こんにちは。「minimalish life」をご覧いただきありがとうございます。アフリカ大陸のほぼ真ん中に位置する、ルワンダよりお届けしています。
ルワンダ在住5年目を迎えて、ついに気になっていたルワンダバスケットの手作り体験に行ってきました。以前から噂では聞いていたものの「誰か旅行で遊びに来てくれたらいいかな」と先送りにしていたアクティビティです。
お友達に誘ってもらい、ついに自分の手でバスケット編みに挑戦してみたら、思ってる以上に大変!
ルワンダ在住歴が長くなってきたけれど、改めてルワンダの面白いところやすごいところを体験する機会が設けられてよかったなと感じました。
・ルワンダに旅行予定の方
・ルワンダバスケットが好きな方
・ハンドメイドが好きな方
Nyamirambo Women’s Centerのルワンダ体験ツアー
今回訪れたのはニャミランボという地域にある、女性支援団体の運営するルワンダ体験ツアー。
この団体の歴史は長く2007年から、現地の女性支援を目的に民芸品の販売としたり、体験イベントを提供したりしています。
観光バスに乗るだけでは感じることが出来ないルワンダ、THEローカルな世界を体験できるとあって人気のツアーは全部で3つ。
・ニャミランボ地区のローカルお散歩ツアー
・現地のお母ちゃんによるローカル料理教室
・ルワンダバスケットの手作り体験
今回は、この中の3つ目のイベントに参加しました。当日ガイドをしてくださった方に聞いてみると、お散歩ツアーが1番人気だそうです。
どのツアーも事前申し込みが必要なので、気になる方はこちらのホームページで詳細を確認の上で、連絡を取ってみてください。英語が通じるので安心です◎
ルワンダバスケットってどんなもの?と疑問に思った方は、バスケットをご紹介してるこちらの記事も併せてご覧ください。
ルワンダ体験ツアーの当日の流れ
事前に予約をして、ドキドキしながら滅多に行くことのないニャミランボ地区へ向かいました。
10:00 センターに集合
10:00~団体の活動や歴史について説明を受ける
10:30~それぞれ申し込んだツアーへ
12:30~希望者はランチへ
13:00 解散
ランチを食べなければ午前中だけで完了となるので、スケジュールがタイトな旅行者にも嬉しいツアーです。
どのツアーも一律15,000Rwf(約2,000円)
ランチ付きにすると+3,000Rwfです。
しっかりと歴史や説明をしてもらえて、自分1人では見られないどローカルな世界を体験できるとあって、人気のツアーです。
ルワンダバスケットを手作りする体験ツアー
私たちが申し込んだのはルワンダバスケットを作る手作りツアーでした。
最初にルワンダバスケットの素材となるサイザルという植物や、素材として加工していく過程の写真を見せてもらいます。ここルワンダではどこにでも生えている植物だとか。
その後は、自分が使いたいサイザルの色を選んで、さっそく編み込みスタートです。今回私たちに教えて下さった方は、比較的若いお姉さんでしたが「この道20年」というプロ!!
サクサクと進める手をみると簡単そうだけど、いざ自分でやろうとすると「こっちをひっぱって、こっちをねじって、こっちをおさえて…」と手がつりそう。
途中でお喋りをはさみながら、なんとか1時間半ほどで、とっても小さなモチーフが完成しました。いやはや、これだけ頑張って、このサイズって。
ハンドメイドと気軽に言いがちだけど、これからルワンダバスケットを見るたびにこの経験を思い出しそうです。
いわゆるバスケットの制作日数は3日ほど
いざやってみると、すごく大変なルワンダバスケットの編み込み。1時間半真剣に頑張って出来上がったのは、直径5㎝にも満たない円。
市販されているバスケットには程遠いな…という仕上がりだけど、もうこれ以上は頑張れないなぁと手が悲鳴をあげていました。
売られている直径30㎝や50㎝ほどのバスケットは「制作日数3日ほど」かかっているのだとか。地道なことが得意なルワンダン女性が、コツコツ編み続けて3日と考えると、我々ビギナーが挑戦したら一週間以上かかるんじゃないかな…
なんとなく「色が可愛い」「表面がケバだってない」など表面的なことで評価しがちだったルワンダバスケットですが、これからはもっとリスペクトしながら眺めようと思った体験でした。
まとめ:バスケットを手編みするって大変なこと
以前から気になっていたルワンダのローカルを体験できるツアー@Nyamirambo Women’s Center
その中でもやりたかった「ルワンダバスケットの手作り体験」に行ってきました。なんとなく気軽にそれなりのバスケットが編めるのかしら~なんて思っていたけれど、思っていたよりもとっても大変。
根気のいる作業ではあったけど、説明に加えてお喋りを楽しみながら作業を進め、めげそうになっていると先生が追い上げてくれたり。1時間半はあっという間に過ぎてしまいました。
ルワンダでバスケットを見かけて買って帰ろうかなぁと思う人は多いけど、実際に作る体験までする人は少ないはず。旅行スケジュールに半日空いている朝があれば、是非申し込んでみるのをおすすめします。
最後の写真、ルワンダごはんが気になるぞ!という方は、こちらも併せてご覧ください。
終わった後の、ルワンダごはんがなんだか沁みました。汗だくになりながら頑張ったからでしょうか。