こんにちは。「minimalish life」をご覧頂き、ありがとうと座います。アフリカ大陸のほぼ真ん中に位置する、ルワンダより通常はお届けしています。この記事を書いている2022年夏は、日本に一時帰国中です!
現在2度目の妊娠をしていて、妊娠後期に突入したのですが、このタイミングで妊娠糖尿病疑惑!というハプニングがありました。
3年前の1回目の妊娠時は、これといったトラブルもなかったので、今回もスムーズだろう…なんて高を括っていたら、検診時に宜しくない数値を叩き出してしまいました。
実は最近増えているという妊娠糖尿病について、ギクッとした経験を残しておきます。
・初めての妊娠でドキドキしている方
・年齢が上がった妊娠で心配な方
・妊娠糖尿病の疑いがあるといわれた方
そもそも妊娠糖尿病って何?
名前は聞いたことがあったけれど、いざ「疑惑あり」と言われて焦って調べた妊娠糖尿病。あくまでも一個人のリサーチによるものですが、このような病気のようです。
- 妊娠中に血糖値コントロールが上手くいかなくなってしまう病気
- 妊娠時は胎児に栄養を送るべく胎盤からインスリンの働きを抑えるよう指示を受けるため、血糖値のバランスが崩れがち
- 血糖値が上がりすぎて母体&胎児に悪影響を及ぼすレベルになると、妊娠糖尿病と判断
これといって自覚症状があるわけでもなく、血液検査で判明する方が多いそうです。
本格的にかかってしまうと母体にも赤ちゃんにもトラブルが出る可能性が高まるそうで、できるだけ早期発見して、食事療法などを取り入れる必要があるのだとか。
インスリンの分泌を妨げる胎盤が原因であることが多いので、出産が終わって胎盤が外に出ると同時に、妊娠糖尿病も終わるケースがほとんどです。人間の体って不思議!
妊婦検診時に妊娠糖尿病の疑惑が浮上
今回妊娠8か月の時に受けたブドウ糖負荷テストにて、妊娠糖尿病の疑いありと診断されました。
- 朝ごはんは普通に食べた状態で午前中に検査
- ブドウ糖50gの入ったジュースを飲みほす
- 1時間後に血糖値を調べる
あえて甘いものを摂取して、血糖値がどれだけ上がるかチェックするという検査です。
サイダーのような小瓶を飲み干すのは、甘い飲み物を滅多に飲まない私にとって一苦労…何とか飲み切った末に、妊娠糖尿病の疑い有りという嬉しくないニュースを受け取りました。チーン。
これと言って何か事前に対策をするワケでもなく、普通に朝ごはんにパンを食べてから受けてしまったことで、血糖値が上がってしまったのかもしれません。前日はがっつりうどんも食べたなぁなど、思い当たる節は色々。
過去に見かけた妊娠糖尿病検査入院の方の思い出
「疑いあり」なんて言われてしまってから、あれこれと思い出していたのですが…。
そういえば第一子出産時に同じ病室に妊婦さんがいました。まさにこの検査にひっかかり、「検査入院+食事指導」を受けていた方。
周りの人が度重なる授乳に呼び出されている一方で、まだ妊婦さんの彼女は「ご飯を食べては血糖値を測り…」の繰り返しで、面会に来ていた旦那さんに「結構つらいやー」と言っていたのを思い出します。
出来れば検査入院には引っ掛かりたくない!とはいえ、再検査は明後日に迫っているという事態で、これと言ってなにも対策はできませんでした。ちなみに、前日の夜ご飯も至って普通に食べました。
妊娠糖尿病の再検査は3時間コース
再検査になってしまったので、前回よりも少し本格的なテストを受けました。
- 前日の20時以降は食べるのは禁止。飲むのは水か白湯だけ。
- 当日の朝は何も食べずに病院へ
- まず血液検査をして空腹時の数値を確認
- ブドウ糖が75g入ったジュースを一気飲み
- そのあと1時間経ってから2度目の血液検査
- さらに1時間経ってから3度目の血液検査
- そして1時間後に検査結果発表
おなかがすいた状態に甘いジュースだけ入れて、あとは1時間起きに血液検査という検査でした。でも意外と甘さが効くのか、空腹で倒れそう…という感じではありませんでした。
3度目の血液検査が終わった後に、外出許可を得て軽く腹ごしらえをして、1時間後の結果発表に挑みます。幸いにも数値は規定値以内とのことで、妊娠糖尿病ではありませんでした!ホッ。
コロナ禍で妊娠糖尿病の妊婦が増えているって本当?
先生・ナースの対応はとても淡々としていて、万歳をしたいくらいうれしいニュースだというのに、「あ、大丈夫ですねー」といった塩対応でした。
一方で、お話をするチャンスのあった助産師さんに話をしてみると興味深い話を聞くことができました。
・妊娠後期だと胎盤も育っているから、よりインスリンの分泌量がブロックされて、血糖値コントロールが難しくなる
・最近はコロナの影響もあって、検査に引っ掛かる人が増えている
なんだか怖そうな名前の病気ですが、こうやって聞くと「なるほどな」とちょっと納得が出来ました。
1回目のテストで疑いと出るのは2,3人に1人
私の通っている東京衛生アドベンチスト病院は、産科にお世話になっている方の年齢が高い(平均が35歳を超えているそう!)ということもあり、妊娠糖尿病のテストにひっかかる人が多いのだとか。
年齢が上がることで妊娠糖尿病にかかるリスクが高まるということもあり、この病院では「2,3人に1人」が「疑いあり」と言われているそうです。なんという確率!
でも、それだけの人が引っ掛かっているのであれば、レアな怖い病気にかかったワケではないんだな…と、少しほっとすることができました。
2回目の再検査で引っ掛かるのは4人に1人
一度目の検査で「妊娠糖尿病の疑いあり」と言われて、2度目の検査に行く人は多いですが、最終的に再検査で「妊娠糖尿病」と診断されるのは4人に一人程度なのだとか。25%くらいの確率なので、決して高くないなという印象です。
- 肥満体質の人
- 妊娠時に急激に体重が増えた人
- 35歳以上の人
- 家族に糖尿病患者がいる人 など
私の場合は、どれにも当てはまっていないなと感じたので、あまり気負うことなく再検査に向かうことができました。
在宅生活によって運動量・食事量が見合っていない!?
お話した助産師さん曰く、コロナ禍に突入してから「妊娠糖尿病の疑いあり」と診断される人の数がグッと増えているそうです。確かに「2,3人に1人が再検査対象」だなんて、ちょっと確率が高すぎます。
その理由はシンプルで、コロナの影響で在宅生活が増えたことで、「運動量が落ちている&そのくせ家にいるから小腹がすいたらつい食べちゃうという」良くないスパイラルに突入している人が多いのだとか。ギクッ。
妊婦生活とはいえ、医師から安静になどと言われていない限りは、無理のない範囲で体を動かさないとだなぁと感じた瞬間でした。
まとめ:妊娠糖尿病は逃れたけれど生活スタイルは気を付けよう!
第一子妊娠時は全く問題のなかった妊娠糖尿病ですが、第二子妊娠時に「疑いあり」との診断を受けてしまいドキッとしました。
前回と比べると3歳年を取ったことと、コロナ太りによって元の体重がUPしたところからの妊娠生活ということもあり、ちょっぴりヒヤッとしましたハプニングでした。
幸い妊娠糖尿病ではありませんでしたが、改めて妊婦生活中の運動量や食生活を見直す良いキッカケになったと言えるでしょう。
妊娠生活も残り1か月ほど。できるだけスムーズなお産になるように、特に体を動かすことの方を意識しながら準備していきたいです。