こんにちは。「minimalish life」をご覧いただきありがとうございます。アフリカ大陸のほぼ真ん中に位置する、ルワンダよりお届けしています。
なんだか食卓がマンネリしてきたなぁというときに、あると便利なのがスパイス。ほんの少しでエスニック感が漂ったり、アジアン料理っぽさが強くなったりと、実はすごく楽しい世界だと気付き始めました。
ここルワンダの首都キガリには、スパイスを買うならここでしょう!というお店があります。久しぶりにお買い物に行ったので、お店と買ったもののご紹介していきます。
・ルワンダが気になっている方
・ルワンダのお買い物事情が知りたい方
・お料理を少し楽しんでみたい方
・スパイスに興味を持ち始めた方
スパイスと言えばPatel Grocers
インド系のおじさんがオーナーで、経営しているだけでなく、常にレジにいらっしゃるこのスーパー。勝手な印象ですが、インド系のお店ってお金の出し入れのところを、しっかりとオーナーがご自身で握っているケースが多い気がします。
キミフルラという、古くから外国人の住んでいるエリアにぽつんとあるスーパー。主に食材がメインで、定期的に輸入品を仕入れてきているそう。トルコ辺り、中東系の缶詰やソース、調味料が多いなぁという感じ。
そんな中でも棚2つ分をがっつり占めているのが、ドバイから輸入しているというスパイス・豆・ナッツの類。各種レストランがこぞってここから食材を買うというのも、納得な品揃えです。
素敵なパッケージとは程遠い、透明の袋に入れただけのカラフルなスパイス。見ているだけでも面白い一方で、いったいどうやって使うんだろう…という感じです。
ビギナー向けスパイス:我が家の定番
去年の3月から、我が家では「月に1週間、夜ご飯をヴィーガン食にする」というイベントを取り入れているのですが、その頃からじわじわと戸棚にスパイスが増え始めました。
海外のベジタリアン・ヴィーガンの方のレシピなどを参考にして、野菜をもっと美味しくするには…と研究していった先が、スパイスでした。がっつり味を付ければ、ブロッコリーだって、インゲンだってメインになるんですよ。
そんなスパイス歴1年とビギナーな我が家ですが、定番となってきたものはこちら。
クミン | カレーに入っているもの。キャベツにかけて炒めるだけで美味しい |
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ターメリック | 炊飯時に入れるだけで、黄色いごはんが仕上がって嬉しい |
ブラックペッパー | いわゆるコショウ。パウダーより粒の方が断然美味しい |
チリパウダー | 辛み成分。これを振りかけると塩が少なくても味にパンチがでる |
カレー粉 | 色々混ざったミックススパイス。便利だしルゥよりよっぽど健康的 |
お恥ずかしい話、ここルワンダで料理をし始めるまで、カレーはルゥがないと作れないと思っていた私。移住するにあたってせっせとカレールゥを持ち込んだりしたのですが、今ではスパイスで自己流のカレーが作れるようになりました。
もちろん市販のルゥがあると、誰でも簡単にTHE日本のカレーが出来て助かるし、それも勿論美味しいんですけどね。でもルゥの主成分は固まった油。決してヘルシーではないんですよね…
新しく出会ったスパイス:ヒハツ
今回Patelへ買い出しに行った大きな目的は、「ヒハツ」というスパイスを探す為でした。
読んでいた本に「温活には有名なショウガよりもヒハツがオススメ」と出てきて、近くにスパイス屋さんがあるんだからこそ、是非取り入れてみたい!と思ったのがキッカケでした。
棚にはなく…ダメもとで、オーナーのおじさんに画像をお見せしたところ「おぉ、それならあるよ」と奥から出してきてくれることになりました。ラッキー!おじさんいわく「15年この店をやっているけど、欲しいと言われたのは初めてだよ」とのこと。
そんな訳で、気になっていたヒハツを手に入れました。コショウの仲間ですが、ちょっと独特な甘い感じの、いい香りがします。どうやって使おうかしら。
早速我が家では定番となったヒハツですが、香りは独特だけどとっても使いやすいです。
・料理のトッピングに散らすと香りが立って本格アジア・インド料理風
・調理中に入れるとピリッとした辛みが引き立ちます
Patelは老舗インド料理屋さんでもある
Patel Grocersのお隣には、Zaffranという名前のレストランがあるのですが、どちらも同じおじさんが経営しています。席は殆どなく、デリバリーがメインというこぢんまり経営。
それでも長いことやっているとあって「美味しいインド料理といえばザフラン」と紹介されることも多いお店です。残念ながら我が家はまだテイクアウトしたことがないのですが、近いうちに挑戦したいと思っています。
気になっていた「ヒハツ」というスパイスも、お店では陳列されていませんでしたが、レストラン側のキッチンからおじさんが持ってきてくれたものです。
Patelの横のレストランは、どちらかというとデリバリー・テイクアウトがメインですが、しっかりとお店でカレーが食べたい方は、Kurry Kingdomがおすすめです。
まとめ:スパイスが気になったらインド系食材店へ
なんとなく食卓が定番ばかりでつまらなくなってきたなぁと思ったら、スパイスに手を出してみることをオススメします。
スーパーなどにもずらっと並んでいるので、手軽に取り入れることが出来ますし、本格的な気分になって、料理欲も上がること間違いなしです。
手軽という意味ではスーパーで買うのもアリですが、もしも街中にこぢんまりとした本格インド系だったり、中華系の食材店を見つけたらラッキー。お店の人に相談しながら、珍しいスパイスに出会うというのはとても楽しい体験です。
ルワンダでスパイスを買うならここ!
お店:Patel Grocers
住所:46KN, 14 Avenue, Kigali, Rwanda
営業時間:月~土: 8:00-21:45 / 日:10:00-21:00
ちなみに、スパイスというとなんだかエスニック料理をイメージしてしまいがちですが、日本にも素敵なスパイスが沢山あります。あまり外国っぽい味は得意じゃない…という方は、山椒、柚子胡椒、わさびあたりにこだわってみると楽しいかもしれません。