こんにちは。「minimalish life」をご覧いただきありがとうございます。アフリカ大陸のほぼ真ん中に位置する、ルワンダよりお届けしています。
今年に入ってからルワンダの首都キガリにフランス文化会館がオープンしました。オープン時にはフランス大統領まで駆けつけるほどの一大事でした。それから数か月が経って、併設のカフェが開店するとの情報を貰って早速初日に行ってきました。
ちょっとしたフランス気分が味わえるカフェと、子どもが楽しい図書館があって、予定のない週末にぷらっと訪れるのに良さそうなスポットでした。
・ルワンダ在住の子ども連れ家族
・ルワンダのちょっとしたカフェを探している方
・ルワンダにいながらフランス語を学びたい方
ルワンダに新しいビストロが誕生!

2021年8月末に、キガリに新しいビストロが誕生しました。その名もBistro de Kigaliと、そのまんま!フランス文化会館の敷地内に出来た、小さなカフェです。
6月にフランス文化会館がオープンして、フランス語の授業が受けられるようになったり、図書館がオープンしたのですが、このビストロカフェは少し遅れてのオープンを迎えました。
お店:Bistro de Kigali
住所:#25, KG62 street, Kigali
時間:8:00-22:00(日曜定休)
我が家がお豆腐を買いに行っている中華レストランAlinkの真横に、ちいさなパリが出現しました。
ビストロのプレオープンに声をかけてもらった!

子どもを介して出会ったフランス人のお友達に、このイベントがあることを教えてもらいました。前から「キガリにはアートセンターのようなものがなくて、子どもの教育にもっと取り入れたいんだよね…」と話をしていた友人だったので、これからはこの施設で会うことが増えそうです。
気合を入れて向かったのですが、たどり着くとアジア人はわたし達くらい。見渡す限りフランス語圏の方々だらけで、フランス文化会館らしく、フランス語が飛び交っていました。
子連れということもあり、昼間の時間帯に行ったのですが、ビールを楽しみながらお喋りをしている人たちがたくさん。フランス人のお友達と一緒に行った我が家も、ちゃっかりフレンチ気分を味わいました。
ビストロではパリ風カフェごはんが食べられる

残念ながら我が家が訪れが初日は、ホットドッグとブロシェットのみという限定メニューしか提供がありませんでした。正直あんまりパリ感がないというか、むしろルワンダっぽいというか…

でも、数日後から始まるというメニューを見せてもらったところ「クロックムシュー」や「バゲットサンドイッチ」など、パリのカフェで食べられるようなごはんが並んでいました。あくまでも文化会館のカフェということなのか、値段もとってもリーズナブル。
どちらかというとカフェの軽食という雰囲気のメニューなので、ブランチ気分で行くのがオススメです。帰る前に図書館で少し遊ぶというのが良いかもしれません。お庭が結構広いので、ちびっこは走り回ってるだけでも楽しい場所です。これは、キッズ連れ家族でにぎわいそうな予感。
フランス語の本が並ぶ図書館は子供向け

ちょうどカフェの真横が図書館だったこともあり、子どもと一緒に入ってみたところ、これが面白い。ヨーロッパらしいカラフルな絵本がたくさん並んでいて、子供向けは充実しているなと言う印象でした。
面白いのが日本の漫画のフランス語バージョンがずらっと並んでいたこと。フランスの本屋さんを訪れても漫画セクションをがっつり取っているお店が多いくらい、フランス人にとって日本の漫画は一つの文化。

わたしは漫画に詳しくないですが、テニスの王子様やハンターハンター、NANAなど、私でさえ聞いたことあるようなものがたくさん並んでいました。これはキッズだけでなく、少し大きい子でも楽しめそうな図書館です。
大人向けの本もいくつか並んでいましたが、現時点ではまだまだ数が少なかったです。これから増えていったら面白そう!
フランス文化会館が開催するアクテビティも楽しみ

フランス文化会館の方では、フランス語を学べるだけでなく、フランス語を使ったアクテビティが企画されていくそうです。
キッズ向けのフランス語で遊ぼう講座もあれば、フランス語の映画上映会のようなものまで考えているのだとか。オープンするや否やロックダウンとの不運に見舞われましたが、これからの活動に期待です!
また、アートスペースも設けられていたので、これからはプチ美術館にもなるのかも。フランス人のアートへの思いは強いので、いろいろと楽しい企画が催されるのではないでしょうか。わくわく!
まとめ:食とアートを楽しめるフランス文化会館は楽しい

フランス文化会館というと、何となくフランス語のレッスンが受けれる場所というイメージが先行してしまいますが、受講生でなくても十分楽しまそうな場所でした。
アートに触れたり、フランスのごはんが食べられたりと、どんどんアクテビティが追加されていて面白さが増しています。
気軽にいける「ちいさなパリ」がキガリの中心にできたのは面白い話。フランス人じゃなくてもフルに楽しめそうなので、我が家のお出かけスポットになりそうです。
図書館を訪れるのは無料で、本をレンタルしたい場合は年会費がかかるそうです。