こんにちは。「minimalish life」をご覧いただきありがとうございます。アフリカ大陸のほぼ真ん中に位置する、ルワンダよりお届けしています。
ルワンダブログをやっていながら、主要スポットである「アカゲラ国立公園」の話が出来ていなかったのですが、ついに2年ぶりに再訪したので記事に出来る…!
前回は1歳未満児との旅でしたが、3歳になった息子は行く前から「動物いるかなぁ」とワクワクしてくれて、旅行やサファリという体験が身近に出来るのはいいなぁと感じました。
これから行ってみようかなと考えている方に向けて、Akagera National Park3度目となる我が家による旅のポイントをご紹介します!
・ルワンダへ旅行予定の方
・アカゲラ旅行を検討中の方
・子連れサファリってどう?と悩んでる方
ルワンダの国立公園であるAkagera National Park
ルワンダのツーリズムをぐっと支えているといえる、アカゲラ国立公園。
首都キガリから3時間ほどで行ける気軽さもあって、ルワンダを訪れている旅行客はもちろん、出張中で週末を跨ぐ方でも気軽に行けます。ちびっこのいる在ルワ家族にも人気スポット。
旅行で来ている方は、ホテルなどで申し込めるツアーに参加するのがラクチンです。かっこいいサファリカーで連れてっていて貰えます。
在ルワ家族は、大きめ自家用車がある場合はドライブしていくことが可能です。サファリ内も自走できるので、ファミリーイベントとしてはセルフドライブもおすすめです。
首都から国立公園までの道のりは3時間とちょっぴり長いですが、ちょうど半分を超えたあたりにあるImigongo Art Cafeで美味しいコーヒー&トイレ休憩を挟むとあっという間です。
サファリでのゲームドライブ(動物探し)体験
アカゲラ国立公園へ行く楽しみは、ゲームドライブ!ゲームドライブとはサファリ内を車で動物探しすることです。
アフリカにあるサファリの中では小さいと言われているアカゲラ国立公園ですが、それでもBIG5と呼ばれる主要5種類の動物が揃っています。
- ライオン
- チーター
- ゾウ
- バッファロー
- サイ
これらは会えたらラッキーと呼ばれている5種類ですが、見つけるのは簡単ではありません。日本の動物園とは違い、広大な敷地で自由に暮らしている動物たちを探すとなると時間と運との闘いです。
ケニアや南アフリカの国立公園と比べるとこぢんまりとしているアカゲラ国立公園。とはいえ、敷地面積は1,122km。東京24区が625㎞だそうなので、倍ほどの広さを誇ります。
たとえ半分の24区しかなかったとしても、渋谷のハチ公前にいる時に「お台場でライオンいたよ!」「上野の方にキリンが集まってるよ」と言われるようなもの。そりゃ簡単には見つけられないですよね。
動物に会えるかどうかは、根気強さと、そして運の持ち主かどうかもかかっているのです!ちなみに、ツアーガイドさん(自家用車で行って、現地でガイドさんに乗り込んでもらうのもOK)に頼ると、彼らの鋭い目線と情報共有力で会える確率は高まるかもしれません。
BIG5以外の出会いやすい動物たち
BIG5とは「出会えたらラッキー」と呼ばれている、超人気動物たちです。生息している数にも限りがあるので、アカゲラ国立公園を訪れたからといって必ず見つけられるワケではありません。
というか、見つけるのは至難の業です。ちなみに、今回訪問3回目にして、初めて「バッファロー」に遭遇することが出来ました…!
とはいえ、BIG5以外の動物たちもたくさん生息しています。これらは3回とも見れた、比較的見つけやすい動物をご紹介します。
- サルの仲間
- シカの仲間
- シマウマ
- カバ
サルやシカはとにかくたくさんの種類がいて、大きいものから小さいものまで色々見られれます。サファリビギナーや子どもたちは、これらが見れるだけでも十分楽しいです。
意外と難しいのがキリン。なんとなくサファリにいそうなイメージな上、背も高くて見つけやすそうなのに、毎回見れる訳ではありません。
子どもでも乗れるボートでの散策もあり
息子が3歳になったので、そろそろボートも楽しいかな?と期待していたアクテビティ。
残念ながら、息子に「乗りたくない」と今回は見送りしてしまいましたが、子連れ家族に人気のボートもあります。
- 7:30
- 9:00
- 15:00
- 16:30(終わりが遅いのでパーク内宿泊客のみ)
一日に4便出ていて、受付にて申し込みをしておくと、1時間ほどのボートツアーを出してくれるという仕組みになっています。子供向けライフジャケットもあるそうなので、安心です。(ボート料金は35~45ドル/人)
ボートに乗って出かけると、たくさんの鳥はもちろん、ワニとカバにたくさん出えるのだとか。16:30の会だけは「サンセットボート」と呼ばれ、1時間半のロングコースだそうです。
キャンプ場にてお弁当持参のピクニックが楽しい
アカゲラ国立公園の中には、幾つかキャンプサイトと呼ばれる電気鉄線で囲われた安全地帯=キャンプ可能ゾーンがあります。それ以外の場所は、車の外に出るのは禁止です。いつ動物が近づいてくるか分からないですからね。
子連れファミリーには人気のキャンプですが、日本人からするとキャンプは縁遠いし、そもそも寝袋さえ持っていないし…というのが正直なところ。でも、そんなキャンプ場をENJOYすることはできますよ。
我が家の定番は、初日のお弁当は自宅から持っていくスタイル。おにぎりやサンドイッチなど、簡単なものを準備していけば、キャンプ場にて自然に囲まれたピクニックが出来ます。
ゲームドライブは楽しいですが、ずーっと車に乗りっぱなしで、でこぼこ道を進むのは疲れるもの。だからこそ、キャンプサイトで腰を伸ばしながら、ランチやオヤツ休憩を入れるのがおすすめです。
意外とかかるルワンダでの旅行予算イメージ
ルワンダの国内旅行ってとにかくお金がかかるイメージ。
「日本でこの値段出したら高級旅館に泊まれるよなぁ…」と言いたくなるくらいの値段でも、お湯が出るか怪しいシャワーしかないゲストハウスに泊まるはめになることも。
ぜひともオススメしたいアカゲラ国立公園ですが、やっぱりそれなりにコストは重なります。
- 在ルワ外国人(大人):50ドル/人
- 在ルワ外国人(6-12歳):30ドル/人
- 観光客(大人):100ドル/人
- 観光客(6-12歳):50ドル/人
- 車の入園料:10ドル
- バスの入園料:20ドル
国立公園に入るのに6歳以上は入園料がかかります。もちろん広大な敷地を維持するための費用だということは理解できますが、それなりの額です。
これに加えて、現地に行く前の足も確保する必要があります。
- 市内からのツアー(日帰り)約200ドル~
- レンタカー(プラド級)約80ドル/日 +ガソリン代
ツアーは日帰りなのか、宿泊込みなのかによっても値段がブレるので、しっかりとリサーチしてみましょう。旅行客や出張者が泊まるレベルのホテルであれば、提携しているツアー業者があるはずなので、相談してみるのが良いかもしれません。
しかも日帰りで行くのはとってもハード。出来れば一泊はしたい場所なので、宿泊代も乗ってきます。こう考えると、気軽に行ける動物園というよりは、宿泊付きでディズニー行くぞくらいのコスト感の旅行になります。
まとめ:アフリカに来たら行きたいサファリ公園
「アフリカに住んでいる」というと、日常的に動物が近くにいるの?といった、トンチンカンなことを言われることがあります。さすがに、「道を歩いてたらゾウがいてさ」なんて暮らしをしている人はいません。
ルワンダにおいて、ゾウやキリンなどのサファリ動物が見たければAkagera National Park(アカゲラ国立公園)に行かないと会えません。
アカゲラでさえ東京24区の約倍の敷地面積を誇りますが、アフリカ大陸にある国立公園の中では比較的小さいほうです。だからこそ、BIG5を呼ばれる動物に出会いやすいかも!?
訪問3回目にして、今回はラッキーなことにBIG5の一つであるバッファローに出会うことが出来ました。あちこちで落ちているフンは見つけたのに、まだゾウには出会えていません。次こそ…!
次に日本に帰るチャンスがあったら、双眼鏡をGETしておこうと思います。