ルワンダ紹介

ルワンダ国内旅行・ムサンゼのサイクリングセンターへ

ムサンゼ家族旅行の文字

こんにちは。「minimalish life」をご覧いただきありがとうございます。アフリカ大陸のほぼ真ん中に位置する、ルワンダよりお届けしています。

ルワンダに住み始めて4年目。最初の数年は「折角アフリカ大陸にいるのだから!」と近隣諸国への旅行を意識していましたが、今年はそうもいかない1年になりました。

在ルワ外国人が同じ状況。以前ならタンザニアの島に行ったよ!ケニアのサファリはやっぱり良い!などの情報が飛び交っていましたが、今年は「国内のここに行ったらよかったよ!」「近場にこんな穴場を発見!」と情報が入ってくるように。急にルワンダ国内の観光地がホットです。

そんな訳で、我が家も首都キガリを出て、違うエリアに出かけてみました。今回ルワンダの北部、ムサンゼ遊びに行ったので写真を沢山でご紹介します。

こんな方にお勧めの記事です

・ルワンダに興味のある方
・ルワンダ旅行を計画中の方
・アフリカ旅行ってどんな感じ?

ルワンダの片田舎でコテージ体験

今回は子連れ家族にオススメと聞いていたAfrica Rising Cycling Centerに泊まりました。

サイクリングセンターという名前にもある通り、ルワンダの公式自転車チームが訓練をしている場所です。センター内には訓練所や自転車の修理場もありつつ、食堂や宿泊施設も備えています。

芝生の上に犬

すごく広い敷地に、ぽつんぽつんとかわいいレンガ調の建物が立っていて、素敵な雰囲気。子連れだとこの敷地から出ずに数日は遊び倒せそう!素朴な施設ではありますが、綺麗に整えられていて居心地のいい場所でした。

宿泊先:Africa Rising Cycling Center
レート:2020年12月現在 朝食込みで30,000Rwf/大人(約3,500円) 子供は10歳以下無料
注意点:アメニティは石鹸とタオルのみ。色々持ち込みをオススメします。

ルワンダは自転車好きには聖地

実はここルワンダは「千の丘の国」と呼ばれるほど、丘だらけの国です。

普通の人からしたらこんな国で自転車なんて辛いだけですが、これが鍛えている人からすると好都合だそう。標高が1,500㎞と酸素の薄い環境で運動が出来るだけじゃなく、ひたすら上って降りてと足を鍛えられるからです。コロナで渡航規制が入る前は、ヨーロッパからなど本格的なプロ集団が練習合宿に来ているという話も聞きました。

サイクリングセンターの建物

加えて、近年自転車好きがどんどん増えているルワンダ。本格的な「サイクルイベント」が立ち上がり中。2020年の2月には、数日かけてルワンダを一周するというイベントが初めて実施されたり、10月にはマウンテンバイクの本格的なレースも。益々盛り上がっていきそうな勢いです!

お遊びで一緒にサイクリングに行くけど、みなさんの脚力が半端ない。数時間漕ぎ続けるのが大好きというようなクレイジーなプロ級の人たちが沢山います(夫のつぶやき)

バイクツアーでリアルな農村体験!

サイクリングセンターということもあり、マウンテンバイクを借りることができます。敷地内に小高い丘が幾つもあって練習することもできるし、スタッフの方と敷地の外へツアーに出ることも。

自転車ツアー:30,000Rwf/人
最大5時間の農村部を巡るツアー。その人のレベルに合わせたコースを考えてくれます。マウンテンバイクだけじゃなくて、電動マウンテンバイクもあるので希望を伝えましょう!

今回は10歳の男の子のいるご家族とご一緒しました。そんな彼は、ちょっと練習しただけで電動マウンテンバイクに慣れたようで、2時間近いコースに挑戦していました!さらに自転車に乗ったまま階段も降りれるように。少年の吸収力ってすごいな。

自転車

車では通れないような小道、トウモロコシ畑の中をぐんぐんを通っていき、現地の方が生活しているエリアまで見れるということで、人気のツアーです。勝手に農村部に入るのは憚られるし、現地のスタッフの方にガイドしてもらうというのは凄く重要なことかもしれません。

今回は夫が参加し、私は息子とセンターでお留守番でしたが、次は挑戦してみようかな…

ルワンダ北部のムサンゼで出来ること

首都キガリから2時間で行けるムサンゼは、小さい子のいる我が家にとって行きやすい場所です。それもあって、今年は2回も行ってしまいました。

シートベルトしてずーっと座っているのが嫌なんだもん(坊のつぶやき)

小さな町ではありますが、観光地として盛り上がってきている場所。少しずつ面白いスポットも増えてきているようで、素敵な場所が幾つかあったのでご紹介します。

美術館:Inshuti Arts Culture Center

美術館というと堅苦しい感じがしてしまいますが、とてもかわいい動物のオブジェが入り口に並んでいて子供も楽しめる感じ。我が家の坊はゴリラのオブジェにビックリしていました。

ゴリラのオブジェ

現地の若いアーティストの活躍の場を提供しているのだとか。実際に訪れたときはお兄さんが絵を描いているいたり、それを見た少年が横で絵を描き始めていたり。気軽に行けるギャラリーでした。

島への探検:Ruhondo Beach Resort

ボートに乗らないとたどり着けないレストランとして有名な場所。波止場を探すのに大苦戦するも、無事にボートに乗れて島に辿り着けました。

島では湖で取った魚が食べられます!でも湖の魚ってちょっと臭いんですよね…

ティラピアのランチ

それでもルワンダにいると魚を食べるチャンスは限られているので、折角だからとオーダーしました。うん、やっぱりちょっと臭かったです。

カフェ:Crema

ムサンゼに行く人が全員立ち寄ると言っても過言ではないカフェ。コーヒーの産地ルワンダですが、美味しく淹れてくれる場所は限られているという現状。ここは外国人が立ち上げたカフェなので、間違いなく美味しいです。

カフェの内観

12月に行ったら、暖炉がクリスマスモードになっていました。かわいい!

ホテルレストラン:Five Volcanoes Hotel

初めてムサンゼに行った時に泊まったホテルにご飯を食べに行きました。こぢんまりして可愛いホテルなのですが、通常料金だと宿泊料が$1,000/泊という目玉が飛び出る価格。※我が家が泊まった時は、国内旅行推進の為の特別レートでした。

ホテルの外観

特別レートがなき今、泊まりに行くのはちょっと難しいので、レストランとして立ち寄りました。前菜・メイン・デザートと3コースメニューで、ちょっと贅沢なごはんが楽しめます。ここは本当にオススメです。

ホテルのレストランというと堅苦しい印象がありますが、ここはとてもカジュアル。1歳児にもとても優しくて、ハイチェアも完備。子供用の特別ごはんも希望に応じて作ってくれます!

まとめ:ムサンゼはキガリから近いお出かけスポット!

ムサンゼの山

首都キガリから2時間弱で辿り着ける、北部ムサンゼ。旅行でルワンダにお越しの際、首都だけじゃなく違う場所も見てみたいなと思う方は、ちょっとしたお出かけとして違う町を見るのも良いかも。ここに来ると丘だけじゃなくて山も見れるので、景色がちょっと違います。

外国人でも入りやすいお店がじわじわと増えてきている一方で、まだまだローカルのアフリカ感は沢山漂う片田舎。そこを自転車で駆け巡るというアクティビティも準備されています。

綺麗なホテルも多いムサンゼですが、今回ご紹介したCycling Centerは居心地の良いコテージ体験が出来るのでオススメです。学生がわいわい泊まるにはすごく楽しいでしょうし、旅行中、ちょっと違う体験がしたいなという方はぜひご検討ください。

キガリからムサンゼへ移動する際には、こちらのローカル道の駅へ立ち寄るのを忘れずに!

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