こんにちは。「minimalish life」をご覧いただきありがとうございます。アフリカ大陸のほぼ真ん中に位置する、ルワンダよりお届けしています。
朝活を始めた頃に出会った「モーニングページ」という日記法。ペンとノートを朝一に開くというだけのアクテビティですが、これがストレス解消効果から、アイディア出しのブレインストーミングまで、様々な効果を実感しています。
ここのところお休みしてしまっていましたが、改めて毎日の習慣にしていきたい!と思ったので、自分のモチベーションをあげる為にも、メリットをご紹介していきます。
・モーニングページが気になっている方
・どうも日記が続かない…という方
・良い習慣を身に着けたい方
モーニングページとはいったい何のこと?
モーニングページとは「朝起きて頭にポツポツと浮かんでくることをノートに書き出す作業」のこと。
そんな単純なことですが、いざ続けていくといろいろな効果が感じられるから不思議です。
『ずっとやりたかったことを、やりなさい』
ジュリア・キャメロン著の「ずっとやりたかったことを、やりなさい」という本の中で提唱されている、自分の中の創造性を高めるための方法です。
原題が「アーティストウェイ」というだけあって、一人ひとりの心の中にあるアーティストの部分、つまりクリエイティビティを引き出していくことにフォーカスする手段として紹介されています。
やり方は簡単。ただ書くだけ!
「創造性を高める…」と聞くと、なんだか難しそう…としり込みしてしまう方もいるかもしれません。でもその必要はありません。
- ノートを準備する(大き目サイズがおすすめ)
- ノートとペンをリビングにおいて就寝
- 朝起きるや否やノートを開いて頭に浮かんだことを書き出す
- A4ページ3枚書くことが推奨されている
たったこれだけ。難しいルールはありません。起きてすぐにノートを広げて、A4ページ3枚分書きなぐるだけ。
難しいことを書こうとせずに、とりあえず頭に浮かんできたことを文章にして書くだけです。
おはようございます。今日は早起きしたからちょっと寒いし、まだ外は暗い…
といった感じ。でもいざ書き始めると、なんだか楽しくなって筆が進むものです。
ただ書くだけで何かに繋がるの?と思って始めましたが、実際に書き出してみると思ってもいなかった効果が実感できました。
脳の中を絞り出すから何かが見えてくる
『ずっとやりたかったことを、やりなさい』の中で、3ページ書くことが推奨されていますが、それは結構なハードワーク。実際にやってみると、書くのが早い私でも45-60分ほどかかります。
必ずしもそこまでやる必要はないけれど、もうこれと言って書くことがないよ…と言うときにこそ、心の奥底に眠っていることが出てくるといわれています。
実感しているモーニングページの効果
朝活ルーティンの中にモーニングページを取り入れてみたのですが、たった数か月実践してみただけでたくさんのメリットを体感しています。
- ストレス解消効果になる
- 自分が今何を考えているのかが見える
- あれこれやりたいことが見えてくる
- 朝一にノートを埋めたという達成感がある
- 読み返した時に急成長を感じられる
- 朝は自分のために時間を使うことを許せる
単純にノートを埋めていく行為も楽しいのですが、それ以上に自分を取り巻く環境が急スピードで変わっていくのを感じています。
ストレス解消効果になる
朝一にザーッと頭の中に浮かんでくることを、ただ吐き出すというだけですっきり効果があるなと感じました。
あれこれ思い悩んだ日や、仕事でもやっとした翌日は、やはり寝起きに浮かぶことはネガティブなことばかり。それらをノートに書きなぐることで、肩から重い荷物を降ろしたようなすっきり感があります。
朝一に不快な気持ちをノートに吐き出してしまえば、日中はそモヤモヤするのが減った気がします。一日をポジティブに過ごすためにも、暗い気持ち・悩みは朝に出しきってしまいましょう・
自分が今何を考えているのかが見える
つらつらと書いていくと徐々に「今自分はこんなことを考えているんだ」と驚くことがあります。
毎日のタスクに追われていると、あえて文章にすることはないようなことも、数日間にわたって何度も出てくると「これが気になっているんだな」と気づくことができます。
何気ない日々を過ごしていると「自分が何に興味があるのか」「何が気になっているのか」を気づかずに過ごしてしまうことも多いです。また「何にモヤッとしているのか」「どんなことは嫌なのか」は見てみぬふりをしていることも多いです。
モーニングページを始めたことで、自分の心を占めている良いことも悪いことも把握できるようになりました。
あれこれやりたいことが見えてくる
自分が何を考えているのかが見えてきたことで、わたしの場合は「書くことが好き」「もっとクリエイティブな仕事をしたい」と考えていることが分かりました。
モーニングページを始めて2か月経った頃、ついに「ライターになってみよう!」と思い、クラウドソーシング経由でライターデビューをしました。
今ではちょっとした副収入を稼げるようになり、モーニングページを始めたことで「webライター」という新しい肩書を得たうえ、仕事にまで繋がりました。
朝一にノートを埋めたという達成感がある
朝活をしていると「辛い早起きを続けて何かになるんだろうか…」と悩むことがあります。
そんな時こそモーニングページを開くのがオススメです。パラパラとめくっていくと、過去の朝に書いた記録が残っているというのは励みになります。
朝活に読書や運動をするのも良いですが、何か「目に見える形」でやったことが残ることで、これだけ頑張って続けているなと実感できるのは嬉しいものです。
たった15分程度であっても、ノートを埋めることで達成感を感じることができます。
読み返した時に急成長を感じられる
モーニングページを2か月以上経ってからパラパラと見返すと、そこには今と全然違う自分がいることに驚きます。
モーニングページにはは8週間は振り返らないというルールがあるので、2か月は見返さずに突き進みましょう。
・こんなことに悩んでいたことさえ忘れていたよ
・ライターデビューするか悩んでいたけど、足踏みするなら一日も早く始めたら良かったな
今の自分からは信じられない内容でモヤモヤしていたり、足踏みしている自分に出会うことができます。それってちょっとだけ成長しているという証拠!
毎日結構な量を書いている場合、全部をじっくりと読み返すというのは骨の折れる作業かもしれません。
わたし自身も小さな&眠そうな字でツラツラ書いた文字を、隅から隅まで読み返すことはしていません。でもパラパラっと見ると、たった2、3か月でも遠くに来たなと実感できます。
朝は自分のために時間を使うことを許せる
朝の時間は自分に使おう!と思っても、つい家族の朝ごはんのことが気になってしまったり、仕事のメールが気になってしまう人は多いものです。
そんな中でも「モーニングページの20分だけは自分に使う!」と決めたことで、自分のために時間を使うということを許せるようになった自分がいます。
すると、浮かんだアイディアややりたいことにも貪欲になってきました。つい周りの人を優先してしまいがちな人こそ、自分の心と向き合う時間を設けることは大切です。
まとめ:自分に贈る大切なモーニングページ時間
忙しい毎日の中で、セルフケアを20分している人はどれくらいいるでしょうか?
やった方が良いんだろうなと思いながら、自分のことに手をかけられている人は一握りなはず。
今までだったら起きてすぐにTwitterを覗いたり、朝のニュースをぼんやり眺めていた20分間を、モーニングページに切り替えるだけで、朝一にセルフケアが済んでしまいます。
モーニングページの要は朝一に実施すること。そのメリットは色々ありますが、なにより朝の頭はクリエイティブという点につきます。
気が付いていないかもしれないけれど、自分の中には「あれをやりたい!」「これが気になる!」というアーティストがいるはずです。
自分の心と向き合うセルフケアとして、モーニングページを始めてみませんか。ノートとペンさえあれば、今すぐに始められますよ。
やってみようかなという方はこちらの記事も併せてご覧ください。
英語でA4ページ3枚が推奨されているので、漢字も駆使した日本語だと多分1.5ページが同量なんじゃないかなぁ