こんにちは。「minimalish life」をご覧いただきありがとうございます。アフリカ大陸のほぼ真ん中に位置する、ルワンダよりお届けしています。
2020年に約2か月のロックダウンがあったルワンダ。まさかの2021年に入ってから、2回目のロックダウンが始まりました。今回は国全体だけでなく首都のキガリだけではありますが、またか…という感じは否めません。
ロックダウン中の生活ってどんな感じ?というのを、ご紹介していきます。
・ルワンダが気になっている方
・世界のロックダウン事情が知りたい方
ルワンダ2度目のロックダウン発表。
クリスマス前頃から、じわじわと感染者の増えていたルワンダ。年末年始休暇が明ける頃には、急激に数字が大きくなっていて、これは怪しいなという予感がしていました。
1月17日(日)の夜:キガリ市内において、翌日からの学校閉鎖を発表。
1月18日(月)の夜:キガリ市内、即時ロックダウンを発表。
発表されるや否や、都市間の移動は禁止。市民の足であるバスやバイクタクシーが停止となりました。そして翌日に各種産業での対応方法などのガイドラインが発表となりました。
私自身に関係しているところといえば、仕事は完全リモートに切り替わりました。人によってはパソコンをオフィスに残したまま外出禁止が始まってしまったので、少してんやわんや。
加えて、日用品の買い出しを地元の小子商店でするように切り替わました。外出規制が発表された日にちょうどお米を食べきってしまったので焦るというハプニングがありましたが、最低限の買い物はOKと発表された直後に買いに走りました。
地域経済活性化に繋がるかも!?
2020年のロックダウン時は、基本的に外出は禁止というもっと厳しい策だった為、食材や日用品もデリバリーサービスを使うことが推奨されていました。以前よりレストランのデリバリーサービスはありましたが、その他の物資もデリバリー業界が手掛けるようになり、急速に産業が賑わった瞬間でした。
一方で、今回の外出規制は最低限の買い出しは、地域の小商店での買い物が推奨されています。野菜などの生鮮食品屋さんは勿論、食べ物やトイレットペーパーなどを扱っているお店は閉めていないという印象です。
このロックダウンのおかげで、町内を出ないで買い物をする人が増えるため「地域経済活性化に繋がるのでは」という気がしました。実際我が家も、近くのおばちゃんのお店での買い物を増やしました。
野菜を買うときは商店街エリアまで行きましたが、見ての通りがらーん。いつもはこれと言って何をするわけでもない人たちがワラワラとたむろしているエリアですが、こんなに空いているのは不思議な感じ。
市民の健康促進化に繋がるかも!?
2020年のロックダウン時は、外出が禁止とあり、特に最初のうちは一歩も外に出ることなく過ごしていました。
今回は2回目ということもあり、政府の外出禁止発表と共に「エクササイズは良いのか?」「犬の散歩はどうなの?」と市民の声もとても早かったです。
「住んでいる町内を出ない範囲でのエクササイズは、健康の為推奨」というガイドラインが出てからは、みんな一斉にスポーツウエアで外に出るようになりました。
もちろん安全に配慮してではありますが、それでも外に出られるというのはかなり嬉しい。
なんとなく道に座り込んでお喋りしているような人が一切いない一方で、現地の人も外国人もみんなスポーツウエアで散歩したり走ったり。毎日すれ違うご夫妻がいたり、声をかけてくれるお兄ちゃんがいたり。
これはかなりグレーで怪しいですが、若いお兄さん・お姉さんが集まって、Youtubeのエクササイズ動画を見ながら、エアロビのような運動していました。
突然キガリがスポーティーな町になったようで、これはこれで良いんじゃないかなという気がしました。
まとめ:2回目の外出禁止期間はソフトロックダウン
2020年の外出規制は約2か月に及ぶ長く厳しい戦いでした。少しずつルールが作られたり、外出許可申請システムが出来たりと変わっていった2か月。
一方、今年は去年の経験を活かしたロックダウン。
現地の人の中でどんどん感染者が増えているということもあり、バスやバイクタクシーといった現地の人の足を止めたという要素が強い施策となっています。当初の発表では2週間の規制ですが、この後どうなるかは感染者数の推移によるのでしょう。
全世界において、第2波、第3波とまだまだ続きそうなコロナとの戦い。少しでも早く日常が戻ってくるよう、今自分に出来ることは家にいることだけなので、外出は最低限にして、おとなしく過ごそうと思います。