ルワンダ紹介

ルワンダで美味しいチーズが食べたければLa fromagerie

La fromagerie

こんにちは。「minimalish life」をご覧いただきありがとうございます。アフリカ大陸のほぼ真ん中に位置する、ルワンダよりお届けしています。

ルワンダで美味しいチーズが食べたければ、ヨーロッパから輸入された異様に高いものを買うしかありませんでした。でも、2020年にLa fromagerieがオープンしてからというもの、ルワンダ産のチーズが手に入るように…!

どの業界も大打撃を受けた2020年でしたが、そんな最中にオープンしたこのこぢんまりとした小さなチーズ屋さん。フランス人も美味しいというほどの、地産地消チーズをご紹介します。

こんな方にお勧めの記事です

・ルワンダが気になっている方
・ルワンダに渡航予定の方
・現地の小さいビジネスが気になる方

2020年に生まれたチーズ屋さん La fromagerie

la fromagerie
パンデミックの影響を受けて多くのビジネスが苦戦を強いられる中、ふわっと宣伝が始まったLa fromagerie。チーズ好きな私としては、絶対に食べてみたい…と思い、連絡をしてみました。

この国にいると、個人がやっているような小さいビジネスがたくさん。大きなお店を構えずにやっているケースも多く、このお店もWhatsApp(LINEのようなもの)上で、やりとりをする規模でした。

グループに追加してもらうことで、「今週の在庫状況」がメールで送られてきます。事前に予約をして、週に2回だけオープンするオーナーのご自宅に取りに行く形。もしくは、追加で費用を払えばデリバリーをしてくれるという形態です。

食べてみた結果、一押しはヤギのチーズ

apero
お友達が遊びに来てくれるタイミングで、2回買ってみたことのある我が家ですが、試した結果「ヤギのチーズ」がとても美味しい。

ルワンダ産のチーズも存在しますが、基本的には牛乳から作られているもの。ヤギはあちこちにいて、育てられているものの、お肉として食べることが主要なので、ヤギのチーズは滅多に見かけません。そこに目をつけたのでしょうか。

チーズ好きの我が家でも大HIT。さらに、お客さんにも大好評!10㎝くらいの丸いチーズ1個で3,800Rwfなので、500円くらい。ぼちぼちのお値段です。

カマンベールの方はうーん、ちょっと違うかな。なんだか全体的に硬くて、あのとろーんとしたカマンベール感がありませんでした。ちゃんと常温に戻したのだけど。

そんなわけで、このお店ではヤギのチーズがお勧めです。プレーンと、上に黒コショウが乗っているタイプがありました。コショウがついているのも、大人のおつまみという感じで良さそうです。

ルワンダでは珍しい、完ぺきなトラブル対応。

Apero
このお店は、ルワンダの西部のカロンギというエリアに工場を構えているとのこと。小さな工房で手作りしたものを、首都キガリまで運んでいます。

そんな遥々移動してくるチーズなのですが、なんと買ったチーズにカビが生えているという事件。小さい規模のお店だからそんなこともあるよね…と思いつつ、一応オーナーの方に写真を撮って連絡してみました。

すると、ここはルワンダということを忘れるほどの神対応…!

すぐにメールでのやりとりし、オーナー自らが翌日に新しいものを持ってきてくれました。日本にいたら返品などは当たり前かもしれませんが、この国においてそんなことは基本的にありえません。

クレームのメールに返信がないのは当たり前。買った側の管理が悪かったんじゃない?と言われてもおかしくないようなサービスが多い中、すぐに対応してくれました。

そんな誠実な対応からも、ますますこのビジネスを応援したいなと思うようになりました。次のお楽しみ会にも、また目玉おつまみとしてオーダーしよう!

まとめ:これから頑張ってと応援したくなるチーズ屋さん

チーズ
ヨーロッパ人のスタンダードはとても高く「値段は高くてもいいからちゃんとしたものが食べたい」という風潮が強い気がします。そんな中で生まれたチーズ屋さん。

周りのヨーロピアンな友人と話題になっても「La fromagerieのヤギのチーズはいいよね」という話が飛び交うくらい、すでに大人気っぷりのお店です。

まだまだ規模は小さい個人事業ですが、これからますます外国人が増えていくにつれて人気になっていくんだろうなぁと期待できます。

ルワンダにはこれくらいの小さい規模のビジネスがたくさん。厳しい2020年を耐え抜いたからこそ、これからぐんぐんと伸びていったらいいなぁと応援しつつ、定期的にオーダーしていこうと思っています。