こんにちは。「minimalish life」をご覧いただきありがとうございます。アフリカ大陸のほぼ真ん中に位置する、ルワンダよりお届けしています。
東京衛生アドベンチスト病院で次男を出産してから、あっという間に半年が経ってしまいました。喉元過ぎれば熱さを忘れるとは、まさにこのこと。
あっという間に過ぎてしまった日を思い返して、2回目の新生児生活がどうだったのかを記録しておきたいと思います。これから赤ちゃんを迎えようとしている方や、二人目育児にドキドキしている方の、参考になれば幸いです。
・新生児生活に向けてドキドキしている方
・二人目育児が始まろうとしている方
・赤ちゃんとの生活を垣間見たい方
新生児との生活でやっぱりハードだったこと
右も左もわからずふにゃふにゃの赤ちゃんと退院した1回目。2回目は何が待ち受けているか分かっているという心のゆとりはありましたが、やはり体力的にはハードでした。前回から3歳ほど年齢を重ねたこともあるのでしょうか。
出産時のことについては、こちらの記事でご紹介しています。
ついに白髪デビュー
実は今まで白髪ができたことないまま30代に突入していたのですが、33歳にして初めての白髪デビューをしました。
新生児生活中に、鏡の前に立っていたら、おや?なんだかおでこの上にいつもと違う景色が広がっているではないか。ぴろんと、一本の白髪が。
ストレスフルな環境に晒されても白髪ができなかった私ですが、ついに来ました。とはいえ、たった一本だけで食いとどまってくれました。2本目の白髪に出会うのは、いつになるでしょうか。
ヘルペスができて皮膚科へ
これは必ずしも新生児育児と関連しているのか分かりませんが、お尻に出来物ができて、皮膚科に行ってみました。
強めの虫にでも噛まれたかな?と思っていましたが「帯状疱疹の一歩手前のヘルペスだね」とのこと。帯状疱疹ってストレスによって引き起こされるヤツ!!
飲み薬をもらって体内から落ち着かせつつ、塗り薬をもらってきました。ストレスのせいなのか、授乳合戦による座りっぱなしのせいなのか。2回ほどぶりかえしました。
恐怖!肉片が取れる事件
人に言うことでもないのですが、乳首の先にちょっとした肉片が飛び出ていました。ブロッコリーの先っちょ、花蕾の一粒みたいな、数ミリのものが。
激しい授乳合戦の最中、あまりの吸いつきにこれはヤバそうだと気づいてから、徐々に花蕾が茶色く、そして黒く色が変わっていきました。
ひぃ。血が出るのかな…と心配しましたが、体はうまく働いてくれるもので、壊死して、ピロンと取れました。
不要なものが取れてよかったのかもしれないけれど、母ちゃん、体を張っています。
二人目育児でハードだったこと
周りから聞いていた話ではありますが、二人目の出産には、また違ったハード感がありました。赤ちゃんだけを見ていればよかった1回目とは異なり、「上の子」がいるからです。
上の子は家族総出な対応が必要
年の差がぴったり3歳というのが功を奏したのか、思ったよりも弟の存在を受け入れてくれた長男。それでもやはり、家族総出での対応が必要でした。
というのも、私自身は「1日10回以上の授乳」で、ただひたすら赤ちゃんの相手をしている状況…。
だからこそ、一緒に一時帰国していた夫はもちろん、滞在先であったおじいちゃん・おばあちゃんにも助けてもらいながら、家族みんなで相手をしていました。
また、日本の幼稚園にもお世話になりました。こちらでご紹介しています。
日中は基本的に休む時間はない
「赤ちゃんが寝ているときは、自分も休むんだよ」とは、よく言われるアドバイス。確かに一人目の時は、昼寝をしようと試みたり、せめてソファーでゴロゴロしてみたりするゆとりがありました。
でも、二人目育児になると「赤ちゃんは寝ていたとしても、もう一人はパワフルに遊んでいる」という状態が常です。昼寝どころか、ぼーっとする時間もほとんどありませんでした。
これはもう仕方ないというか、母ちゃん道を突き進むにあたって、必要な訓練のようなものかなと。
恐れていたけど意外と大丈夫だったこと
新生児との生活がもう一度できるのは嬉しいけれど、それでもやっぱりどうなるかなぁ…。という不安はたくさんありました。それでも「あれ、意外と大丈夫だな」と思うポイントもありました。
母乳が出るのは思ったよりも早かった
初めての子育ての時、精神的にも身体的にも一番つらかったのは「授乳」でした。うまく飲んでもらうのも難しいし、なんだか出ていなそうだし、体重も増えていないし…。
だからこそ、始まる前から怯えていた授乳ですが、2回目というのが良かったのかもしれません。産院にいる時点で少しずつ搾乳できるほど母乳が出始めました。これには自分自身もびっくり。
もちろんうまく飲んでもらえるようになるには時間がかかり、悪戦苦闘していたけれど、「母乳が出てはいる」というのは大きな自信になり、諦めずに続けることができました。
睡眠不足+昼寝無しでも意外と生きてた
赤ちゃんとの生活の登竜門は睡眠不足。さらに上の子がいる状態だと、日中もぼんやりするゆとりはありません。でも、不思議なことに意外と大丈夫でした。
長男の時は週末に出かけるなんてことはほとんどしなかったけれど、今回は引きこもってもいられません。赤ちゃんが3週間を迎えた頃からお出かけも再開し、近くの公園に行ったり、ちょっとしたお出かけをしたり。
赤ちゃんの出産に伴って「ママ独特のアドレナリンのようなものが出ている」と言われるけれど、そのおかげでサバイブできていました。しかもサバイブどころか、お出かけを楽しむことさえできていました。母強し!
「かわいい」「たのしい」と思えるゆとりがあった
「あーー、懐かしい!えぼえぼえぼ~っておっぱい飲みながらなんだか文句言うんだよね」「寝ている赤ちゃん特融の、ニヤッとした顔!」「ビクッってなるのは、なんだかオーケストラの指揮者みたいだよね」
…と、この3年間ですっかり忘れていた「新生児独特の姿」に、懐かしさを噛みしめるゆとりがありました。懐かしさもあるし、赤ちゃん特融の可愛さは「今しかない!」というのを覚えているからかもしれません。
どんどん成長して、表情や動きが変わっていくことを実感したからこそ、今を楽しまなくちゃというマインドが身についていたみたいです。
まとめ:2回目の方が「新生児育児」の記憶が残った!
正直なところ「初めての新生児との暮らし」はあまり記憶に残っていない私。あまりにも繊細な生き物を生かしておくのと、あちこち痛くてたまらない自分の体をいたわるので必死だったのでしょう。スマホを見ても写真さえあまり残っていないほど。
でも2回目は精神的なゆとりがあったおかげで、記憶が残ったなぁという気がします。小さい人はもちろん、大きい人の相手もしながら。もはや自分のケアどころではなかったけれど、必死だったけど、振り返ると楽しかった思い出がいくつか残っています。
そんな新生児も、あっという間にハーフバースデー(6か月)を迎えてしまい、どんどんできることが増えています。
2回目のゆとりだからか「まだまだベビーでいて~」なんて思ってしまう自分がいるほど。これからどんな成長ぶりを見せてくれるのかが楽しみです!