こんにちは。「minimalish life」をご覧頂き、ありがとうと座います。アフリカ大陸のほぼ真ん中に位置する、ルワンダよりお届けしています。
里帰り出産のために長い一時帰国をしていた我が家。子ども同士のふれあいを求める息子の様子を見て、近くの幼稚園に短期入園させてもらいました。
お願いした背景から、どのように短期入園を許可してもらったのかについてご紹介します。海外で子育て中だけど、日本の幼稚園経験もしてほしい…と思う方の参考になればと思います。
・海外で子育て中
・日本に長めの一時帰国予定のある方
・子どもを日本の文化にも触れさせたい方
日本の幼稚園に短期入園した理由
日本に4か月ほど滞在した今年の夏。そのうち9月から1.5か月ほど日本の幼稚園に短期入園させてもらいました。
子供目線:お友達と遊びたい
7,8月の夏休み期間中は、基本的に両親や親族と一緒に過ごしていた長男。しかし見ていると遊びにいった先などで、同世代のお友達に積極的に話しかけているのが目にとまりました。
隣のブランコを楽しむ女の子に話しかける
広場で男の子について行って遊んでもらう
水遊びを楽しむキッズに参加したがる
その様子をみて、確かに大人とだけ過ごしているのは楽しくないよなぁと。子ども同士で走り回ったり、やんちゃなこともしたいよなぁと感じました。
親目線:日本の文化も体験させたい
長男は2.5歳の頃から、ルワンダの保育園デビューをしました。英語とフランス語が飛び交う中で奮闘していますが、やっぱり日本の学校も経験してもらいたいなぁというのが親心。
息子の保育園事情についてはこちらの記事でもご紹介しています
日本の幼稚園に通ってみたら、大好きな歌のレパートリーが増えたり、日本のお友達がどうやって遊んでいるかなどが分かって、楽しいんじゃないかなと感じました。
幼稚園に短期入園をお願いした方法
短い期間だけでも幼稚園に入れてもらえるのかな?「保活」という言葉をよく聞くけれど、突然行って受け入れてくれるのかな?なんて不安でした。
でも実際に電話をしてみたら地元の幼稚園はとても暖かく相談に乗ってくれました。ホッ。
- 電話で相談を入れる
- 園長先生のいる日に見学/ご挨拶
- 夏季保育の3日間体験
- 9月の始業日から参加
相談をしたのが夏休みの終わりだったこともあり、入園は9月の始業タイミングからとなりました。
長い夏休み明けで、他の子どもたちも親元を離れるのを不安がっていたり、幼稚園での生活リズムを取り戻すのに苦戦しているタイミング。そんな時期だったからこそ、長男はスムーズに溶け込むことができました。
入園許可に向けて園長先生から聞かれたポイント
短い期間での受け入れについて電話越しでポジティブな返答を頂き、実際に見学&ご挨拶に伺った時に、聞かれたポイントが3つありました。
現地側では幼稚園などの集団体験をしているのか?
日本語での生活は問題ないか?
1.5か月は短いけど大丈夫?
長男の場合は、現地で学校に通って1年経っているし、自宅での会話は日本語なので、集団生活経験&言葉面は問題ありませんでした。
問題は2か月弱という期間が短い期間という点。こればかりはやってみないと分からないけれど、環境に慣れるのに時間がかかる子もいるし、幼稚園あるあるで通い始めて体調を崩したりすると、あっという間に1・5か月が終わってしまう…そんな点を、園長先生は気にされているようでした。
毎年一時帰国するケースもあるみたい
地元の幼稚園に短期入園の相談をした際、「え?短期で?どういうこと?」という反応はありませんでした。
話を聞いてみると、国際結婚された家族が、毎年短期間で通っているケースがあるとのこと。だからこそ、幼稚園側も「そういうケースもある」と理解があるようでした。
仕事の都合などで海外在住っ子のケースもあれば、国際結婚によって海外に住んでいる子もいる。そんな基本の暮らしが海外の子でも、「帰ってこれる幼稚園」があるのは良いなぁと感じました。
まとめ:一時帰国中の短期入園は相談次第で可能!
長めの一時帰国が叶った今年の夏。息子が「子ども同士でのふれあい」を求めている様子があったこともあり、思い立って近くの幼稚園に短期入園させてみました。
そもそもそんな要望受け入れてくれるかな?と心配でしたが、とても理解のある幼稚園に出会うことができ、素敵な経験をさせてもらえました。
基本は海外在住っ子でも、お願いをすれば日本の学校を体験することは出来なくありません。ある程度の滞在日数は必要ですが、相談してみるのはいかがでしょうか。
実際に入園してみてどうだったの?という点については、こちらの記事でご紹介しています。あわせてご覧ください。
幸い長男の場合は、体調不良でダウンすることもなく、不安な数日を乗り越えてからは、とっても楽しく通うことができました。子どもの柔軟な対応力には脱帽です。