ルワンダ移住ガイド

ルワンダの首都キガリ内の公共交通事情

ルワンダ公共交通事情

こんにちは。「ルワンダ移住ガイド」をご覧いただきありがとうございます。ルワンダ渡航が決まった方に向けて、スムーズな移住が出来るように各種情報提供していきます

日本では完全にペーパードライバーだった私ですが、ルワンダ移住直後から車を運転し始めたこともあり、公共交通機関は使ったことがないのですが、このようなオプションがあるよという意味で、ご紹介していきます。

首都キガリの中はどうやって移動するのが良いの?
電車やバスは通っているの?
個人が運転しても大丈夫?

そんなキガリビギナー向けに、メジャーな公共交通機関をご紹介していきます。

タクシー

空港にたどり着いた際、ホテルのピックアップサービスを利用しない場合、まずお世話になるのがタクシーです。白いセダン車で、Yego Motoというロゴが入ったものが一般的です。

全タクシーに携帯アプリが備え付けられ、行先を入れると値段が自動計算されて出てくるようになっています。これによって、外国人が法外な値段を吹っ掛けられたり、到着するまで値段が分からない…という不安を取り除くことに成功しました。

…というのは美しい話ですが、ここはアフリカです。

せっかく全車両にアプリが導入されたというのに、実情としては、アプリを使わない運転手だらけというのが正直なところです。「携帯が壊れている」「ネットワークが不調だ」などを理由に、以前のように値段交渉してからお客さんを乗せる人が多いです。

空港から首都内の主要ホテルまでだと15,000Rwf程度が相場です。それ以上の場合はご注意ください!

一般的に車を持っていない外国人は、気に入ったドライバーの携帯番号を控えておいて、お願いしたい時には個人に連絡を取ってきてもらうようにしていることが多いです。

毎回違うドライバーが来て、言葉が通じなかったり、運転やサービスに難があっては困るので、タクシー利用が増える人は、信頼できる人を見つけるところから始めると良いかもしれません。

Uberの代わりのMOVE

ルワンダはUberは禁止ですが、代わりにMOVEというサービスが始まりました。基本的にはUberと同じで、アプリ上で行先を入力した上で、近くにいる車が来てくれます。

タクシーと同じく、事前に値段が分かるので無駄な交渉がないというのが良いところです。

このMOVEの問題は、せっかくアプリがナビの役割をしているというのに、ルワンダ人ドライバーは基本的に地図が読めないという点。家に来るまで、そして到着地点にたどり着くまで、何かと時間がかかりますが、これもこの国ならではでしょう。

バス

バス

現地の方々と一緒の移動をチャレンジをしてみたければ、バスに乗ってみてもいいかもしれません。

ルワンダではTap&Goという、日本のSuicaのようなカード制度を導入しています。所定のバス停にてカードを購入の上で、機械のある大型バス停でチャージをするか、MOMO(モバイルマネー)で支払いを済ませます。

あとはバスに乗り込んだタイミングで、車内の機械にピッとかざすだけでOKです。

アフリカあるあるですが、運航時刻などは何も決まっていないので、気長な旅は覚悟しましょう

少し前まではバスが横転するようなトラブルも多く、運転の荒いドライバーが多かったバスですが、近年政府によってスピードメーターが各車両に取り付けられるようになり法定速度以上出せなくなりました。そういう意味では、安心して乗れるようになったかもしれません。

とにかく交通違反に厳しいルワンダ。もしも自分自身が違反してしまった場合に備えて、こちらの記事もご覧ください。

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モト(バイクタクシー)

バイクタクシー

多くの現地の人の移動手段といえば、町中を有象無象と走り回っている赤いバイクタクシーです。

タクシーということもあり、安全性は少し怪しいですが、数百Rwf(数十円ということ!)で近くへの移動ができるとあって、使っている外国人も多くいます。

これもまた、全車両にスマホアプリの導入が義務づけられました。行先を伝えて、アプリ上で値段の自動計算→支払いまで完了するはず。

…でしたが、やはり誰も使っていません。基本的に今まで通りのドライバーとの値段交渉制が続いています。

基本的に「小銭は持っていない」と言われてオツリがでないので、細かくコインを持ち歩く方がよいでしょう。今ではMOMO(モバイルマネー)での支払いも可です。

ルワンダバイクタクシーの特徴

アプリ導入には失敗しているルワンダですが、唯一胸を張れる点が!

  • バイクに乗るときのヘルメット着用(ドライバー&お客さんも)は徹底
  • モトを使う人はMYヘルメットを持ち歩く人も
  • コロナ対策としてヘルメットを借りる際は、バンダナや薄手の帽子をかぶり髪の毛が直接ヘルメットにつかないようにすること

実際にあちこちで事故を見かけるので、乗ったら「ゆっくりゆっくり」とドライバーをコントロールしましょう。

おまけ:自転車タクシー

自転車

外国人が使っているのを見たことがないですが、のほほんとした雰囲気の漂う自転車タクシーもあります。

都心部では営業が禁止されていて、基本的にバイク・車のタクシーしか走っていませんが、一歩田舎に出るとたくさん走っています。

大きな荷物を持ったお客さんを乗せていたり、いったいどこまで自転車で行くんだろう…という感じですが、一家に一台自転車がある訳ではないルワンダ人からすると、重要な公共交通機関です。

まとめ:タクシーとモトは外国人利用者がいる印象

町中の景色

ルワンダの首都キガリ内の移動方法についてご説明してきました。ご参考まで、いろいろと並べてしまいましたが、基本的に在ルワ外国外国人が使っているのは2つ。

・タクシー/MOVE:慣れてきたらドライバーと直接連絡
・モト:短い距離をサクッと乗る場合

どちらも運転手さんとの値段交渉や、安全面の確保に少し難ありということもあり、多くの人はやはり自家用車を手に入れて運転しています。幸いルワンダは外国人が運転しても大丈夫とあって、やっぱり車が便利だよねという雰囲気です。

ルワンダでの車事情については、また別の記事でご紹介していきます!

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