ルワンダ移住ガイド

ルワンダで運転したい!免許はどうなるの?

運転免許の取得方法

こんにちは。「ルワンダ移住ガイド」をご覧いただきありがとうございます。ルワンダ渡航が決まった方に向けて、スムーズな移住が出来るように各種情報提供していきます。

ルワンダでは中古車を買うというのが主流だというお話を別の記事でしましたが、車をGETするとなると気になるのが免許事情。

ルワンダで運転はできるの?
日本の免許で運転して大丈夫?
事前にしておくべきことは?

車の運転にあたって、気になるあれこれをご紹介していきます。

なお、私自身が現地免許への書き換えをしたのは2018年と少し前のことなので、少し古い情報ということをご承知いただきたく。とはいえ、あんまり変わらないんじゃないかな…

ルワンダで運転はしても大丈夫?

車のカギ

嬉しいことにルワンダは運転しても大丈夫な国です!多くの在ルワ外国人が、女性でも運転しています。

というのも、アフリカの国によっては、治安上の問題から外国人の運転を推奨していないという場所もあります。カージャックなどの対象になるのを避けるべく「ドライバーさんを付けるべし」という国もあると聞きます。

首都キガリはコンパクトなサイズということもあって、やはり自分で運転してさくっと出かけられるというのはすごく便利です。旅行なら不要かもしれませんが、移住するとなるとやっぱり運転はしたいもの。

短期滞在なら渡航前に国際免許を取得しよう

赤い車

渡航前にしておきたいことリスト」の中にも記載しましたが、短期滞在の場合は、日本で国際免許を取得するだけで運転が可能です

日本の免許を持って、指定のの事務所に行けばサクッと取得できたと記憶しているので、日本を離れる前に忘れずに申請しておきましょう。

ちなみに、日本で取得する国際免許の期限は1年のみ。渡航前に取得することを考えると、結構すぐに切れてしまうので、注意が必要です。

長期滞在なら現地の免許を取得しよう

長めに滞在予定であれば、現地の免許を取得することをお勧めします。少し手間ですが1度申請すれば10年有効なので、取っておいて損はないと思います。

申請方法
  1. National Police Traffic Departmentにアポを取る。
  2. 必要な書類を準備する。
  3. 事務所を訪問し、申請書提出する。
  4. 支払い依頼SMSを受ける。
  5. 支払い完了後、SMSで申請受領連絡を受ける。
  6. 2週間後に訪問。進捗確認と日本の免許が返却される。
  7. 申請から1,2か月でルワンダ免許が完成。

具体的なステップのご紹介ー2018年の記録ー

メモ

こちらかなり細かい内容なので、サラッと読みたい方は飛ばして下さい

1.National Police Traffic Departmentにアポを取る

最近申請した人を見つけて、担当者の連絡先をGETできると1番スムーズです。2018年時点の担当者であれば、連絡先をもっているのですが、さすがに問い合わせいただいても古いかもしれません…

2.必要な書類を準備する。

  • 申請書(1部)
  • 日本の免許証
  • 写真2枚
  • パスポートの顔写真のページのコピーを(2部)
  • ビザのページのコピーを(2部)
  • IDカードのコピーを(2部)

3.事務所を訪問し、申請書提出する。

2018年当時は8番窓口(Examination)で申請書を提出。
その後4番窓口(D/Test & License)で面談。申請理由を説明するだけ。

4.支払い依頼SMSを受ける。

申請日から5日後くらいに支払い依頼SMSが届く。
銀行での支払いの場合は、支払い証明(レシート)を後日提出。
今時はモバイルマネーで支払うのが簡単で、証拠も残ってスムーズかもしれません。

5.支払い完了後、SMSで申請受領連絡を受ける。

申請書提出+支払いをもって、申請受領連絡をSMSで受ける。

6.2週間後に訪問。進捗確認と日本の免許が返却される。

2週間後にもう一度来るよう言われ、予定の日に出向くも、状況はあまり進んでいない。
でも出向くことで、書類がちゃんと受け取られていることが確認でき、念押しができる。
このタイミングで「もういらないわ」と日本の免許が返却される。

申請中は日本の免許の原本をPoliceに預けることになります。なくならないと祈りつつ、しっかりと返してもらえるようにプッシュした方が良いです。

7.申請から1,2か月でルワンダ免許が完成。

さらに2週間後に来るように言われて、予定の日に出向くも、やはり完成はしておらず。
「また1週間後に来てね」を何度か繰り返し、やっとルワンダ免許が完成します。

受け取ってみて驚いたのですが、ルワンダの免許の有効期限はまさかの10年!なんども事務所を訪問する必要があり手間ではありますが、1度取ってしまえば長く使えます。

おまけ:警官に免許証確認に止められたときの話

ポリスカー

ルワンダの路上にはたくさん警察官が立っていて、定期的に検問のような形で「免許証チェック」も行われています

ランダムチェックの時は比較的外国人には声をかけていない印象ではありますが、通過する車を全部止める方式の時には、私も止められることがあります。

国際免許証を出した場合

ここルワンダの警察官は日本で発行された国際免許証を見たことがありません。「外人が見慣れないものを持っている」という印象なのか、グレー色の国際免許証を出した瞬間、面倒くさそうな雰囲気が漂います。

ほとんどチェックすることなく、内側に書いてある有効期限などを見ることもなく、「まぁなんか持ってるからいっか」といったトーンで、リリースされることが多いです。

ルワンダ免許証を出した場合

国際免許証の有効期限が切れてしまってからは、ルワンダ免許証を提出しているのですが、これもまた面白い。

短期滞在の外国人も多いからなのか「外国人なのにルワンダの免許証を持っている!」と何故だか喜ばれて、瞬時にリリースされます。

ルワンダ免許証の申請は手間ではありますが、「君はルワンダ人だね!」なんてジョークを言われたりして、サクッと笑顔で通過できるというメリットは大きいです。

基本的にね、この国の警察は外国人に対して優しいんです。同僚曰く「罰金を払わなかったり、無免許運転するのは基本ルワンダ人。外国人はみんな車検にもちゃんと行くし、もちろん免許持ってるから、ポリスのターゲットはルワンダ人だね」という印象なのだとか。

まとめ:国際免許と日本の免許の両方持参すると良いかな

ルワンダに来たら、やっぱり便利なのは自家用車。タクシーも走っていますが、毎回道に迷ったり、値段の交渉したり…は骨が折れるもの。

日本で免許を持っていれば、この国での運転はすぐに可能ですので、ぜひ運転に挑戦してみてください!

短期滞在なら国際免許証だけでOK
長期滞在ならルワンダ免許の取得がベター

ペーパーワークに時間がかかるルワンダ免許ですが、一度申請すれば10年持つということもあって、取っておくに越したことはないかもしれません。