こんにちは。「minimalish life」をご覧いただきありがとうございます。アフリカ大陸のほぼ真ん中に位置する、ルワンダよりお届けしています。
今年に入ってからブログの記事を書こうと思っても、これと言ってネタが思いつかないなぁと思ったのですが、コロナの状況もあって「あまりお出かけできていない…」ということに気づきました。
昨年、10月頃には「もうコロナ終焉だね!」モードが漂っていましたが、年末に向けて状況は一転。ロックダウンとは言わないものの、ルールがぐっと厳しくなったルワンダ。そんなリアルな様子をご紹介します。
・近々ルワンダへ渡航予定の方
・海外のコロナ事情が気になる方
オミクロン株で再度厳しくなるルワンダの現地事情
10月11月頃には「もうコロナは終わったね」という雰囲気で、たくさんの人が年末年始の旅行プランを立てたりと浮かれモードだったルワンダ。
残念ながらオミクロン株の登場とともに、再度12月からググッと厳しくなりました。
年末というと人の集まる行事が増えたり、学校のお休みとともに地方からたくさんの学生が移動したり。とにかく人の移動が多いタイミングなので、規制をかけたものと思われます。
そういえば去年も12月はパーティーシーズンということもあり、急激に厳しくなったんでした。そんな1年前のロックダウンの様子は、こちらの記事をご覧ください。
ルワンダのコロナ関連のルールは「イエローページ」をチェック
ルワンダでは約2,3週間おきに大統領自らが参加する「コロナ対策会議」が行われています。これはもはや3年近く前、最初のロックダウンが始まった時から変わることがありません。
その会議での内容を受けて「イエローページ」と呼ばれる、規制やガイドラインが載った書類が発表されます。
- 夜22時から朝4時の間は外出禁止
- 海外からルワンダに到着した人は、24時間ホテル隔離(自費)
- 学校は予定通り再開
- バスの乗客はワクチン完了済であること
- 教会など祈りの場は収容人数の50%以下(キガリ市は30%)
- 結婚式を含むパーティーの禁止
- ナイトクラブやライブバンドを伴うイベントの禁止 等
基本的には2,3週間スパンで更新されていきますが、感染者数がグッと上がるなどの動きを見せると、「緊急会議」が開催され、突然新ルールが出ることも。
周りのアフリカ諸国との対応と比べると、ここまではっきりと分かりやすいというのは、さすがルワンダだなぁと言わずには入れません。
現時点の「イエローページ」で私の生活で変わった点
「イエローページ」にのるルールは、状況を見ながら厳しくなったり緩和されたりするので、あくまでもご参考まで。でも、現時点のルールで私の生活で少し変化があったのでご紹介します。
レストランではワクチン摂取記録を見せるように
最近始まったルールですが、レストランでイートインする場合には「ワクチンを2回打った記録」を証拠として見せなければいけません。
私は8月に打ちましたが、その時に書いてもらった手書きの証明書を持ち歩いています。その時の様子はこちらをご覧ください。
もしくは、オンラインでも証明書を調べることができます。Rwanda Biomedical Centerのホームページから、一人ひとりに与えられたコードを入力すると確認できます。
ただし、厳密にいうと「画面を見せるだけ」なので、本当の本当に私のコードの画面なのか、誰かのスクリーンショットなの?というところはグレーだなぁと感じています。
オフィスの稼働率が15%/30%に削減
年末頃は50%ルールでしたが、年を越したタイミングでさらに厳しくなりました。
公的機関は15%の出社率
民間企業は30%の出社率
それ以外の人は、自宅からリモートワークをしましょうね、ということです。
仕事柄パソコンがあればほとんどなんとかなる人は良いですが、多くの人は「現場で作業系」の仕事をしているルワンダ。この政策は結構厳しいなぁという印象を受けます。
私が働いている企業でも、完全にシフト制。現場に来なくていい人は来ないように!スタイルになっています。
保育園開始時には簡易検査の結果を提出
クリスマス休暇を経て、息子が保育園に戻る際には、コロナの簡易検査の結果を提出する必要がありました。
・子供の検査結果
・もしくは、両親二人分の検査結果
中にはかなり小さい子もいるので、最悪両親でもいいよというルールでしたが、もうすぐ3歳になる息子は検査に行ってきました。
すでに3度目かな…?なんどか受けているので「綿棒を入れるけど、痛くないよ」とたくましい様子で向かいました。でも先生の前に座ったら表情は固まっていましたが。
こんな感じのところで、簡易検査を500円程度で受けることができます。
そういえば予定が全然ない日々…
我が家の週末は、少なくとも土日のどちらかは予定が入っている!というくらいアクティブな我が家でした。でも、ちょうどクリスマスを迎えたころから、まったく予定がなくなりました。
「お誕生日会をやりますよ」
「良かったらランチ行かない?」
「子供連れておいでよ」
そういったお誘いがなくなりました。イエローページにも「パーティーや集いは禁止」と書かれていますし、みんなが少し緊張体制に入っているかなぁと。
実際に身近な人も陽性反応が出ている最近
少し前までは「なんだかかかっている人がいるなぁ」という印象でしたが、ここにきて「お友達がオンタイムで今まさにかかっている」という状況が立て続けに発生しました。
年末遊ぼうとしていた3歳児がかかってしまったり、いつも週末仲良く遊んでもらっている友人家族でも発生したり。オフィスでも誰かしらが順番にかかっているという、ちょっと怖い状況です。
今までは「実は前にかかってさ…」と過去形で聞くことの多かった体験談ですが、最近では「実は今まさに!」という状況で耳にすることも増えています。
まとめ:落ち着く日はくるからおとなしく過ごす今日この頃
さすがに約3年もこのような生活をしていると、ブームの波が来ては去って…というスタイルにも慣れてきてしまいました。
状況が良くなるタイミングは絶対に来るのだから、その時まではちょっと落ち着いて自宅で過ごそう。
そうやって前を向いて過ごせるようになったのも、3度ロックダウンをして、落ち着いている狭間期にはパーティーが繰り広げられていたからかもしれません。
まだまだ状況がどうなるか分からないオミクロン株。我が家もますますクッキングやベーキングに精を出して、自宅生活を楽しもうと思います。
そんな我が家の暇つぶし。「自家製パン」の作り方こちらをご覧ください。毎日でも作れるくらい簡単なレシピをご紹介しています。
急な寒気で鼻水が出ていたので、正直少し心配でしたが、無事陰性!