こんにちは。「minimalish life」をご覧頂き、ありがとうと座います。アフリカ大陸のほぼ真ん中に位置する、ルワンダより通常はお届けしています。
この記事を書いている2022年夏は、日本に一時帰国中です!
日本・ルワンダ間の移動は基本的にカタール航空を利用することが多かったのですが、今回は初めてエチオピア航空を使って、3年ぶりに一時帰国をしました!
フライトの数は多くて、トランジットも比較的スムーズ。でも「何かあったときの対応は悲惨」という噂を聞き続けてきたエチオピア航空。
すこしひやひやしたシーンもありましたが、3歳児を連れていても比較的スムーズに移動することができました。そんな我が家の珍道中をレポートします。
・ルワンダ=日本間をどの便で移動しようか考え中の方
・初めてエチオピア航空を使ってみようかと検討中の方
・子連れでアフリカ・アジア移動にドキドキしている方
初めてのエチオピア航空でのルワンダ・日本間移動

今回は初めてエチオピア航空を使った一時帰国に挑戦をしました。地図上でみると、中東経由よりも、アフリカからアジアへブーンと飛べちゃうので、確かに良さそうです◎
1本目:17時頃 ルワンダ発→エチオピア着(約2時間)
2本目:22時頃 エチオピア発→韓国着(約11時間半)
3本目:17時頃 韓国発→日本・成田着(約2時間)
1本目は、当初「ブルンジ経由エチオピア行」という便でしたが、乗客が少なかったせいなのか、数日前に「出発時間を2時間遅らせ、直接エチオピア便に変更」となりました。こちらとしてはラッキー!
2本目と3本目は同じ機体ではありましたが、韓国の仁川(インチョン)空港ではすべての荷物をもって降りる必要がありました。トランジット時間はたった小一時間と短い中で、全員降りて、全員手荷物検査をくぐります。
お友達から「コロナ以前はわざわざ降りる必要のないストップオーバーだった」とも聞いたのですが、現時点は降りるスタイル。その間に給油や清掃をしているみたいでした。
エチオピア航空での移動で良かった点
正直なところサービス面では賛否両論あるエチオピア航空だったので、どうかしら…とソワソワしていましたが、思っていたよりも安心して乗ることができました。
ルワンダ発だと午後に移動開始とラクチン

旅をするときに辛いのが「朝の2時に起きて、暗い中空港へ向かう…」みたいなシチュエーション。大人だけでも大変なのに、子連れとなるとできれば避けたい変な時間のフライトです。
ルワンダ→日本便は、ルワンダの午後に移動開始となるので、ランチまでは自宅でのんびり過ごせます。これはありがたい!
しかも、当初は15時発だった便が、17時に遅れたこともあり、最後のパッキングや家の片づけなどをして普通の日を過ごしてから、夕方に移動となりました。
アフリカ→アジアへ大移動中によく眠れる

お友達からエチオピア航空での移動を勧められた理由の一つが「夜間便だからエコノミーでも比較的眠れる」という点でした。
それもそのはず、エチオピア→韓国への11時間超のロングフライトは、夜の22時頃の離陸とあって、大人でも眠くなる時間帯でした。
3歳児を連れてのロングフライトはひやひやものでしたが、幸いどこでも寝られるタイプの息子は、エコノミーシートの狭い席でも爆睡。3時間寝て、少し起きて、4時間また寝るという爆睡っぷりを見せてくれました。
さすがに3人席の真ん中で大の字で寝ている人がいると、大人も爆睡!というワケにはいかなかったけれど、細切れで最低限眠ることができました。
どんどんミールサービスが出てくるから楽しい

今回乗ったフライトは、2時間+11時間+2時間の3つのフライトでしたが、どのフライトでもしっかりとしたミールが出てきました。
2時間の短いフライトは「飲み物&ナッツ」くらいの軽食かな?と思っていたのですが、これは大食い家族には嬉しいポイントでした。
1本目:(ディナー)チキンorビーフのカレーのようなもの
2本目:(深夜ディナー)ヌードル
2本目:(朝ごはん)ごはん&チキン or 激甘パンケーキ
3本目:(夜ご飯)ごはんチキン or ポテト&フィッシュ
エチオピア航空のごはんってどんな感じだろうか…と思いましたが、いたって普通の機内食と言った印象でした。深夜に出てきたヌードルが地味に嬉しかった。
時差もあり、動いてないから食欲もおちる移動中とはいえ、「ごはんが出てきそうだね!」「ジュース何にする?」なんてミールサービスのたびに盛り上がるので、子連れには何度も食事が出てくるのは有難かったです。
フライトチケットが1番リーズナブル

特に、パンデミックや戦争の影響を受けてフライトルートがぐちゃぐちゃになっている今。それに加えて、燃料代の高騰により燃油サーチャージまでもが加算される飛行機チケット。
そんな事態に陥る前から「エチオピア航空はルワンダ・日本間の移動で一番安い」と聞いていましたが、実際にフライトを見てみると圧倒的な差がありました。
予約タイミングによって異なるとは思いますが、コロナ前でも、コロナ真っただ中の今でも、他の中東経由や欧州経由と比較すると、リーズナブルでした。
加えて、トランジット時間なども計算に入れると、1番早く日本に戻れるルートでもありました。安くて速い。でもサービスはちょっと心配。というところでしょうか。
エチオピア航空で移動してヒヤッとした点

これと言って何も起こらなければフライト数も多いし便利だけど、何かあると厄介と言われているエチオピア航空。
友達から聞いたハプニングとしては「スタッフの方を呼ぶボタンを押しても、永遠に誰も来てくれない」「赤ちゃんようのバシネットを予約したものの、バシネットしか予約されておらず、子どもの前は違う人が座ることになっていた」など。
そんな中で、やはり私たちもトラブルに見舞われました。もはや飛行機に置いて行かれるのでは?とひやひやした事件です。
- オンラインチェックインで1本目のフライトしかチェックインできない
- 2,3本目はチェックインできずカウンター対応となる
- カウンターでも「システムがおかしいですねぇ。待ちなさい」と言われる
- 「後からチケットを渡すから」と言われ、通関手続きを済ませ待合ゲートへ
- 待てども待てども2,3枚目のチケットが手渡されない
- みなさん飛行機に乗り込んでしまったけど、待ちぼうけな私たち
- ルワンダ人スタッフには「落ち着いて、持ってくるから」と言われ、待ちぼうけ
- そこにエチオピア人マネージャーが現れ「もう飛んじゃうから急ぎなさい。エチオピアの空港で発券してもらえばいいでしょ、何をモタモタしてるの」と怒鳴られる
言われた通りに待っていたのに、なぜか怒鳴られながら、飛行機に押し込まれる始末。「モタモタしてるなら、乗らなくてもいいんですよ」と言われカチーン。
「ルワンダを離れてしまうけど、次のフライトに乗れるのか?」という不安とともに、1本目のフライトに出たのでしたとさ。
結果として、エチオピア空港のカスタマーカウンターで30分ほど長蛇の列を待ったら、無事2,3本目のフライトチケットをGETできて、エチオピアから移動できないという事態には陥りませんでした。ホッ。
それにしても、キガリの空港にいるエチオピア人マネージャーの態度の悪いこと悪いこと。
子連れのエチオピア航空利用なら成田泊が安心

初めてエチオピア航空を使ってのルワンダ・日本間の移動をしましたが、日本に到着するのが20時過ぎ。そこから入国手続きとなると、それなりに遅い時間帯になってしまいます。
一人であれば、そこから都内に向かうバスに寝ながら乗るところですが、子連れとなるとちょっと体力的に厳しいかな…と判断。
今回は初めて成田の近くにあるホテルを予約しました。お世話になったのは「成田東武ホテルエアポート」。夜の時間帯でも無料シャトルバスが出ていて、空港前からホテルまでの移動もラクチンでした。
子連れの移動となると、無理に頑張るのは避けたいもの。はるばる成田まで到着したのだから、一度ホテル泊をはさんでから、都内への移動が良さそうです。
まとめ:出だしは最悪だったけど悪くなかったエチオピア航空移動!

オンラインチェックインでエラーが出る時点で「おや、これは噂のエチオピア航空トラブルか?」とフラグを感じましたが、もっとも難関だったのが「キガリにいるエチオピア人マネージャー」。
そんな出鼻をくじかれる状態でしたが、幸いにもエチオピア空港でのサービスは(長蛇の列とはいえ)受けられ、予定通りの便に乗って日本にたどり着くことができました。
機内でのサービスもミニマムではありましたが、夜間便ということもあって特に不便に感じることもありませんでした。とくにおもちゃなどは出てこないので、子連れだとシールブックなど暇つぶしを持っておくと良いかもしれません。
カタール航空を使っていたころは、トランジットが長くて「空港で無駄な時間を過ごす」感が否めなかったのですが、アフリカからアジアまでひとっ飛びできるエチオピア航空悪くないなぁと。
長めの一時帰国を楽しんだ後は、成田→キガリへと、エチオピア航空で戻るので、その時もまたレポートしたいと思います!
フライト中にワインを飲みながら、映画をまとめ見できる時代は、子どもが何歳くらいになったら訪れるんだろう…