こんにちは。「minimalish life」をご覧いただきありがとうございます。アフリカ大陸のほぼ真ん中に位置する、ルワンダよりお届けしています。
ルワンダに来てから急に見かけるようになった「エコラップ」。もっと沢山の人に知ってもらえたら良いなと思って、ご紹介します。
エコなラップ。要するに環境に良い、使い捨てではないラップのことです。最近よく耳にする「エコ」や「サステイナブル」を小さなところから始めてみませんか。
・エコな暮らしが気になっている方
・エコラップを買おうか悩んでいる方
・環境に良いことを始めてみたい方
エコラップってそもそも何?使いやすいの?
一般的な食品ラップは、ビニールで出来ていて、1回使ったら処分してしまうもの。これを環境に優しいものにできないかと考えて作られたのが、エコラップです。
布をワックスでコーティングしたものが主流で、洗って繰り返し使えるという優れもの。ワックスがお湯に弱いという弱点さえ気を付けてあげれば、1年以上使うことが出来るそうです。
一般的なビニールのラップがどこでも買える&安価なのに対して、エコラップはまだまだ知られていないということもあって、お取り寄せのような感覚。
使ってみるまでは「ちょっと高いものだよなぁ」と思って躊躇していましたが、いざ使い始めたら大活躍しています。そして日常の中にちょっとでも「エコな暮らし」が取り入れられているというハッピーを楽しめるようになりました。
我が家も最近エコラップデビューしました
ルワンダで出会ったお友達が「エコラップを作ってみた!」と、試作品を頂くというラッキーなキッカケで、我が家はエコラップデビューをしました。
ルワンダに来てからエコ意識の高い人やお店に出会うことが多く、NGO団体が現地の方々と一緒にエコラップを作っていたり、見かける機会はあったエコラップ。
かわいいアフリカ布を使ったエコラップは、見ているだけで楽しい印象です!実際に触ってみると、ワックスがついているのでちょっとペタペタした肌触り。ラップというよりも、厚手の布巾という感じ。ちょっと固いなぁという印象ですが、使っていくと馴染んでいくそうです。
我が家での使い方…
・パンを作る時、生地を寝かせる間ボールにかけておく
・息子のごはんを先にとって冷ましている間、器をカバーしておく
・使いかけの野菜を器に入れて、冷蔵庫に入れる時に蓋として使う
ビニールのラップと違い、密着する感じではないので、あくまでも「ふた」「カバー」といった印象で使っています。
半年ほど使ってみて、感じるメリット・デメリット
メリット:エコな暮らしをしている感が楽しめる
見た目からしてカラフルでかわいいエコラップ。ただの透明のラップとは違って、キッチンの中が急に華やかになる気がしました。
毎回捨ててしまうビニールラップとは違い、何度も繰り返し使うことで愛着も湧いてくるし、何よりも「少しだけ環境に良いことをしている」という、小さな幸せが感じられます。
メリット:プラスチックごみが減らせる
出来るだけゴミを出さないように意識している我が家ですが、エコラップを使い始めてから、ビニールのラップは基本的に使わなくなりました。少しですが、プラスチックごみを減らせていて嬉しいです。
唯一プラスチックのラップ使ってしまうのは、おにぎりを作る時。どうしても素手で握るのは嫌なのと、ラップでくるんだおにぎりの方がそのまま持ち歩けて便利だから。おにぎりをNOプラスチックで作れるようになれば、我が家はゼロラップになるのになぁ。
デメリット:わりと良いお値段
まだまだあまり知られていないエコラップは、ちょっとお値段が張るものです。作っている量も、売っている量も少ないからでしょう。
エコバッグのようにもっと広がれば、値段も下がってくるだろうし、お店に気軽に並ぶようになるだろうけれど、まだまだちょっと手が届かないものという印象です。
ただ、我が家のように市販のラップの使用率はググッと減らせるし、上手く使えば数年間使えるエコラップ。1年以上使えるのであれば、お値段もペイするのかなという気がします。
エコラップ生活を挑戦したい方へ
1回買ってしまえば長いこと使えて、毎日の生活がちょっとエコになるエコラップ。実際に雑貨店などで見かけるチャンスはまだまだ少ないので、インターネットで探すのがオススメです。
こちらは「みつろうエコラップ」に力を入れているKoKeBeeさん。すごくカラフルな柄が多くて、見ているだけで楽しいホームページです。
「エコバッグ」はもう生活の一部になったけれど、もう少し地球にやさしいことがしたいな…と考えている方に、小さな一歩としてエコラップがオススメです。
まとめ:エコな暮らしは、小さな一歩から。
急に耳にするようになった「サステイナブル」や「エコな暮らし」。どんなことでも無理をせず、自分に出来る範囲で取り入れていくのが大切なのかなと感じています。
実際「エコバッグ」が話題になってから、お店のバッグ有償化までにかかった時間を見ると、便利な生活をすぐにがらっと変えるのは難しいということが分かります。
このエコラップも、まだまだエコ意識の高い人のものという印象ではあります。でも小さなところから、少しずつやってみたいと考えている人には、始めやすい一歩だと感じています。
もし興味を持ってくださった方がいましたら、KoKebeeさんのウェブサイトを見ると、もっと詳しくエコラップの環境や健康へのインパクトなど紹介されていますので、そちらも合わせてご覧ください。