ルワンダ移住ガイド
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ルワンダで妊娠したかもしれない!まずはどうしたら良いの?

ルワンダで妊娠したかもしれない!まずはどうしたら良いの?

こんにちは。「ルワンダ移住ガイド」をご覧いただきありがとうございます。ルワンダ渡航が決まった方に向けて、スムーズな移住が出来るように各種情報提供していきます。

今まさにルワンダで二度目の妊婦を経験しています。二度目だからどーんと構えていますが、1回目は知らないことだらけで、一人右往左往したものです。

・ルワンダで妊娠したかもしれない
・まずはどうしたらいいの?
・病院は?葉酸サプリは?

そんな、妊婦デビューしたかもしれない!という嬉しいタイミングは、まだ人には言えない時期だからこそ情報収集が難しいもの。

こっそりと覗きたい方に向けて、出来る限り詳細にご紹介していきます。

まずは薬局で妊娠検査薬を買おう

薬局で妊娠検査薬を買おう

「あれ、生理がきていないかもしれない」と気づいたら、妊娠検査薬を買いましょう。ルワンダでも、ほとんどの薬局で取り扱いがあります

・キガリハイツで輸入品を買ったら500円くらい
・しがない薬局で中国製のものを買ったら50円

今回家の近くの薬局で買ったところ、400rwfと言われて驚きました。中国製のものは10㎝くらいの細長い紙で、さながらリトマス紙…。

でも、これだけ子供が多い国だからこそ、誰もが手に入れられる値段で検査薬が売っているのは納得です。

一番難しいのが産婦人科探し

一番難しいのが産婦人科探し

妊娠検査薬で陽性が分かったら、おめでとうございます!!

ここからが少しハードなところです。ルワンダの病院情報はとにかく分かりにくく、そしてその時によって目まぐるしく変わってしまうからです。

2月時点の人気のクリニック

・Iranzi Clinic(女性の先生がいる)
・Dream Medical Center(無痛分娩可能)
・Deva Clinic(女性の先生がいる)

何が難しいって、クリニックは存在していても「人気の先生」がいたり、いなかったり。週に2回しか来ていなかったり。

ドキドキしながらクリニックに予約の電話を入れてみても、「先生がバカンス中でいません」と断られることも多いです。

本当に、こればっかりは難しいし、危機的な状況に陥ってたら…と考えると気が気ではありません。

リアルタイムで人気の先生の情報をこっそり入手するには、Expats in KigaliやMum Life in KigaliというFacebookグループで検索をかけてみると良いかもしれません。

初回の妊娠検診の流れ

妊娠検診の流れ

ルワンダで2度目の妊娠をしている今回は、初回検診はDr.Narine Clinicへ行ってみました。上記のオススメクリニックがことごとく「先生がいません」という状況だったので…

初診の流れ

①先生とのお話(最終生理日の確認など)
②エコーで妊娠の確認
③血液検査

私の場合は保険のおかげで自己負担が10%なので、検査などを含めて10,000Rwf(約1,200円)で済みました。日本での初回検診を受けたことがないので比較はできませんが、基本的なことは網羅しているのではという印象です。

個人論ですが、ルワンダの産婦人科はアポを取るのでさえ一苦労&待ち時間も長いことが多いです。だからこそ、出来るだけ通う回数は減らしたいもの。

ソワソワしますが、心拍の確認が出来る時期まで待ってから行くのがオススメです。妊娠検査薬で陽性が出てから10日後くらいでしょうか。

ちなみに、ルワンダでは初回からお腹エコーです。日本だと最初のうちは経膣エコーと聞いたので、その点だけはルワンダの方が良いかもしれない。

【体験談】トキソプラズマに引っかかる事件!

【体験談】トキソプラズマに引っかかる事件!

初回検診の際に血液検査を受け、翌日に検査結果を取りに行きました。すると、何やら怪しいところに線が引かれている。

トキソプラズマ症というものがPositive(陽性)だというのです。なんだそれ?と思って調べたら、ガーデニングをしていたり、猫を飼っている人に多い病気だとか。まさに。

「念のためもう一段踏み込んだ検査が必要」と言われて、二度目の血液検査。しかも、その検査に関しては保険が効かないとのことで、全額自費で支払うことに。17,000Rwf(2,000円ほど)でした。

結果として、妊娠には影響がないということが分かりましたが、追加コストだけがかかってしまいましたとさ。

母子手帳を貰いに日本大使館へ

日本の母子手帳

病院のエコーで妊娠が確認できたら、在ルワンダ日本大使館に連絡を入れましょう。まだ早すぎる段階だから人に言うのは…というタイミングですが、母子手帳がもらえます。

ルワンダでは「全員一律の母子手帳」というものはなく、病院ごとにカードのようなものがあったり、何もなかったり。

日本の母子手帳を頂いておくと、最低限の妊娠・出産に関する情報が記載されているのと、検診ごとにメモを残せるので安心です。

最終的に日本で出産する場合も、「経過の情報を残しておいて」と言われることが多いので、検診ごとに最低限書き込むようにしています。

2回目以降の妊娠検診の流れ

妊娠検診の流れ

初回検診が終わったら、ルワンダの場合は検診は1か月~1.5か月おきになります。日本だと妊娠初期は2週間おきだそうなので、かなりゆるゆるスケジュールです。

1回目に行ったDr. Narine Clinicは悪くなかったのですが、2回目以降はDevaに切り替えました。ちょうど女性の産婦人科医が戻ってきたという情報を聞きつけたのでラッキー!

これと言って問題がない場合は、2回目以降は簡単なエコーだけ。厳しい体重管理もなければ、あれこれ制限もありません。

2回目の検診:自己負担10%で4,000Rwf(500円!)

病院にもよりますが、検診の頻度は日本と比べると少なめです。でも予約を取るのもなんだか手間だし、待ち時間も長いので、これくらいでちょうど良いかなと思っています。

妊娠中のサプリはルワンダで買える!

はルワンダで買える!

日本でも妊娠が分かると(というか、妊娠を望んだタイミングから?)葉酸サプリの摂取が推奨されています。それについては、ここルワンダでも一緒です。

Folic Acid(葉酸)のサプリは、ルワンダの薬局でも手に入ります。自己負担10%の保険が効いて、1か月分で数百円レベルだったと記憶しています。私が買ったものはケニア産でした。

合わせて、妊娠サプリ(ビタミンやら鉄分が入ったサプリ)も処方されます。物によっては保険が適用されず自己負担になりますが、1か月1,500円分くらいです。

今回買ってきた妊娠サプリは、ルワンダのお薬あるあるで、とても巨大。2㎝ほどのカプセルなので、飲み込むのが大変… 

なんせここはルワンダ。毎回処方されるサプリが違ったり、また薬局で取り扱っているものもその時によって異なります。

どこのブランドがいい!どこ製のものがいい!といったディーテールはちょっと難しいというのが正直なところです。気になる場合は、事前に日本から持ってきておくと安心かもしれません。

まとめ:焦らず良い病院を見つけよう

ルワンダで妊娠!となると、何よりも一番大変なのが「病院・先生探し」です。産婦人科に限った話ではなありませんが、その時々で情報が変わり続けるというのが正直なところです。

・週2回しか産婦人科医が来ない(複数クリニックを掛け持ちしている為)
・アポをとっても前日リマインドしないと取れていない
・先生がバカンスで国外に出て行ってしまう

こんな状況は当たり前です。1度行ってちょっとなぁと思ったら、2回目は違うところ…とさまようのもOKなので、納得の行く場所を見つけましょう。