こんにちは。「minimalish life」をご覧いただきありがとうございます。アフリカ大陸のほぼ真ん中に位置する、ルワンダよりお届けしています。
先月息子が3歳になったので、お友達家族を呼んでお誕生日会を実施しました。今年は「誕生日」という概念が分かっていたようで、すごく楽しみにしてくれました。
我が家で実施したお誕生日会のこだわりポイント、そしてホストも当日楽しめる方法をご紹介します。
海外暮らしだとお誕生日会はマストだったり、おもてなしの機会は増えるもの。出来るだけバタバタしないテクニックを身につけていきましょう!
・海外でのパーティー事情が気になる方
・お誕生日会準備が控えている方
・おもてなしって何すればいいの?と焦ってる方
息子の3歳のお誕生日会INルワンダ

2歳のお誕生日会は残念ながらパンデミック真っただ中で、家族のみのこぢんまり開催でしたが、今年はついにパーティー解禁!
「3歳になると自分の誕生日が分かる」と他の家族から聞いていましたが、本当にその通り。何度かお友達のパーティーに呼んでもらうことで「お誕生日会・ケーキ・ろうそく・特別な日」というイメージが、息子の中で固まってきているのを感じていました。

お昼の時間帯に開催にして、お友達家族を呼んでワイワイと楽しい時間を過ごしました。
ちょうどルワンダを訪れている友人母まで駆けつけてくれたり、これから旅行に出る友人家族がいたり。息子世代だけじゃなく、ベビーたちも来てくれて賑やか!
なんとなく「コロナも終焉で、お楽しみが解禁だね」という印象を受けて、心が晴れやかになった日でした。
3歳のお誕生日会のこだわりポイント

最近いくつかのお誕生日会に行かせてもらいました。お店で開催したり、自宅で夜まで飲んだり…と、それぞれ違うスタイルで、改めて「自分たちは何がしたいのか」が大切だなと感じたお誕生日会の企画・準備。
息子の3歳のお誕生日会に向けて、我が家がこだわったポイントをご紹介します。
開催時間:午前中~ランチ
子どものお誕生日会が開催される定番の時間帯は、なんとなく2択。
①10:00-14:00(ランチを挟むパターン)
②14:00-18:00(軽食ディナーを挟むパターン)
大人のパーティーなら18時以降があるかもしれませんが、子どもがいるとなると比較的この2枠が多い印象です。そんな中で、我が家は①のランチ付きを選びました。
どちらのパターンにもお邪魔したことがあるのですが、午後にお昼寝をする可能性を考えるとお昼までというのが、息子の体にとってラクチンだから。
ちなみに②だとお喋りとアルコールが進み、終わりがグダグダになることも。お邪魔している分には楽しいですが、その後片づけをすることを考えると、骨が折れるので選択肢としては却下しました。
ゲスト:異なる学校に通う家族

有難いことにたくさんのお誕生日会に呼んで頂いた我が家ですが、全員を呼ぶことはキャパシティ的に無理…と心苦しい状況に陥りました。
気づいたら二人目がいるお友達も多く、1家族呼ぶだけでも4,5人規模になるので、数家族が限界…というのが正直なところ。
もちろん「家族ぐるみで仲が良い」という方々の中から、今回は「異なる学校に通う子供たち」をバランスよく選びました。その方が、我が家で初めましてケースが生まれたり、情報交換が面白いかなと思ったからです。
同世代の子どもがいても、学校が違うと合わないもの。実際「初めまして」や「いつかどこかであった気がするねぇ」という再会パターンもあって、会話が盛り上がりました。
ランチ:アジアンごはん
午前中からランチまでの開催にしたので、お昼ごはんを準備する必要がありました。やはりここはアジアンメニューを出したくなってしまう私。
フランス人の家に行ったからといって、フレンチが出るわけでもないのだから、あまりお国料理にこだわる必要はないとは知りつつ、どうしてもやりたくなってしまうのは、ジャパニーズ母ちゃんでしょうか。
詳細は後半でご紹介しますが、「日本食」でくくると苦しくなるので、「アジアン」メニューを並べることにしました。それだと、一部自分で作って、一部はアジアンレストランに外注できるからです。
ケーキ:手作りの無糖ケーキ

お誕生日会と言えば、外せないのがケーキ。基本的にどのお誕生日会でも大きなケーキがどーんと登場することが多いです。
・2階建てのウェディングケーキ級のもの
・赤・緑・黄色の3色レインボーケーキ
・手作りのヨーグルト入りケーキ
・父ちゃん力作の怪獣型ケーキ
THE海外のケーキと言った色合いのすごいものを準備する家庭もあれば、自家製でも良いんだなと思わせてくれるパーティーもありました。
ただ、見ていたところ「すごいケーキ」は登場した時の盛り上がりはすごいけど、結局半分くらいしか食べていない。甘すぎるから、子どもでも食べきれない…ということ。
それならばと、我が家では定番のバナナケーキを手作りすることにしました。「海外のケーキ」と比べると地味だけど、キャンドルがあれば可愛いでしょという作戦です。
これが功を奏して、大人にも子供にも大人気。しかも砂糖を入れていないから、ベビーチームも食べてくれて、全員が大満足の結果になりました。
企画:とくになし

お誕生日会というと「何かイベントやゲームを企画しなきゃ」と感じるかもしれません。
・エンタテイナー(遊びのお兄さん)を呼ぶ
・小さなゲームを準備する
・おもちゃ箱をひっくり返してご自由に遊んでね
人のお誕生日会に行かせてもらうと、それぞれ準備の仕方が違いました。でも、3歳児というと「エンタテイナーと積極的に遊べる」ほどの年齢でもなく、それよりも「それぞれが、各々おもちゃで遊んでいる」という世代。
だからこそ、何か特別なことを準備することはなく、我が家のおもちゃで遊びたい子は遊んでねスタイルにしました。それでもあっという間に時間は過ぎました。
海外でお誕生日会をホストする時の心得

これはお誕生日会に限ったことではないですが、ホスト(主催者)として海外でおもてなしをする時に意識しておくと良いポイントです。
皆さんが到着する時間はバラバラ
私の肌感覚だと「お誕生日会は比較的集まりが良い」という印象ではありますが、それでも到着時間はそれぞれ。
お誕生日会を10時から開催しても、10時に現れるのは多分日本人家族だけです。10時に出かける支度を始める人もいれば、気分が乗ってからいらっしゃる人も。
続々と集まってきた人達がお喋りを始めて、中には早めに帰る人もいるかもで、とっても遅れてくる人もいて…。それくらいのスケジュール感だということを、心にとめておくと、頑張りすぎなくて済みます。
当日はお喋りを楽めるように事前準備
もう少し子供が大きくなってきたら「子供が主役のパーティー」かもしれませんが、少なくとも3歳までは「大人が集うのも大きなお楽しみ」という印象です。
だからこそ、会の進行に気を捉われすぎたり、ゲストがいる間にキッチンで料理につきっきりなんてことにならないように意識しましょう。
特に料理に関しては、出来るだけ事前準備を済ませておいて、当日はテーブルに並べるだけ!という状況にすると、ゲストとのお喋り時間を確保することができます。
そんなおもてなしテクについては、こちらの記事もご覧ください。

子どもが食べらられるものを準備
お誕生日会となると、子どもがたくさん集まる会になります。だからこそ、自分が出したいメニューに加えて「これなら絶対に子供が食べる」という品も準備する必要があります。
お誕生日会で見かけることの多い定番アイテムはこの辺り;
・フルーツ(そのまま・カット)
・ホットドッグ
・ピザ
・パン
これらは、いつの間にか誰かが持って行ってくれるアイテムです。特にベビーがいる場合は、調理されたものだけよりも、ただのバナナや丸パンなどがあると助かるものです。
3歳のお誕生日会のアジアンメニュー

最後に、私自身の忘備録がてら、今回準備したアジアンメニューをご紹介します。
今回集まったのは6家族(大人12人・子供10人)ほどのイメージです。実際のところ食べきったものはなく、1/3くらい残ったかな。
メイン1:ちらし寿司
我が家の和風おもてなしの定番「散らし寿司」をしました。大きなグラタン皿に入れたら、見た目も華やか。
ドイツから来ていた友人母は、一つ一つの具材が気になるようで質問をたくさんしてくれました。難しすぎない和風料理を出すと、レシピをシェアしたり、会話のキッカケにもなるのでお勧めです。
メイン2:ミーゴレン(レストランにお願い)
散らし寿司は少し見慣れなくて手が出ない人もいるかな…と思ったので、アジアっぽいヌードルも準備しました。
自家製の料理は薄味になりがちなので、お店の味があるのは良いアクセントになるなと感じました。
大好きなインドネシア料理屋さんに事前にお願いしていましたが、予定よりも早くに届けてくれてアジアンサービスを実感…!

サラダ1:春雨サラダ
春雨サラダは「アジアンっぽさ」が漂って人気のメニューです。中華食材店で買ってくる春雨を茹でて、きゅうりやトマトと和えるだけと簡単。
でも、みなさんあえて中華食材屋さんに行かないみたいなので「ちょっと珍しい食材」を楽しんでもらえて、ホスト冥利に尽きます。
サラダ2:ポテトサラダ
おすすめは春雨サラダだけど、春雨という珍しいものはちょっと…という人のために、ポテトサラダも準備しました。ポテト×マヨネーズの組み合わせが苦手な人はいないでしょう!
ポテサラは大人は勿論ですが、子どもにもヒットしやすいので、子どもがいる集まりの時におすすめです。
サイド1:揚げ物(レストランにお願い)
ガツンとボリューミーなメニューがないな…と思い、自分では苦手な揚げ物もレストランにお願いしました。
お店で食べても美味しい、大きな野菜のかき揚げボールのようなメニューをたくさんオーダー。併せて、豆腐の中にヌードルを詰めて揚げたという、これまた巨大な塊も大HIT。
手作り料理だけだと、ボリュームがいまいちかな…というときに、揚げ物をオーダーするのは良いテクニックだと学びました。
サイド2:ホットドッグ
アジアンなものはそもそもNGという子供もいるのでは…ということで、ホットドッグも準備。ケチャップも嫌な子がいるかもと思い、セルフサービス式に。
「とりあえず何でもいいから食べてくれ」というタイプの子が、取っていってくれましたとさ。
まとめ:海外のお誕生日会!当日は楽しむに徹する

息子のお誕生日会を開催したのは、1歳の時ぶり。1歳のお誕生日会は、ホスト慣れしていなくてとにかくバタバタしてしまった苦い経験が…
でも3歳のお誕生日は、レストランからのテイクアウトをお願いしたり、ほとんどの料理を前日までに完成させていたこともあり、ノンストレスで乗り切ることができました。
それどころか、みんなとがっつりお喋りできてとても楽しかった!ちょっとだけ、母ちゃんもレベルアップした気がした!
もう少し年齢が上がってしまうと「玄関まで子供を送ってきて、親は帰宅しちゃう」という子供だけパーティースタイルに変わるそう。
だからこそ、こうやって家族ぐるみでお誕生日会が出来る期間を、存分に楽しみたいなぁと感じたパーティーでしたとさ。
とんでもなく甘いケーキがハーフホールくらい残ってしまう場合、みんなあれをどうやって消費しているんだろう…