ルワンダの駐車料金の払い方｜オンライン風のアナログ方式

こんにちは。「ルワンダ移住ガイド」をご覧いただきありがとうございます。ルワンダ渡航が決まった方に向けて、スムーズな移住が出来るように各種情報提供していきます。

ルワンダに来て最初に戸惑ったのが駐車料金の支払い方でした。お店の前などに駐車すると、突然SMSで「あなたの車が駐車しました」と連絡が来るけれど、どうやって払ったらいいの？え？いくらなの？と混乱した記憶があります。

こんなモヤモヤを抱えている方に、少しでも現地の状況をお伝えできたらと思います！オンライン化されているように見えて、めちゃアナログなこの駐車料金の支払い方についてご説明します。

ルワンダで車を駐車するとSMSが届く

ルワンダでは、車を所有するときに車のナンバープレートと携帯電話の番号を紐づけます。これによって、駐車料金はもちろんですが、ペナルティを受ける時にもSMSにて連絡が来るようになっています。

尋ねる場所が私有地としてパーキングを設けている場合、費用は掛からないことが多いです。でも多くの場合は路上駐車のような形なので、お金を取られることになります。

駐車したことを確認すると、その辺に立っている担当者が携帯経由で「このナンバープレートが、この駐車場に入った」という登録をします。それを受けて、ナンバープレートに紐づけられた携帯電話にSMSが届くようになっています。

オンライン化しているっぽいけど、入力しているのは人間です。

こんなトラブルはつきものなので、SMSが届いたらしっかりと内容をチェックしましょう。

ルワンダでの駐車料金の支払い方

駐車場を出る時にお金を支払うのが通常ルールです。駐車している時間が長くなると、チャージされる額が変わってくるからです。

用事が済んで車に近寄っていくと、近くにスタンバイしているMISICと背中に書いたシャツのおじさん/おばさんが寄ってきます。手元にコインがあるならば、さっと払ってしまうのが楽でしょう。基本的に「おつりはない」と言われるので、もし小銭がない場合はモバイルマネーで支払いましょう。

買い物などで数十分停めただけであれば、100rwfの支払いです。スタッフによっては悪知恵を働かせて200rwfと吹っ掛けてくる人もたくさんいます。100rwfは会社に申請して、残りの半分はポケットに入れるということです。ご注意ください。

駐車料金を払った後はSMSを受け取るまで動かない！

支払いが完了すると、スタッフが携帯経由でシステムに「支払い完了」と打ち込んでくれます。それを受けて、支払い完了SMSが届きます。

少し手間ではありますが、支払った後はスタッフが打ち込むのを見届け、そして手元にSMSが届くまで待つようにしましょう。これはあとから「滞納している」と言われるトラブルを避けるためです。

というのも、駐車料金を支払ったつもりなのに、スタッフが個人のポケットに入れて終わった場合、駐車料金を支払っていないというステータスのまま、駐車場を出ることになってしまいます。すると「駐車料金滞納ペナルティ」が加算されていくことになります…

後々のトラブルを避けるためにも、入庫時にSMS受領＋支払い完了SMSの受領はしっかり確認しましょう。

駐車料金を滞納するとペナルティ

今でこそモバイルマネー（MOMO）でその場で払えるようになりましたが、小銭がなかったりして「あとで払う」ことにしてすっかり忘れてしまうこともあります。

支払いと滞納していくと、どんどんペナルティが加算されていきますので、ご注意ください。

気を付けたいのが「中古で車を買った直後」です。前のオーナーが滞留していた場合は、すべての駐車料金＋ペナルティを支払わなければいけないという事態に陥ることがあります。中古車を買う場合は、すべて清算されているかもチェックしましょう。

まとめ：どうもアナログなルワンダの駐車システム

ナンバープレートに連動してSMSが届くというとすごくオンライン化が進んでいて「さすがIT立国ルワンダ！」と勘違いしてしまいそうです。

でも、ご説明してきた通り、日中ずっとスタンバイしているMISICのスタッフが手でポチポチと入力するというとってもアナログなシステムです。だからこそ間違いは起きるものだし、嫌がらせをされるなんてことも実際に発生しています。

嫌なやりとりを出来るだけ減らすためにも、入庫時のSMS受領＋支払い完了SMSをしっかりと受け取って、常に未払金はゼロにしておくことをオススメします！