ルワンダ紹介

ルワンダの片田舎で農園見学。そう、ここは農業国。

farm visit

こんにちは。「minimalish life」をご覧いただきありがとうございます。アフリカ大陸のほぼ真ん中に位置する、ルワンダよりお届けしています。

現地でできたお友達に誘ってもらい、農園見学に行かせてもらえることになりました。そうなんです、ルワンダはTHE農業国。

今でこそITに注力していて、日本のメディアでもハイテクノロジーな国だという報道が多いですが、それでもまだ国民の7割は農業従事者といわれているほど、農業が盛んな国です。

首都のキガリに暮らしていると、綺麗に舗装された道や大きな建物に囲まれていて、ちょっと勘違いしてしまいがち。でもこの国をぐっと支えているのはこういう農業の世界だよなと改めて感じた体験でした。

こんな方にお勧めの記事です

・ルワンダが気になっている方
・ルワンダに渡航予定の方
・海外の農業事情が気になる方

農園見学でルワンダの小田舎体験

ごとごと道
家族ぐるみで仲良くしてくれている現地のお友達に誘っていただいて、ご家族のやっている小さな農園を見せてもらうことになりました。実際に中に入れる機会なんて滅多にないことなので有難い機会!

「中心部からちょっと出たところだよ」と言われて車で出かけると、想像以上の田舎道。舗装されていないでこぼこ道をひたすら小一時間という「全然ちょっとじゃないよー」というエリアでした。

丘だらけ
ルワンダは「千の丘の国」と呼ばれているくらい丘だらけ。こちらの農園もまさに丘。

どーんと広がる広大な敷地が滅多にないこの国。実際農地として使うのは厄介だそう。

水をやるにも丘に登るのが大変だし、急斜面だと育てられるものも限られるし…

実際にこのご家族も丘の斜面は使っておらず。丘の下半分の平たいエリアでちょっと野菜を作っているという状況でした

エリアごとに、食用バナナだったり、サツマイモが育っていて面白い。散策させてもらうと、勝手に育っているカボチャも発見。大人も子供もすごく楽しいウォーキング、というかハイキングになりました。

農園ならではの動物にも会えました

牛さん
「農園には動物もいるから、坊に牛を見せたいよ」と誘ってもらった今回の農園見学。お野菜ゾーンを超えた先に、牛小屋がありました。

「数匹いるだけ」と聞いていたのだけど、行ってみたら子供が生まれて育っていたりと20頭近く!結構な大所帯でした。

久しぶりに牛を間近でみましたが、目がぎょろっとしていて、鼻の穴が巨大で迫力満点。雄牛はかなり大きくてちょっと怖いくらいでした。

羊さん
さらにはルワンダでは珍しい羊も何頭か。イスラム系の食事によく使われているということで、売り買いされている小さな市場があるそうです。

ルワンダでメジャーな白トウモロコシ

白トウモロコシ
白トウモロコシと呼ばれている甘くないトウモロコシがたくさん収穫されていました。この時期に皮をむいて干しておくそう。

黄色い甘いトウモロコシは1度も見たことがないのですが、一方でこの白トウモロコシは現地の食事では定番中の定番。甘いものを知っている身からすると、硬いだけであんまり…と言いうのが正直なところですが、都会でも空き地などあちこちで育てられている定番作物です。

これらは収穫した後に干して、そのあとに実をほぐします。ほぐしたものを市場に持っていって買ってもらうのだとか。そして、機械にかけてパウダー状にするのが定番。

そのパウダーを家庭ではお湯やミルクで溶いて、お粥のようにして食べています。我が家でもパッケージ化されたものをたまに買っています。

まとめ:どローカルルワンダを見れて大満足の農園見学

植物
昨今メディアで取り上げられるルワンダは、急成長しているIT業界の話だったり、どんどんビルが増えている都心の様子が多いです。もちろんそちらも本物なのだけど、でも実際は国民のほとんどが農民。

いつもの暮らすエリアから、ほんの20分ほど車で出るだけで農地が広がっているというのが事実です。ふと忘れがちなそんなことを、今回の農園見学で思い出すことができました。

もちろん人の敷地に勝手に入れないので、外から見るだけだった農業の世界。現地の友達ができたことで、まさかの内部まで入ることができるだなんて、珍しい体験ができました。

バナナの木

色々な野菜が育っている姿や、動物がいるのを見れて、子供だけでなく大人もすごく楽しい週末のお出かけとなりました。また違う季節に行けば、育っている作物も違うのかなと思うと、それも楽しみ。

ちょっと遠いというのが難点ですが、たまにお出かけがてら行かせてもらうと楽しいかな、なんて思いました。

一方で、THE都会な景色が気になる方は、こちらもご覧ください!