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海外暮らしでもやっぱり食べたい。豆腐はどうやって手に入れるの?

豆腐サラダ

こんにちは。「minimalish life」をご覧いただきありがとうございます。アフリカ大陸のほぼ真ん中に位置する、ルワンダよりお届けしています。

日本を離れるということは、日本の食材が手に入りにくくなるということ。先進国の大きな都市であれば、お金を払えば日本食材屋さん、アジア食材屋さんで買えるかもしれませんが、場所によってはそんなお店がないことも。

ここルワンダでは中国人経営の食材屋さんはあるものの、日本食材屋さんはありません。そんな中で、我が家のお豆腐の買い方をご紹介します。日本の食材が手に入らない環境でも、実はこんな手もあるんです!

こんな方にお勧めの記事です

・ルワンダに興味がある方
・これから海外暮らしをする方
・海外での食生活を豊かにしたい方

ルワンダのスーパーには豆腐が売っていない

3年前、ルワンダへ移住してきた直後、豆腐が簡単に手に入らないことに驚きました。勿論日本のような美味しい、しかも絹・木綿と二種類あるような豆腐は期待していませんでしたが、海外にあるような豆腐さえスーパーに並んでいません。

以前、中東ドバイのスーパーでは、「牛乳パックのような入れ物に入った、常温&超長期保存できる豆腐」を見かけたことがあり、他の中東諸国でもそれなら手に入ると聞いたことがあります。

その海外豆腐が美味しいかどうかという議論は別にして、中東までたどり着いている豆腐でさえ、ここルワンダにはありません。

我が家の豆腐の買い方:Alink Chinese Restaurant

ルワンダ在住の日本人の方から「豆腐はアジア/中華料理屋さんから買う」という目から鱗の情報を経て、我が家も豆腐はレストランから買うようになりました。なるほど、レストランは店で豆腐料理を出すために自分で作っているから、それを分けて貰うということです。

幾つかのお店から買うのを試しましたが、最近我が家の定番となったのは「基本的に常に在庫があって、そして良心的な価格」のAlink。

中華料理屋外観
世の中には中華料理屋さんのない町はないんじゃないか?というくらい、どこに行ってもある中華料理。ここもまさに典型的なぼんぼりがあって、いつも麻雀してるおじさんたちがいて、ちょっと薄暗い感じ。

このお店に行く楽しみは、豆腐だけじゃないんです。自分たちで小さな畑を持っているそうで、自家製中国野菜を作っているとのこと。勿論お料理として出すのがメインですが、一部を売ってくれているんです。
お店の冷蔵庫
以前は、電話で在庫を確認して取りに行くシステムでしたが、野菜のオーダーが増えてきたのか、冷蔵庫が準備されるように!行くときによって並んでいるものは違いますが、白菜や青梗菜、長ナス、さらには枝豆がある場合も。

そして海外在住日本人がみんな求めている「薄切りのお肉」も牛・豚共に揃っています。これは本当に嬉しい!

私は毎回食材調達の為に通うお店ですが、周りの日本人の話によると「火鍋が美味しい」とのこと。そりゃ自家製の新鮮野菜があって、薄切りのお肉があったら、間違いなく美味しいだろうなぁと、行くチャンスを伺っています。

レストランで買う自家製豆腐はフレッシュで美味しい!

お肉・豆腐・大根
自家製ということもあり、日本のパックされた豆腐のように保存はききません。

なんせお願いしたらザクッとすくい上げて、ビニール袋に入れてくれるだけという豪快っぷり。数日で食べきる必要があるため、まとめ買いが出来ないのが残念なのですが、でもそれだけ新鮮ということ!

手作りなので保存料などの心配もありません。これはすごく嬉しい!日本の都会にいたら、近所にに古くからあるような渋いお豆腐屋さんがある場合を除いて、手作り豆腐を食べるチャンスは少ないんじゃないかな。

そういう意味では、ちょっと硬くて粗野だけど、それだけ手作り感あふれる豆腐を食べられるというのはラッキーな環境です。

お豆腐をAlinkで買いに行くときは、お隣にできたフレンチカフェでお茶をするのもおすすめです!

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自家製豆腐に挑戦してみたい気もする…

豆腐はまだ難しそうな気がしてチャレンジしたことがないのですが、我が家ではたまに大豆から豆乳を作っています。我が家で実践している「ゆるベジ週間」に向けて、豆乳があるとメニューの幅が広がって便利だからです。

我が家で半年ほどやっている、豆乳の作り方。

大豆を水に浸して、ブレンダーをかけて、10分ほど煮る。
そして熱々を絞る。やけどに注意!
すると、おからと豆乳が出来上がります。

正直時間がかかってちょっと手間ということもあり、月に1度の頻度でしか作っていません。でも、ここまでやってるなら豆腐を作るのもあと一歩なのかな。にがりさえ手に入ればですが。

噂によると、海外在住組はにがりがなければお酢やレモン汁を使ってお豆腐を作ってしまう人もいるとか。それならばルワンダにいながら、本当の自家製豆腐も作れるはずです。

リモートワーク生活がまだまだ続きそうなので、気合を入れてMY豆腐に挑戦してみるのもありかもしれません。

まとめ:海外ではレストランで新鮮な豆腐を買おう

大豆と豆腐
住んでいる町にアジアの食材屋さんがあれば、豆腐は簡単に手に入るかもしれません。もしくは欧米の大都会であればTOFUはヘルシー食材として完全に認識されていて、スーパーでも余裕で並んでいるかもしれません。

でも、そうではない町はいくらでもあります。

スーパーに豆腐が並んでいない場所に住んでいる方にオススメしたいのが「町の中華料理屋さんに分けて貰えるようお願いする」というテクニック。彼らはどこの国にいようが、自分たちで食材を育てて作ってたくましく暮らしていることが多いです。

手作りということもあって、日本で食べられるようなつるつるのお豆腐ではないかもしれません。でも本格中華っぽい麻婆豆腐を作るにはバッチリですし、何にせよ市販品が手に入らない環境下では、木綿だ絹だと言っている場合ではないというのが正直なところです。

スーパーで豆腐がないから、食べたいのに食べれない…という環境にある方、海外の長期保存豆腐はちょっと嫌だなぁという方は、ぜひ中華料理屋さんに足を運んでみて下さい!

ちなみに、我が家は最近このお店の枝豆にハマっています。坊はおやつにも食べまています!

枝豆とビール