ルワンダ紹介

ルワンダはアフリカデビューにおすすめ

山の景色

こんにちは。「minimalish life」をご覧いただきありがとうございます。アフリカ大陸のほぼ真ん中に位置する、ルワンダよりお届けしています。

ルワンダという国を聞いたことはありますか?3年前移住の話をすると、殆どの人は「え、それどこ?」という感じでした。コーヒー好きの方は稀に知ってるかな、というくらい。

日本から見ると、まだ遠いアフリカ。

「アフリカ」と一括りにしてしまいがちですが、実は54個もの国があり、地域や国によって言葉や文化、雰囲気が全く違います。そんな中、ここルワンダはアフリカデビューにお勧めだと断言できます!

この記事はこんな方向け

・最近耳にするアフリカが気になる方
・ルワンダへ行こうかと考えている方
・珍しい旅行先を探している方

ルワンダはとにかく気候が良い。

在ルワ歴が長い人ほど、本当に暮らしやすい気候だと口を揃えて言います。日本のように四季がないのは慣れるまで不思議ですが、雨季→乾期→雨季と数か月単位で変わるだけです。

雨季と言っても、昼間は快晴で、夕方に1時間ほどの豪雨がある程度。スコールは迫力があるのですが、日本の梅雨時のように「一日中雨でどんより」なんてことは滅多にありません。むしろ昼間の暑さが雨で流されて、ホッとするほど。

一年を通して30度程度。日差しはジリジリと強いので、炎天下では暑いのですが、夕方には涼しくなってきて、夜には薄手の長袖を羽織ろうかなというくらい。この快適生活をしてしまうと、21時過ぎてもムシムシした日本の夏には帰れません。

移住組としては、夏服しか持ってこなくて良いというのは凄く助かる話です。冬物ってかさばりますしね。子供の服も夏物しか買わなくて良いし、衣替えも不要なので、本当に楽ちんです。

ルワンダはアフリカで1番治安が良い。

これは良く言われていることですし、私も日々の生活からじわじわと感じています。

・ちょっとそこまで歩いて買い物へ。
・子供と手を繋いで家の周りをお散歩。
・音楽を聴きながらジョギング。

これらは日本にいたら当たり前のこと。でも一歩外の世界に出たら違います。

「身を守るために家の外に出るときは必ず車」という国は意外と多いです。ちょっとそこまででも。更には「外国人が運転している」というだけで目を付けられるので、現地人の運転手を雇い、後部座席で隠れるように移動するという国もあります。

以前、南アフリカ在住の友達が遊びに来てくれましたが、アフリカなのに外を歩けるということにビックリ!歩けるのは嬉しい反面、不思議すぎて「そわそわしちゃう…」と言っていました。

安全と言われてるはいえ、車に置いてたパソコンが取られたなど、小さな盗みはたまに耳にするので、気を抜くのは厳禁。カフェなどで、スマホで席取りをしていて盗まれないのは日本だけです。

治安が良いというのは、旅行で訪れるのは勿論、長期滞在するには重要なポイントです。

片田舎の雰囲気
アフリカで1番治安の良い国ルワンダ。10kmランに参加。ここルワンダは「アフリカの治安ランキング1位」をとるほど、安全な国と言われています。勿論油断はできませんが、散歩・ジョギング・サイクリングが出来る珍しい国です。先日まさかのジョギング大会に出ることに。首都キガリの片田舎の景色を沢山写真に収めたので、ご紹介していきたいと思います。...

ルワンダでは英語が苦手でもなんとかなる。

ルワンダの主要言語は英語、フランス語、キニヤルワンダ語、スワヒリ語と4つあります。

4つも!と日本人からしたらちょっとビックリですが、全員が全て話せるという訳ではありません。私の肌感覚だと、ルワンダ語は話せる&もう1言語はいけるかな…という感じ。

ルワンダでは「私は英語が苦手…」「私も得意ではない」というお互い様という状況です。伝わらなくて苦戦することもありますが、たどたどしくても聞いてくれるし、なんとか伝わる(気がする)という不思議な環境です。

日本人が海外に行くのを躊躇する理由に「英語に自信がない」が挙がります。そんな方が、流暢な英語を話すイギリスやアメリカへ行くと大変な思いをします。でもここではみんなボチボチだから、そんなに気にしなくてOK!お互い片言で生活してます。

なぜ4言語飛び交うの?

従来学校では、現地語のキニヤルワンダ語とフランス語を教えていましたが、2007年からフランス語→英語に切り替わりました。更に2015年からスワヒリ語も追加。どの時代に学校に行ったかで学んだ言葉が違うんです。

大きすぎないから隅々まで見て知れる。

アフリカには大国も小国もありますが、ルワンダは小さい組の一つです。サイズ感でいうと四国の1.5倍。首都キガリから東なら2時間、西なら4時間のドライブで国境までたどり着けてしまいます。狭いでしょう?

小さい国だからこそ、急成長している都市部も見れるし、田舎の方も簡単に見に行ける。

都会の先進的なアフリカも見れるし、国民の7割が農業で自給自足しているという現実、ザ・アフリカな面も両面見ることができます。桑を担いでせっせと耕していたり、子供が水を汲みにでかけていたり…

先ほどの「治安が良い」とも繋がりますが、実は国の隅々見れるというのはとても珍しいことです。特にアフリカだと、外人向けに開発された「観光地エリア」しか見れないことが多いです。現地の人の暮らす場所に外国人が入るのは危ないからです。

私は家族や友達が遊びに来てくれた時は、できるだけルワンダの色んな顔を見てもらいたいので、このこぢんまり感が気に入っています。

日本のサラリーマンが一週間の夏休みで遊びに来ても、いろいろ見て回れるのはいいよね。(夫のつぶやき)

番外編:医療が弱め。万が一が怖い。

ここまで良い点ばかり挙げてきましたが、あえて悪い点を挙げるとしたら、病院体制が弱いことです。

病院はありますが、先生との会話が難しかったり、機材が古かったり。ちょっと風邪を引いたかも…くらいなら対応できますが、急な盲腸にでもなった日には大変です。

ルワンダで働く多くの外国人は「万が一の時はケニアや南アフリカの病院へ緊急搬送してもらう保険」に入っています。勿論そんな事態に陥りたくないですが、車が横転するレベルの事故に見舞われた同僚は、隣国ケニアへ搬送されました。(無事治って戻ってきました。)

幸い、我が家はこの3年間で病院にお世話になったのは妊娠検診くらいしかありません。1.5歳児も元気ピンピンなので今は困っていませんが、今後の改善に期待です。

まとめ:アフリカ初心者はぜひルワンダへ!

アフリカの青い空

長くなりましたが、住んでみたからこそ分かるルワンダの良いところをご紹介しました。

おすすめポイント

・気候は間違いなく完璧。基本晴れ!
・治安も安心。3年で不快な思いゼロ。
・英語はぼちぼちでもOK。
・フットワークが軽ければ隅々まで見て回れます。

「ちょっとアフリカが気になるな」「いつもと違うエリアに旅行に行ってみたいな」という方。アフリカデビューにはルワンダがおすすめです。

あとはコーヒーが美味しいとか、景色が良いなどありますが、それは追ってご紹介していきます。

この記事を読んで、ちょっとルワンダ行ってみようかしらという気分になりましたら、ぜひお声かけください…!

テーブルの上のカフェラテ
ルワンダはコーヒーの産地!農園見学へ行ってきたここルワンダは、実はコーヒーの産地です。なんせこぢんまりとした国なので、大量に作れる土地がなく、採れる量が限られているから、そこまで知られていない…この国のコーヒーは間違いなく美味しいことを知っているので、ご紹介していきます。そして日本にいながら、おうちでルワンダ体験をしてみて下さい!...

また、ルワンダ移住を本格的に検討中の方や、決定した!という方は、こちらのガイドブックもご覧ください。

ルワンダ移住ガイド|ルワンダ移住者を完全サポートします (salut-asa.com)