ルワンダは紅茶の名産地｜紅茶農園見学へ行ってきた！

こんにちは。「minimalish life」をご覧いただきありがとうございます。アフリカ大陸のほぼ真ん中に位置する、ルワンダよりお届けしています。

ルワンダは紅茶の産地でもあるんです。どちらかというとコーヒーの方に注力していることもあり、スペシャリティコーヒーとしてじわじわと知名度を上げてきているルワンダ。それでも、輸出作物の中では紅茶も負けていません。

先日訪れたキタビという町は、町全体が紅茶畑に囲まれているほどの紅茶産業が盛んなエリアでした。そんな中で、ルワンダで1番メジャーともいえるRwanda Mountain Teaの工場見学へ行ってきたのでご紹介します。

ルワンダで1番メジャーな紅茶Rwanda Mountain Tea

今回訪れたRwanda Mountain Teaはルワンダの中でもあちこちで見かける、1番有名と言っても過言ではないブランドです。実際、我が家でも常に常備しているのはここのものですし、カフェなどで紅茶を頼むと大抵こちらのものが出てきます。

そんなトップブランドの工場見学が出来るとあって、この工場見学を楽しみにはるばる4時間ほどの移動を経て、ルワンダ西部のキタビ地区まで行ってきました。

どこまでも広がる緑の丘！茶畑は圧巻

お茶の木は比較背が低いこともあって、ぽこぽことした緑の木が可愛らしかったです！

道中、ガイドさんの説明を聞きながら、木の手入れをされている方々の作業を見せてもらったり、茶摘みをされている方々と少し交流させて頂いたり。

茶摘みをしているのは女性が多かったです。急な斜面＆胸の高さまで育っているお茶の木の間をうまくすり抜けながら、しゅしゅしゅっとお茶の葉を集めている姿はプロの技としか言えませんでした。

こだわりは「茶摘みに使わない」という点。機械やハサミを使ってしまうと、傷んでいる葉っぱや余計なごみなどまで集めてしまうからとのこと。プロが「今摘むべき！」という若い葉っぱを見極めながら収穫しているとのことです。

ほぼ全自動化されている工場＆カッピング体験

工場のエントランスをくぐると、そこには紅茶のいい香りが漂っていました！撮影は禁止だったため写真には残っていませんが、集められた茶葉がベルトコンベアに載って乾燥→細かくカット→じわじわと発酵→仕分けと進んでいく工程を全部見せてくれます。

お恥ずかしい話ですが、紅茶は発酵して作られると理解していなかった私。実際に発酵させているのを見て驚きました！

そして工場見学の終盤には、カッピング体験！発酵具合が浅いものから深いものまで、ずらっとカップを10個ほど並べてくれて、コーヒーのようにカッピングをします。

発酵が浅いものはやはり葉っぱの生っぽい味がして、色がしっかりと濃くなるにつれて、味に深みが出てきたような気がしました。

紅茶愛が増した見学＆体に良いという学び

今回Rwanda Mountain Teaの農園＆工場見学へ行ったことで、今までなんとなく飲んでいたルワンダ紅茶への愛着が増しました。「百聞は一見に如かず」です。

さらに調べていくと、紅茶はかなり体にも良いという情報が。

実際の効果の程は分からないけれど、ウィルスが気になる昨今では紅茶を飲んでいる方が良さそうです。

さらに「体を温める」というのは知らなかったので我が家には朗報！この常夏の国にいると、年中体を冷やすといわれている夏野菜を食べ続けることになるので、合わせて紅茶を飲むことでバランスがとれるかなと期待しています。

日本にいながらルワンダ体験！ルワンダ紅茶

そんなルワンダの紅茶ですが、ぜひとも日本からこの記事を読んでくれている人にも届けたいと思って調べてみました。

ルワンダ西部のソルワテティー農園で作られた紅茶です。我が家が訪れた紅茶の産地より、もう少し北部にて取れる紅茶が日本でも販売されています。

日本にいながらルワンダの丘に広がる段々畑をイメージしながら、紅茶タイムをしてみませんか。

まとめ：ルワンダ紅茶への愛着が増した農園見学

せっかく紅茶の名産地にいるのだから「いつかは行ってみたい」と思っていた、ルワンダの西側に広がる紅茶エリア。首都キガリからは最短でも4時間ドライブと少し遠いのだけがネックですが、やっぱり行ってみて良かった！

なんとなく「ルワンダ紅茶」を日常で飲んでいたけれど、やっぱり実際に見てみることで急に愛着が湧いてくるものです。体に良いことも教えてもらったので、最近では自宅で紅茶を淹れる回数も増やしてみました。

日本ではまだまだ知られていないルワンダ紅茶ですが、こうやって発信していくことが少しでも普及活動に繋がったら良いなと思って。