こんにちは。「minimalish life」をご覧いただきありがとうございます。アフリカ大陸のほぼ真ん中に位置する、ルワンダよりお届けしています。
息子が保育園に通い始めて半年が経ちました。大好きな歌のおかげで笑顔で通えるようになったと言っても過言ではなく、毎朝のサークルタイムというみんなで輪になって歌う時間が大好きです。
最近では「次はこの歌を歌おうよ!」と提案までしているそうで、サークルタイムを仕切っているのだとか。そんな息子が保育園で習ってきた英語とフランス語の歌をご紹介します。
・子連れ海外移住を検討中の方
・子供が海外の保育園に馴染めるか不安な方
・日本にいながらバイリンガル教育がしたい方
ルワンダの保育園は英語とフランス語のバイリンガル!
息子の通う保育園は、英語とフランス語を日常的に使うバイリンガル教育を取り入れています。
「英語が担当の先生」と「フランス語が担当の先生」に分かれていて、子供に話しかけるときは担当言語で話しかけているそうです。
それにならって、子供たちも先生に声をかけるときは、先生ごとに言語を使い分けてるのだとか!
当初は「英語は最低限聞き取れるかな」という感じでしたが、今では英語を使って積極的にお友達に話しかけられるように。毎日の学校生活を通じて、英語への自信がついてきているみたいです。
フランス語も「話しかけるとちゃんと理解できている。歌詞はかなり覚えているし発音もとても良い」とのことで、少しずつ前に進んでいる様子。
バイリンガル教育について感じることは、こちらの記事で詳しくご紹介しています。気になる方はあわせてご覧ください。
歌にすると英語とフランス語が楽しめる
週末になるとYoutubeにて英語やフランス語の歌を流すのが定番になりました。息子が保育園で習ってくる歌を、親も一緒に覚えて歌おうと努力しています。
「さぁ、フランス語の勉強をするぞ」とテキストブックを開くのは、つい億劫で取り掛かるのに時間がかかります。でも、歌うのであれば手軽に、そして子供と一緒に楽しむことができます。
「この曲知らないの?」なんてドヤ顔しながら、楽しそうに歌う息子と一緒に、大人も脳みそと口回りの筋肉をフル稼働させてなんとかついていきます。
保育園に行き始めたばかりで、外国語の童謡に触れたばかりのころ、「2歳半児の好きな曲リスト」という記事を書きました。今見ると、もはやちょっと懐かしいラインアップ。特訓の効果もあって、どの歌も大人も一緒に歌えるようにもなりました◎
半年たった今、息子が気になっている最新版のプレイリストをご紹介したいと思います。
3歳児が気に入っている英語の歌
英語の歌のラインアップはかなり増えましたが、体を動かしながら歌ったり、飛んだり跳ねたりするようなものが好きなようです。
・Ring a Ring o’Roses
この歌は私自身が幼稚園の頃に歌った記憶があるものです。とてもクラシカルな歌ということで、Youtubeで調べて見ると比較的渋い動画だらけです。時代を感じます…
大きな声でクシャミをするところと、最後にどーんと転がるのが大ヒット。毎晩のように「さぁ、リンガリンガ歌おう!」と誘ってくれます。
他の子供が遊びに来てくれた時も、この歌はHITすることが多く、みんな楽しそうに手をつなぎながら歌っています。
息子のお気に入りの動画はこちら。
・BINGO
犬の名前のBINGO(ビンゴ)のアルファベットが面白いらしく、「ビーアイーエヌジオー」と歌っています。歌うごとにアルファベットが一つずつかけていくのが特徴です。
あんまり英語が得意でない…という保護者の方でも、この歌は歌詞が簡単なのですぐに覚えられると思います。
息子のお気に入りの動画はこちら。
・Rain rain go away
ルワンダはじわじわと雨季に突入したことで、雨が降ることが増えてきました。それと同時に保育園で歌い始めたのがこの歌。
確かに雨が降るたびに歌えば、毎日のように練習することが出来て良いのかもしれません!比較的ゆっくり歌っている歌なので、大人も聞き取りやすいです。
3歳児が気に入っているフランス語の歌
保育園でフランス語の歌を覚えて帰ってきても、私たちがそれを認識できないという問題が発生するくらい、息子の成長スピードについていけません。
ふとYoutubeから流れてくる音楽が「あ!最近お風呂で歌ってた!」ということがよくあります。
・Ah les Crocodiles
ワニが出てくる歌。難しい歌詞のところは全く理解できませんが、でもサビでは明るいテンポにのせて「クロコディール」と言っているのが分かります。
口が回らず歌いにくいのですが、サビのところだけは元気に歌っています。いつの間にか複雑なところも覚えて帰ってくるんだろうなぁ。
息子のお気に入りの動画はこちら。
・Un éléphant qui se balançait
比較的ゆったりとしたテンポで、ゾウの出てくる歌。これもまた「エレフォン」という単語や「バロンセー(バランス的な意味)」が聞き取りやすく、息子も歌いやすいみたいです。
始まるまでの「バドゥン・バドゥン・バドゥン…」という音程も面白いみたいで、よく歌っています。これは一体歌詞なんだろうか。
息子のお気に入りの動画はこちら。
・Mon âne
これはロバが出てくる可愛らしい音楽。ロバのことを「アン」と呼ぶことも知らなかったので、いったい何を歌ってるの?と思っていましたが、Youtubeで「これか!」と分かりました。
フランス語が分からないと歌詞は複雑。徐々に帽子をかぶったり眼鏡をかけたり…と、着せていく歌詞だと動画から見て取れる程度です。
でも、「モナーヌ、モナーヌ」とロバに呼びかけるところ、そして「ラララ~」みたいなところは参加できますよ。笑
息子のお気に入りの動画はこちら。
日・英・仏での楽しめる歌!
気づいたら息子の中で3か国語で歌える曲がありました。音程が一緒なので、英語やフランス語にしても比較的歌いやすいかもしれません!
・幸せなら手を叩こう
言わずもがな、幼稚園の頃にならった「幸せなら手を叩こう」は、実は超グローバルな歌です。
こういう歌こそ、日本の幼稚園でもせめて英語版も教えてくれたら、いつの間にか覚えている英語のお歌が増えるのになぁーなんて思います。
この歌はいろいろな言葉に訳されていて、なんとキニヤルワンダ語バージョンまであることが判明。
・If you’re happy and you know it
英語の童謡の中でも比較的有名で、童謡CDなどに入っていることも多いので、聞いたことがある方もいらっしゃるかもしれません。
実は4行しか歌詞がない中で、3つは同じフレーズを繰り返しているだけなので、覚えやすいのが有難い曲です。ぜひお子様と一緒に歌えるように練習してみてくださいね。
だがしかし、同じフレーズの3つは簡単だけど、3行目の歌詞は結構複雑で口の筋トレが必要です。
息子のお気に入りの動画はこちら。
・Si tu as d’la joie au coeur
保育園で覚えて帰ってきてからというものリピートしていたこの歌。
この曲なら私も知っている!と思ったけれど、やはりフランス語だと口が回るようになるには訓練がいりました…
おそらく毎日のように幼稚園で歌っているので、息子は楽しそうに歌っている横で、大人はなんとも必死です。いつまで彼についていけるんだろうか…
息子のお気に入りの動画はこちら。
まとめ:相変わらず英語もフランス語も歌は大好き!
息子が保育園に馴染めるキッカケとなったのが歌だったのですが、それもあって今でも歌の時間は大好き。
息子を見ていると「これは英語の歌」「これはフランス語の歌」なんて垣根はなく、単純に好きだから、意味も分からず歌っているという印象です。
面白いのが、フランス語の歌を披露してくれたと思ったら、「あめあめふれふれ、母さんがー」と渋すぎる昭和の童謡が出てくることも。歌にも、言語にも、優劣はないんだよなと気づかされます。
また半年経ったくらいに、3歳半バージョンのラインアップを記事にしたいなと思います。それまでに、上記でご紹介した歌は空で歌えるように練習しておきます~♪