こんにちは。「minimalish life」をご覧いただきありがとうございます。アフリカ大陸のほぼ真ん中に位置する、ルワンダよりお届けしています。
1年目は完全ロックダウンをしていたルワンダですが、2度のロックダウンを経たこともあり、ここのところ少し落ち着いています。
そんなニューノーマルな世界に切り替わりつつある中、三連休を使って国内旅行をしてきました。
ニャガタレという東部の田舎町に、ぽつんとある巨大ホテル。色々な施策がされていて、すごく安心感のある滞在ができたので、ご紹介していきます。
・ルワンダが気になっている方
・ルワンダに渡航予定の方
・アフリカのニューノーマルが気になる方
片田舎にぽつんとあるEpic Hotel Nyagatare

今回お友達に誘ってもらって、初めてルワンダの東部のニャガタレという町へ行ってきました。車で約4時間の長い道のり。途中でImigongo Art Cafeに立ち寄りつつとはいえ、結構な長旅でした…
国境付近ということもあり、大きな軍事施設が並んでいることを除くと、本当に何もないエリア。家と家の間隔も広く、農村地帯という感じが広がっていました。
そんな中に、ぽつんと存在しているこのホテル。無事見つかるかな…なんて心配はいらないくらい、突然の大きな建物が原っぱのなかにどーんと鎮座していました。
ホテル:Epic Hotel Nyagatare
住所:Street 26, Mirama1, Nyagatare
予約:RESERVATIONS@EPICHOTELANDSUITES.COM
コロナで大打撃を受けた国内観光業ということもあり【朝ごはん込みで一泊123ドル】という特別レートで宿泊できました。ちなみに、通常だと3倍くらいする恐ろしい値段設定です。

政府系のオフサイトミーティング開催に向けて作ったとのことで、ロビーやお部屋共にかなりのハイレベル感がありました。
言ってしまえば世界のどこにでもありそうなホテル。でも、そんなスタンダードレベルのホテルが、ルワンダにも続々と増えてきているなぁという印象です。
子供でも楽しめる設備がいっぱい!
今回は3家族、子供がぞろぞろといるメンバーと一緒に遊びに行ってきました。政府や企業のオフサイトミーティング会場として使われることも多いこのホテルですが、実は子供向けアトラクションにも力を入れています!
大きなプール+ちびっこプールの2種類

今回とても楽しみにしていたのが、大きなプール。大人用の大きなものと、子供用の浅いプールの2種類準備されています。
ここルワンダでは2020年3月のロックダウン以降、プールは完全閉鎖されていましたが、最近【ホテルの宿泊者のみ、ホテル付属のプールは可】とルールが変わりました!
生後10か月頃を最後に、大きなプールを見たこともなかった息子は、少し怖かったみたいです。少しずつ、プールのふちに座って、足をパシャパシャしていました。
キッズルーム完備
パズル、レゴブロック、塗り絵などの子供用おもちゃから、古いバーにありそうテーブルサッカーゲームや、テレビゲームまでがずらっと並んでいるお部屋があります。
お願いすればスタッフの人を置いてくれるので、子供をキッズルームに預けて、大人はちょっと休憩時間なんてことも出来ちゃいます。
今回は子連れ家族3世帯で行きましたが、プール遊びとキッズルームを行ったり来たりするような滞在となりました。
ローカル自転車ツアーも実施中
大人も子供も楽しめるアクテビティとして、追加料金を払うと、ホテルの周りをマウンテンバイクで回れるツアーがありました。今回はちびっこだらけだったので、誰も挑戦しませんでしたが、面白そう!
幹線道路ではなく、細道を通ってのサイクリングは、小学生以上の子供がいる家族には楽しいアクテビティかもしれません。
基本的に朝昼夜はホテルで食べるのがお勧め

正直なところ、このホテルの周りには何もありません。「お昼は外に行こうか」ということは出来ず、基本的に3食ホテルにお世話になる感じです。
ステイには朝食ビュッフェ込み。いわゆるホテルの朝ご飯といった感じで、パンも複数種類。サラダやハムなどの冷菜ゾーンと、ベーコンやベイクドビーンズなどの温かいメニューもあり。
卵ステーションもあり、好みのオムレツを焼いてもらうこともできます。珍しいなと思ったのが、目の前でパンケーキを焼いてくれるというサービスもあり、子供たちには大人気でした。

お昼は、プールサイドでの軽食か、レストランでがっつりとることが出来ます。私たちは子供たちがプール遊びを楽しんでいたこともあり、プールサイドでハンバーガーなどの軽食にしました!
夜ご飯は、ビュッフェか、アラカルトでメニューから頼むことができます。出てくるのを待たなくていい&子供は無料だったこともあり、私たちはビュッフェにしました。
コロナ禍での旅行。ホテルで見かけた安全策

「いまどき旅行なんて大丈夫?」と心配する方もいるかもしれませんが、正直まったく心配する必要はないなと感じました。むしろ、市内でカフェに行く方がよっぽど危ない。
もちろんマスク着用は当たり前。ホテルのあちこちにサニタイザー(消毒液)が置かれてるなど、当たり前の施策はありましたが「ほほぉ」と思ったものをご紹介します。
安全策1:宿泊客は簡易検査がマスト
現時点で、ルワンダは経済を動かすべく国内旅行を推奨しています。ただし、宿泊客に限っては、ホテル到着時に「簡易検査の陰性証明書」の提示が求められています。
飛行機に乗るときのPCR検査と違って、簡易検査は多くのクリニックで実施されています。鼻の穴に綿棒を入れて、15分ほどで結果の出る簡単なもの。10,000Rwf(1,200円ほど)で受けられます。
ホテル従業員も定期的に検査を受けているとのことで、集まっている人はみんな陰性。検査なしでうろうろできる市内より、よっぽど安心な気がしました。
安全策2:ビュッフェの取り分けトングは1回きり
朝・夜とビュッフェを食べましたが、ビュッフェ会場にも安全策が。お料理を取るための大きなスプーンや、トングが大量に準備されていて、一人1個使って、使い終わったら洗剤の入ったタライに入れるスタイル。
これによって、人が触ったトングを別の人が使うというのを避けることが出来ました。もちろんビュッフェゾーンに行くときは、みんなマスク着用です。
安全策3:室内清掃も最低限
ホテルで気になるのが、清掃員が部屋の中に入ってくること。これも普段なら無断で入ってきますが、今回は「依頼式」。お願いしますのサインを出さない限り、部屋には入りませんというルールでした。
これはコロナだとか関係なく、これからいつでもやってもいいのになと思いました。予期せぬタイミングで人が入ってきてビックリすることも防げるし、セキュリティ上も最低限で良いなぁと思うので。
まとめ:少し遠いけどぼーっとするのにオススメなEpic Hotel

正直なところ4時間のドライブは結構遠い上、このホテル内しか遊ぶ場所がないというのは難点ですが、それでもぼんやりとのんびりする連休を過ごすにはオススメなEpic Hotelでした。
政府御用達ということもあり、清潔感やサービスレベルはかなり高いという印象。加えて、海外からのお客さんもターゲットにしているので、ほとんどのスタッフが問題なく英語でやりとりできました。
それだけでなく、子供相手のアクテビティも豊富とあって、在ルワンダ家族連れには最近ホットな場所となっています。我が家が行った連休はかなり空いていて快適でしたが、イースター休暇は家族連れでかなりごった返していたのだとか。
ルワンダ唯一の動物の見れるサファリ、アカゲラ国立公園からも近いこのホテル。国立公園内で一泊過ごして、その後2泊目の立ち寄りにもオススメです。