こんにちは。「minimalish life」をご覧いただきありがとうございます。アフリカ大陸のほぼ真ん中に位置する、ルワンダよりお届けしています。
書きたいと思いながらモタモタしていたらすでに当日から1か月以上経ってしまったのですが…。ルワンダにて初めてとなるウェルネスフェアの企画・運営に参加させてもらい、楽しい経験をしました。
「ウェルネス」という言葉は、日本人にとってまだあまり馴染みがないというのが正直なところ。でも、とても重要なことだなと感じたので、紹介したいと思います。
・最近耳にする「ウェルネス」って何?
・「ウェルネス」って私に関係あるのかしら?
・ルワンダで開催されたウェルネスフェアって?
そもそもウェルネスってなんだろう?
ルワンダでウェルネスフェアに携わるキッカケをもらったのは、私自身が「ウェルネスグループ」に入れてもらったことでした。
グローバルウェルネス機関による定義
そもそも「ウェルネス」って何だろう?と調べてみたところ、Global Wellness Instituteによると、このように記されています。
The Global Wellness Institute defines wellness as the active pursuit of activities, choices and lifestyles that lead to a state of holistic health.
「総合的な健康を目指した行動や選択やライフスタイル(生活様式)」という感じでしょうか。なんだか硬くて難しいですね。
ホリスティックヘルスってなんだ?
ウェルネスを理解するのに重要なのが「ホリスティック・ヘルス(総合的な健康)」って何さ?というところです。
これは「健康」を単純に「元気に動ける体」と定義するのではなく、もっといろいろな側面で「健康」をとらえようということです。
グローバルウェルネス機関によると、少なくとも6個の側面があると記載されています。
- 体の健康:運動や食事、睡眠などで健康的な体を維持すること
- 精神の健康:好奇心をもって学んだり、問題解決したり、クリエティブな活動を楽しむこと
- 感情の健康:自分や他者の気持ちを読み取ったり、理解すること
- スピリチュアルな健康:生きる意味を考えること
- 社会的な健康:周りの人と繋がること
- 環境面の健康:地球や社会に対してより良い行動をすること
たとえば、走れるだけの元気な体があったとしても、友達がゼロ人しかいなくて、毎日空しい気持ちに陥っていたら、それは「健康」とはいえないよね、というのがウェルネス的考え方です。
なんとなく見えてきた私のウェルネスの考え方
リストアップしてみた6つの側面を見ても、正直なところ「精神」「感情」「社会的」など日本人にとってはあまり馴染みのない言葉も多く、やっぱりよく分からない…。という人も多いと思います。
ルワンダで活躍するウェルネス関連のお友達と出会い、話していく過程で見えてきた、私なりの考え方をご紹介します。
心と体の健康的なバランスをとること
これに尽きるのかなって。
どれだけ向上心を持っていて仕事にがっつりと没頭していても、友達を作る時間や睡眠を削って、体を壊してしまってはハッピーじゃないよね。
五体満足で元気な体を持っていても、何をしたいのかも分からなくて、ワクワクすることもなく淡々と生きていたらハッピーじゃないよね。
だからこそ、「心」のケアも「体」のケアも、バランスよくしていこうというのがウェルネス的考え方な気がしています。
ルワンダで開催されたウェルネスフェア
ウェルネスフェアでの一番の目的は「キガリ在住者に、こんなウェルネス関連のサービスがあるんだよ」と紹介すること。ウェルネスグループの皆さんが、無料のワークショップを運営してくれました。
- マインドフルネスエクササイズ
- メディテーション(瞑想)
- ジャーナリング
- カウンセリング
- ヘルシーなお料理実演
- 食事や栄養素の紹介
- ズンバダンス
- マッサージ
- ヨガ
必ずしも「心のケア」「体のケア」と線引きができるわけではありませんが、イメージをつかんでもらえたらと思って、分けて紹介してみました。
私自身はジャーナリングワークショップをやらせてもらいました。毎月開催しているイベントに来てくれている常連さんだけでなく、初めましての方にも出会えて、楽しい機会になりました。
まとめ:ルワンダにはウェルネス関連のサービスがたくさん!
ルワンダにてジャーナリングワークショップを運営して早1.5年。楽しいことを人と共有したいと思って始めたところから、じわじわと参加者が増えてきて、さらには「ウェルネスグループ」の一員に入れてもらいました。
それぞれ個人が活動していることが多くて、「知らないと知らない世界」である在ルワンダのウェルネス関連のサービス。
もっともっと多くの人に知ってもらって、ルワンダ生活の心と体のバランスをうまく維持するキッカケを提供できたらいいよなぁ、なんて感じたイベントでした。