近な人も陽性反応が出ている最近

体調不良

少し前までは「なんだかかかっている人がいるなぁ」という印象でしたが、ここにきて「お友達がオンタイムで今まさにかかっている」という状況が立て続けに発生しました。

年末遊ぼうとしていた3歳児がかかってしまったり、いつも週末仲良く遊んでもらっている友人家族でも発生したり。オフィスでも誰かしらが順番にかかっているという、ちょっと怖い状況です。

今までは「実は前にかかってさ…」と過去形で聞くことの多かった体験談ですが、最近では「実は今まさに!」という状況で耳にすることも増えています。

まとめ:落ち着く日はくるからおとなしく過ごす今日この頃

まとめ:落ち着く日はくるからおとなしく過ごす今日この頃

さすがに約3年もこのような生活をしていると、ブームの波が来ては去って…というスタイルにも慣れてきてしまいました。

状況が良くなるタイミングは絶対に来るのだから、その時まではちょっと落ち着いて自宅で過ごそう。

そうやって前を向いて過ごせるようになったのも、3度ロックダウンをして、落ち着いている狭間期にはパーティーが繰り広げられていたからかもしれません。

まだまだ状況がどうなるか分からないオミクロン株。我が家もますますクッキングやベーキングに精を出して、自宅生活を楽しもうと思います

そんな我が家の暇つぶし。「自家製パン」の作り方こちらをご覧ください。毎日でも作れるくらい簡単なレシピをご紹介しています。

ひらたいパン
絶対に失敗しない。我が家の簡単こねないパン。我が家も粉物に挑戦した1年でしたが、その中でも「簡単こねないパン」が我が家の定番となり、週2,3回は作っています。パン作りなんて難しそう…と思う方もいるかもしれませんが、オーブンがあれば誰でも出来ます。失敗率はかなり低い、我が家の2歳児も楽しく作れるパンをご紹介していきます。...