ルワンダ移住ガイド
妊娠

海外で妊娠!日本で出産する場合のスケジュール感とは?

海外で妊娠!日本で出産する場合のスケジュール感とは?

こんにちは。「ルワンダ移住ガイド」をご覧いただきありがとうございます。ルワンダ渡航が決まった方に向けて、スムーズな移住が出来るように各種情報提供していきます。

ルワンダで妊娠を望んでいたり、実際に授かった場合は、その後どのようなスケジュールが待ち受けているのでしょうか。第一子を妊娠した時は、まったくイメージが湧かなかったので、ご参考までご紹介します。

・海外で妊娠したらどうなるの?
・日本で出産を希望する場合は?
・いつまでに帰らないといけないの?

妊娠初期に決めることが沢山ありながら、まだ人に相談するには早すぎる時期。そんな方に向けて、こっそりとチェックできるように記事にしておきます。

何はともあれ初回検診で心拍の確認

何はともあれ初回検診で心拍の確認

「もしかして妊娠したかもしれない…」と妊娠検査薬で陽性が出た場合、病院を見つけて初回検診へ行く必要があります。

これは日本にいても同じことで、心拍確認=心臓が動いていることが確認できたら、一安心です。おめでとうございます!!

妊娠検診の流れなどについては、こちらの記事で詳しくご紹介しています。

ルワンダで妊娠したかもしれない!まずはどうしたら良いの?
ルワンダで妊娠したかもしれない!まずはどうしたら良いの?妊婦デビューしたかもしれない!という嬉しいタイミングは、まだ人には言えない時期だからこそ情報収集が難しいもの。こっそりと覗きたい方に向けて、ルワンダで2度目の妊娠を経験している私が、出来る限り詳細にご紹介していきます。 ...

ありえる出産パターン。ルワンダで?日本で?

妊娠が分かり、嬉しい気持ちとドキドキでいっぱいの時期ですが、実は大きなジャッジを早い段階でする必要があります。出産をどこでするのか?という問題です。

ルワンダで出産する場合

妊娠検査薬

数年前までは「外国人=ルワンダでは出産せず、母国などに帰る」というのが主流でした。

しかし、少しだけ医療が進歩したからなのか、コロナの影響で帰国したくても帰国できなかった人も増えたことで、ルワンダで出産をする友達も増えたなぁという印象です

実際にKing FisalやDream Medical Center、Iranzi Clinicで出産したという友達がいます。これといって複雑なことに陥らなければ、ルワンダで出産することも可能です。

なお、数年前までは無痛分娩の選択肢はルワンダにありませんでしたが、最近Dream Medical Centerで取り扱いが始まったそうです。

一方、ルワンダ人女性に人気があるのが陣痛を苦しまなくて良い帝王切開。実際に周りの同僚を見てもほとんどが何度も妊娠し、何度も帝王切開をしているケースが目立ちます。

もし普通分娩を希望する場合には、早い段階からお医者さんにリクエストをしないといけないそうです。医者目線でも帝王切開の方が事前にスケジュールが分かる&お金になるから、積極的に進めてくるのだとか。

日本で出産する場合

飛行機

もしもルワンダではなく、日本で出産したいという場合には、遠隔で病院の予約を取る必要があります。

私も妊娠するまで知らなかったのですが、日本の病院はとにかく妊娠初期の段階で分娩予約を取るルールになっています。おなかが大きくなって帰国して、突然病院に行ってみても、受け入れてもらえないということです。

一般的には、妊娠が分かるや否やどこの病院で出産するのかを決めて、すぐに予約を取るそうです。

…となると、できるだけ早い段階で一時帰国をする場所を決めて、そこから通える病院を探し、遠隔で予約を取る必要があります。

私が第一子を出産した病院は、「予約は電話ではダメで窓口に出向かないいけないルール」だったので、代理人として母に行ってもらいました…

里帰り出産の場合のスケジュール感

産の場合のスケジュール感

もしも日本で出産を希望する場合は、実際にどのようなスケジュールになるのでしょうか。第一子を出産した時のことを思い出しながら、具体的にメモしておきます。

6月妊娠したかも?検査薬で確認
7月中旬に初回妊娠検診→日本の病院予約
8月一時帰国(日本の病院のルール ※1)
9月ルワンダで検診
10月今のうちとケニア旅行
11月ルワンダで検診
12月ルワンダで検診
1月上旬に日本へ帰国(予定日の2か月前 ※2)
2月下旬に出産
3月(上旬が出産予定日だった)

どうでしょうか。こうやってみると、妊娠が発覚してから、日本へ移動するまでの時間は結構短いと感じませんか?

ポイント:初回検診がいつか?(※1)

初診予定日を確認

第一子を妊娠した時、日本の病院に予約を入れると「妊娠中期に入るまでに初診を受けること」という厳しいルールがありました。

7月に妊娠が分かったばかりだというのに、翌月には日本の病院に駆けつけないというけないルール。妊娠初期って飛行機乗っていいの?と思いながら、ドーハ経由の長旅に出ました。

このルールはすべての病院である訳ではありません。でも、同じく里帰り出産をした友達も同じ目に合っていて、「ぎりぎりまで来なくていい」という病院の方が少ないのかもしれません。

なお、第二子の時は、同じ病院に予約を取ったところ、コロナの影響かこのルールはなくなっていました。なんとも、有難い!

ポイント:最終渡航タイミングは締め切りアリ(※2)

フライト

どんどんおなかが大きくなってくる妊婦姿で、長距離フライトは結構苦しいものがあります。リッチにビジネスクラスで寝転がれたらいいですが、エコノミーで頑張るとなると結構ハードです。

ANAの国際便の場合のルール
  • 一般的に妊娠8か月目(32週)くらいまでが推奨されている
  • 出産予定日を含め15~28日以内:医師の診断書が必要
  • 出産予定日を含め14日以内:診断書と医師の同伴が必要

航空会社によって若干異なるので、自分が帰国する便を想定の上で詳細を確認しましょう。

予定日から逆算して、1か月以内になってしまうと医師の診断書が必要なレベル=リスキーと言ってよいでしょう。なんせ、ルワンダと日本は離れていますし。

よって、予定日から逆算して2か月前(32週)までに渡航できるのが一番安心できると言えます。私自信も、ぎりぎりまで仕事をしていましたが、2か月前のタイミングで日本に向けて移動しました。

まとめ:出産場所のジャッジは早めにするのが鍵

まとめ:出産場所のジャッジは早めにするのが鍵

ルワンダで出産をすると決めたのであれば、実際に生む病院を探すのはそこまで急ぐ必要はありません。ただし、日本で産むことを視野に入れるのであれば、話は別です

日本の病院は「心拍確認が取れ次第、8か月先の分娩予約を取る」というとてつもなく早いスケジュールで動いています。また、病院によっては「早い段階で一度来てください」というルールが設けられている場合も。

妊娠が発覚したばかりで、まだまだ実感がわかない!というタイミングですが、出産場所に日本を考える場合は、てきぱきと動く必要があります

ギリギリに駆け込んでも受け入れてくれないそうなので、こればかりは早めにネットで調べて申し込みを済ませましょう。