海外子育て

海外子育て!日本から持参した必須アイテムと不要だったもの

海外子育て!日本から持参した必須アイテムと不要だったもの

こんにちは。「minimalish life」をご覧いただきありがとうございます。アフリカ大陸のほぼ真ん中に位置する、ルワンダよりお届けしています。

もう少しで赤ちゃんが生まれるお友達と話していた際「自国から持ってきた方が良いものはなに?」と聞かれました。スーツケースの容量が限られるからこそ、無駄なものは持ってきたくないもの。

アフリカ在住ということで、他の国にお引越し予定の方とは少し事情が違うかもしれませんが、我が家にとって「本当に役に立ったアイテム」をご紹介します。

ポイントは「頑丈」であること。買い替える必要がないというのが、海外子育てのKEYポイントです。

こんな方にお勧めの記事です

・海外子育てをする予定の方
・これから出産する予定の方
・子育てアイテムを探している方

とにかく情報が溢れすぎている子育てアイテム

とにかく情報が溢れすぎている子育てアイテム

出産間近になると気になるのが「何を買っておくと便利なんだろう?」という疑問。雑誌やネットなどで調べると、「買うべきリスト100!」のような長すぎるリストがたくさん出てきて圧倒されます。

ずっと日本にいるならば、それぞれのステージで買い足していけばいいですが、海外に戻る予定だとそうはいかないもの。「将来的に必要そうなもの」を「スーツケースの容量」を見ながら、買い揃えていくしかありません。

我が家は家族3人で渡航しましたが、スーツケース&段ボール複数という大荷物での移動となりました。その中でも、やっぱり持ってきてよかったアイテムをご紹介していきます。

海外子育てでとても役に立ったアイテム

改めて書き出してみると、とにかくポイントは「頑丈」であること。頑丈だからこそ、途中で買い替える必要がない。

そんな我が家で「毎日フル稼働」してくれている「頑丈アイテム」をご紹介します。

寝るときに着せるスリーパー

赤ちゃんとの生活が始まるまで知らなかったのですが、「スリーパー」という“着る布団”がすっごく便利です。

袖のない大き目のベストのような見た目で、パジャマを着せた後の子供に着せるだけ。布団をかけておいても、すぐに蹴飛ばしてしまう小さい子にとっては重要なアイテムでした。

実はこれがルワンダでも大活躍。ルワンダは夜間はわりと冷えるから寒いんです。

スリーパーに頼りすぎているからこそ、息子は「ベッドでは布団をかけるもの」という理解がないのでは…?と思うくらい、布団をかけません。

たまにかけてあげても寝相がすごくて、すぐに抜け出しています。寝ている時までアクティブな息子でも、毎晩しっかり眠れて、風邪をひかないのはスリーパーのおかげです。

洗って使える布おむつ

紙おむつがすごく高い国ということもあり、「おむつ破産」をしないためにも早い段階から導入していた布おむつ。

ルワンダで子育てを始めてみたら、コスト面だけでなく、エコな考え方からも布おむつを導入しているご家庭がたくさん。それくらいヨーロッパでは結構主流になってきているみたい!

布おむつについては、こちらの記事でも詳しくご紹介しています。少しでも気になっている方はチェックしてみてくださいね。

広げたタオルの上におむつをはいた赤ちゃん
エコな布おむつ育児。実際どうなの?簡単な始め方。布おむつって環境に良さそうだし、赤ちゃんにも良さそうだけど、実際どれだけ大変なの?コスパはどうなの?と心配な方。ぜひこの記事を読んで、やってみよう!という気持ちになって頂けたら嬉しいです。...

タイルにごっつん対策のジョイントマット

日本にいても子供のいる家庭では定番のジョイントマット。クッション性のあるパズルを並べて、好きな形にマットが作れるアレです。

これが、海外暮らしだとかなりの必需品。なぜなら、家の床がめちゃくちゃ固いから!!

我が家が子育てしている環境は、リビングがタイル仕立て。優しいフローリングなどの素材ではなく、ツルっと転ぶとリアルにコブが出来るほどの固さを誇ります。

ジョイントマットはどこのご家庭に行ってもあるといっても過言ではないほど、子育て中にはマストアイテムと言えるでしょう。

毎度のごはんにシリコン製のビブ

離乳食が始まると、どんどん人間らしさが出てきて楽しい反面、片づけの手間もグッと増えます。その時に便利なのが、シリコン製のビブ。

シリコン製というのがポイントです。我が家は訳も分からず何種類か買っていましたが、布っぽい素材のものはことごとくカビてしまいました。(滅多にカビが発生しないアフリカ暮らしなのに!)

結局1番長く使えてタフだったのは、シリコン製のしっかりとしたもの。持ち歩く時にちょっとかさばるけれど、使った後にササッと水で流して、そのへんに放置しておけばすぐに乾くという優れもの。

2個入りセットを買ったものの、たった1枚で2年半ほど耐えてくれて、1個残りったほどタフです。

アフリカ暮らしだからこそとても役に立ったアイテム

アフリカ暮らしだからこそとても役に立っ

海外子育てといっても、住む国の衛生環境や物の流通具合によって状況が異なるかなと。でも、これからアフリカへ行く!という超レアな方に向けて、アフリカ暮らしだからこその助かったアイテムをご紹介します。

水が怪しい?哺乳瓶の洗浄にミルクポン

日本にいても使う人と使わない人がいるらしい「哺乳瓶の洗浄液」。なんとなくケミカルな香りがするからいらないかなぁーと思いつつ、ルワンダの水事情が怪しいことを思い出して、買い占めてきました。

大きめの容器に水と洗浄剤を入れておけば、洗った哺乳瓶を放り込むだけ。あとは使うまで入れておけばいいので取り扱いもラクチンです。

周りのご家庭を見ていると、しっかり洗浄する家もあれば、洗ってシンクで乾燥させるだけ!という家もあるので、こればっかりは自分たちがどう思うかかなぁ、と思います。

今のところ息子はおなかを壊したこともないので、除菌の効果はあるのかなと感じています。

高級食材の部類に入る粉ミルク

ルワンダにおいて粉ミルクは海外からやってくる舶来品=超高級品です。なんだろう、毎回粉ミルクを成城石井で買うようなイメージでしょうか。

事前に「ミルクはとにかく高い!」と聞いていたので、我が家は日本→ルワンダへ移動したときの荷物の半分以上が粉ミルクでした。

1番お金がかかったし、とてもかさばったけれど、粉ミルクを持ってくるのは大正解だったなと思います。

現地では何も買えないからこそ大きめの服

ルワンダでない国であれば、これはそこまで心配ないかもしれません。でも、ルワンダにいるとお洋服を買うのは一大事です。全く買えないわけじゃないけど、クオリティと値段が全く見合わない印象…

どんどん大きくなる赤ちゃんだからこそ、ちょっと先のサイズまで見越して服を買っておくのがポイントです。サイズアウトのリスクを考えたら、ちょっと早めから大き目の服をダボダボ来ている方が長く着れますし。

子どものお洋服サイズ
  • サイズ60:本当に最初だけだから、ちょっとでOK
  • サイズ70:半年から1歳頃まで。意外と短いから少なくてOK
  • サイズ80:1歳
  • サイズ90:2歳
  • サイズ100:3,4歳

我が家はサイズ80の服をダボダボ時代から、パツパツ時代まで着ていたなという印象です。

一時帰国のチャンスを逃したため、サイズ90の服を買うチャンスはなく、2歳半頃からサイズ100を着せています。ダボダボも可愛いもんです。

意外といらなかったなぁという子育てアイテム

意外といらなかったなぁという子育てアイテム

色々な雑誌で「マスト!」とリストアップされている割には、我が家であまり活躍しなかったなぁというアイテムもご紹介します。ご家庭によると思うので、あくまでも参考程度に。

何度かしか使わなかったベビーカー

子どもといえばベビーカーというイメージだったから買ったのですが、我が家で活躍してくれたのは「たった数回」

それもそのはず。ルワンダにいると「基本車で移動」が当たり前。ショッピングモールのような場所があるわけでもなく、めったに外を歩くチャンスってないんです。

まだ10か月の息子と一緒に「ファミリーランイベント」に参加した時にフル活躍してくれたので、元は取った気がしますが。でも、必要かといわれるとそうでもなかったかなぁ。

鼻水を吸い取ってくれるチューブ

子育て準備グッズとして絶対にランキングしている鼻水チューブ。これも子育てするまで知らなかったけど、鼻水をチーンと出すことができない赤ちゃんのために、親が吸い取ってあげるというアイテムです。

これによって、子供の風邪をもらいがち…とお友達が言っていましたが。

なんとなくあった方がよさそうだなと思って買ってきましたが、たまたま我が家の息子は健康優良時。丸1年間風邪をひくことなく乗り切ってしまったので、一度も使うことはありませんでした。まだ箱に入ってます…

気になっていたおもちゃあれこれ

プレママ向け雑誌をみていると「月齢に応じて、色々な刺激を与えられるように」と様々なおもちゃが紹介されています。しかも見れば見るほど「子供に良さそう!」と欲しくなるようなものばかり。

でも、子どもにとっては、どんなものもおもちゃになる。だからこそ、あれこれ買いすぎなくて大丈夫。

実際我が家で大ブームとなったおもちゃの例
  • 乾燥大豆をお玉ですくう遊び
  • 粉ミルクの缶を太鼓にする遊び
  • 壊れた携帯
  • クイックルワイパー


特に赤ちゃんのうちは「これ!」というこだわりもなく、目の前にあるものすべてがおもちゃになります。だからこそ、スーツケースにあれこれ詰めなくて大丈夫。最低限で何とでもなります。

まとめ:海外子育てに向けて買うならタフなアイテムを!

まとめ:海外子育てに向けて買うならタフなアイテムを!

海外での子育てとなると、いわゆる日本の雑誌がうたう「準備するものリスト」を揃えるのは困難です。そもそも現地で買えないことが多いし、日本から持っていけるのは一握り

だからこそ、賢いお買い物がしたいもの。里帰り出産をしてから、息子が3歳になるまでの2年半日本に戻っていない我が家だからこそ見えてきた「本当に活躍したもの」をご紹介しました。

壊れやすいもの、買い替えなければいけないものは向きません。とにかくタフで毎日頑張ってくれるアイテムこそ、海外子育て先に持っていくべきです。

もちろん移住先によって状況は異なると思いますが、これから海外子育てが始まる方にとって少しでも参考になれば幸いです。