こんにちは。「ルワンダ移住ガイド」をご覧いただきありがとうございます。ルワンダ渡航が決まった方に向けて、スムーズな移住が出来るように各種情報提供していきます。
ルワンダはIT立国を目指していると宣言している国ですが「目指しているということは、今はまだそうではない…」というのが正直なところです。
Wifiの強さには波があったり、例えば日本とテレビ電話をしようとすると途切れ途切れになることも。我が家は挑戦もしてないですが、映画や動画をダウンロードするのには時間がかかりすぎる…という話も聞いたことがあります。
そんなぼちぼちな通信環境ではありますが、スマホ以外の通信環境の整え方をご紹介します。
・通信環境を整えるのは大変?
・通信事情はどんな感じ?
・日本から持って行ったほうがいいものは?
自宅用にWifiルーターを手配する場合
自宅にWifiルーターを設置することで、複数のパソコンやスマホなどを同時に接続させることが可能です。インターネットをたくさん使うご家庭にはお勧めです。
いくつか通信会社はありますが、周りの人にヒアリングをすると2021年現在人気なのは以下の2つ。
・Liquid
・Canal Plus
どちらも月額性で使いたい料によって値段が変わります。両社ともに徐々に包囲網を広げているところで、引っ越すエリアに応じてどちらが使えるか?どちらが使いやすいか?が異なります。引っ越す際には大家さんに確認すると良いでしょう。
なおアパート暮らしの場合は、建物単位で契約していることも多いので、月額使用料を家賃と合わせて払うだけ!というラクチンなことも多いです。
なお、ルーターは現地で調達するとRwf120-150K(約1万5千円~)と高額です。新しいものを買うよりも、中古のものをルワンダを去る人から買い取らせてもらうことが多いです。
ポケットWifiを手配する場合
我が家は使用料が限られているということもあり、ここまでポケットWifiで暮らしてきています。基本的には接続するパソコンは1,2台、あまり使わないかなというご家庭の場合はこれでも十分かもしれません。
我が家はできるだけ簡単なのがいいなと思って、携帯と同じMTNを使っています。MTNの4G SIMカードを買ってきてポケットWifiに入れているだけです。スマホ上で月額使用料の支払いが完結することもあって、ラクチンです。
ルワンダ移住時に買ったポケットWifiが壊れてしまったので、最近新しいものを探していました。取扱店によって値段のブレ幅が大きいですが、70-90K(約1万円ほど)とルーターよりはお手頃でした。
ただし、質のいいものを見つけるのが難しいとあって、ポケットWifiであれば日本から持ち込むというのもアリかなと思います。
まとめ:おすすめのWifi環境の整え方
とにかくたくさんインターネットを使うという場合でなければ、日本からポケットWifiを持ってくるというのがおすすめです。
手続き面がとってもラクチンな「ポケットWifiにMTNのSIMを入れる式」から始めてみて、回線がパンクしそうになったり、使い勝手がいまいちだなと感じてから、通信会社との契約で良いと思います。
実際のところ、LiquidやCanal Plusを登録しようとすると
- スタッフが家を見に来る
- ケーブルを繋ぐ(場合には数日かかたり、壁に穴をあけたりと大工事)
- ルーターが作動するか確認
と、若干面倒です。もちろんここはルワンダ、指定した日にスタッフが来るかどうかもわかりません。
移住してからパソコンが全く使えない!というのは困ってしまうと思うので、まずはポケットWifiを持ち込んで、最低限の通信環境を確保。不便を感じたら、次のステップを考えるというのがよいかもしれません。