アフリカのルワンダってどんなところ？ルワンダ散歩をご紹介します。
こんにちは。「minimalish life」をご覧いただきありがとうございます。アフリカ大陸のほぼ真ん中に位置する、ルワンダよりお届けしています。
先日、のんびりと散歩をする機会があったので、歩いたRN3番通りの景色を沢山写真に収めてきました。キガリ在住4年目ともなると、街中の写真を撮ることは減ってくるのですが、写真を撮ろうと思って歩くと、なんだか旅行者気分で楽しかったです。
キガリハイツと呼ばれるショッピングモールから、米国大使館まで一本道、約3キロをのんびり散歩。一緒に歩いている気分でご覧いただければと思います。
・ルワンダが気になっている方
・ルワンダに旅行予定の方
・アフリカの景色が気になる方
ルワンダ散歩、スタート地点はショッピングセンター。
ちょうどこの日の散歩は、ショッピングセンター内の銀行に寄ったのが始まり。
首都キガリで1番華やかな、ショッピングセンターが2つ並んでいて、国際会議などを開催する為のコンベンションセンター、そしてラディソンブルホテルが並ぶ活気のある場所です。
ここ5年の間に出来たばかりの商業エリアということもあって、それなりに綺麗。そしてわりと英語が話せるスタッフが多いという印象です。それもあって、銀行の窓口に用事がある時は、ここの支店に行くようにしています。
ルワンダの大使館通り。いわばキガリの港区!?
ショッピングセンターからまっすぐの大通りは、大使館が沢山並んでいます。いわば東京の港区みたいな感じでしょうか。
オランダ大使館。イギリス大使館。スウェーデン大使館。ケニア大使館…ビックリするくらい大使館だらけ。
のんびりと歩いていくと、ついに我らが日本大使館も現れました。この大きな建物の中の2フロアが日本大使館です。
日本大使館を過ぎると、新しく出来たばかりの大使館の建物が続きます。この辺りはお国柄が現れていて、建物ウォッチングが面白いんです。
エジプト大使館。エキゾチックな吊りランプが並んでいるのが分かりますか。今まさに建設中。どんな仕上がりになるのか楽しみです。
リビア大使館。こちらは派手な門構えが印象的。アラビア文字が書いてあるのも、なんだか見栄えがします。
こちら中国商工会議所。建物からして赤い!インパクトのある建屋です。
大統領府もこのRN3番通りに並んでいます
建物ウォッチングをしながらカメラ片手に歩いていると、途中からすこし雰囲気が変わります。
植物がモサモサと生えていて、高い壁。大きな銃を構えた警察官。そして撮影禁止マーク。
そう、この大使館が並ぶ道の途中には、大統領がお仕事をする大統領行政府も並んでいるんです。お国の機関まで、こんな身近にあるというのがコンパクトな町キガリならではです。
これと言って何をしている訳でも、やましいことがある訳でもないのに、ちょっと緊張するエリア。何事もないかのように(いや、ないんだけど)さささっと警察官の前を通り過ぎます。
実際に大統領が出勤される時は、ご本人の車と護衛の車が4，5台で移動しているのですが、この辺りは一般車両が通行禁止になります。運転中に、突然渋滞しているな…というときは、大抵ご移動のタイミング。長くて10分くらい、一般車両はかなり手前の段階で警官によって停められます。
政府系の機関が多いエリアに突入
大統領府だけでなく、交通省や教育府等の政府系機関も並ぶエリア。皇居の周り、霞が関近辺といった感じでしょうか。
2年に1度ビザを更新するときに、お世話になる移民局。今は人の出入りが制限されているからスカスカなんだろうなぁと思ったものの、覗いてみたら待合室には結構人がいました。どういうことだろうか。
お散歩のゴールは米国大使館
この国との関係が強いからでしょうか。1番目立つ位置にどーんと構えているのが、アメリカ大使館。現地の含め、人々の会話の中に「大使館のところを曲がって…」と来たら、この米国大使館のことを意味しているくらい、有名スポットです。
12月になると、このランドアバウトの中心部にはイルミネーションが施されます。ちょうどお散歩したのが1月上旬。数日前に片づけているスタッフがいたので、なくなっていました。この国において、クリスマスの片づけは大抵1月半ばです。
まとめ：メイン通りは入念な手入れがされ良い散歩道
このRN3番通りは、空港に到着したゲストが、外資系ホテルの並ぶタウンと呼ばれるエリアへ移動する際に通過する道。更に、各国の大使館や国連系組織もオフィスを構え、大統領、そして政府系組織と重要な方々が往来する場所。
それもあって、毎日のようにお掃除のスタッフがゴミ拾いをして、中央分離帯に植えられている木や花の手入れがされています。いやはや、それやりすぎじゃない？という程に、せっせと水を撒いている姿を見かけます。
約3Km、私ののんびり足で40分程度のお散歩でした。今回は超中心地をご紹介しましたが、ルワンダの小田舎の散歩(ラン)景色は、こちらの記事で写真付きでご紹介しています。気になる方は合わせてご覧ください。
この大統領ご一行の為に、一般車両が道を開ける制度。ルワンダだけじゃなくて、アフリカではかなり当たり前なんです。日本ではそんなことないよ？という話をしたら「え、普通の車と一緒に走ってるってこと？」「一般人と一緒に赤信号で停まって待つの？」と、ルワンダ人はビックリしていました。