こんにちは。「minimalish life」をご覧頂き、ありがとうと座います。アフリカ大陸のほぼ真ん中に位置する、ルワンダより通常はお届けしています。この記事を書いている2022年夏は、日本に一時帰国中です!
今年の長い夏休みの大きな目的は、第二子の出産!帰国時は落ち着いていたものの、コロナの新規感染者数がどんどん増えるTHEコロナ禍での出産となりました。
お世話になるのは2回目という東京衛生アドベンチスト病院にて、計画無痛分娩という方法で無事に出産してきました。
コロナ禍での立ち合いの条件などは、その時々で変わると思うので、あくまでもご参考程度にご覧ください。これから衛生病院での出産を検討している方の、参考になれば幸いです。
・無痛分娩が気になっている方
・出産方法について調べ中の方
・東京衛生アドベンチスト病院を検討中の方
コロナ禍!東京衛生病院での計画無痛分娩のあれこれ
私にとって東京衛生病院での出産は2回目!とはいえ、前回はコロナ前、今回はコロナ真っただ中と雰囲気が異なる環境でした。
コロナ禍で基本的には計画出産を推奨
第一子の時は陣痛が来るまで待ってから病院に駆け込むという自然出産をしたのですが、今回はコロナ禍ということでNG。出産前にPCR検査を受ける都合上、計画出産=出産日を事前に決める方法となりました。
計画出産では、出産日を事前に決めて、その日の朝(初産の場合は前日から入院だそう)に病院に向かいます。入院の手続きが終わるや否や、陣痛促進剤を使ってお産を開始するという方法です。
出産日までのスケジュール感は?
2度目の出産は自然に陣痛を待つ方法ではなく、計画出産となったのですが、コロナ禍ということもあり下記のようなスケジュールで「出産日」が決められました。
予定日から9日前:PCR検査を受ける
予定日から8日前:PCR検査の結果受領
予定日から7日前:出産日
予定日から7-0日:PCRが陽性だった場合、回復に充てる期間
当初から聞いていた「予定日」よりも一週間前にお産にするなんて!と驚きました。直前のエコーで何度も「本当にもう出てきて大丈夫ですか?中の人は準備OKですか?」と聞いてしまったほど。
これはもしPCR検査の結果「陽性」となってしまった場合、回復期間に充てるためだそうです。無事「陰性」になったら、予定日頃に出産となるみたいです。
出産に夫は立ち会えるの?
立ち合い出産は条件が合えばOKとなっていました。条件の中の一つが「PCR検査で夫婦ともに陰性」でした。
妊婦自身のPCR検査はマストですが、立ち合い出産を希望する場合は、夫も同時に受けるというルールでした。ちなみに夫の分は自費で2万円ほど。
もし夫が「陽性」だった場合、「濃厚接触者」として私自身もグレーとなり、出産日が延期になると聞いていたのでヒヤヒヤ…。無事二人とも陰性だったので、予定通りの出産日に入院となりました。ほっ。
ちなみに「立ち合い」できるのは、分娩室のみでした。入院してから麻酔を入れたり、陣痛が来たりしている間は、夫は外で待機。いざ!というタイミングで連絡が入り、基本立ち入り禁止の産科病棟に入ることが許されるという感じでした。
計画無痛分娩のリアルな出産レポート
少し細かいですが、出産を控えている方の参考になればと思い、当日の流れを振り返ります。お産の流れは個人差が大きいと思うので、あくまでもご参考程度に。
6時前:朝ごはんを済ませる(6時以降飲食禁止)
8時前:病院に到着して入院手続き
8時~:分娩予備室に入り問診など
9時頃:陣痛促進剤スタート
9時半:仮麻酔スタート ※1
10時頃:本麻酔スタート ※2
11時頃:人工的に破水 ※3
13時頃:子宮口が3㎝に
14時頃:子宮口が全開に
14時過:待機中の夫を呼び寄せる ※4
14時半:つるん!と出産
経産婦ということで、当日の朝に入院し、その日に産むというスケジュールでした。初めての出産の場合は、前日に入院して処置を始めるそうです。
※1 麻酔を入れる処置は結構痛かった!
無痛分娩に向けて麻酔を入れるのですが、その処置が結構痛かった!
前回の出産時は特に痛かった記憶がないのですが、それは陣痛を感じながらの処置だったからなのかも。今回は何の痛みもないタイミングでの処置だったので、注射+液体が入ってくる感覚が生々しく感じられました。
処置は痛かったけれど、陣痛が来る前に麻酔が効いてくれるので、計画無痛分娩の場合は痛みはゼロ。驚くほどに何も感じないまま、陣痛が進み、出産時も痛み無しでした。これぞ無痛分娩!!
一方で、陣痛を感じてから病院に向かった1回目の出産の流れは、下記の記事にてご紹介しています。
※2 麻酔の効き具合に左右差があった
無痛分娩に向けて下半身に麻酔をかけていきましたが、面白かったのが左右差があったという点。左半身はすぐに効きましたが、右半身はいつまでたっても効かず。
麻酔が広がっていくときの体の向きや、そもそも取り付けた管の位置によって、左右差が出ることもあるそう。麻酔液を追加して、右側を下にして転がっていたら、少しずつ右半身にも効いてくれました。ほっ。
※3 破水してからは昼寝すると良いらしい
人口的に破水をさせてからは、お産が進むのを待つ時間が始まります。
本来であれば、陣痛の波が行ったり来たりして、痛みと戦っている時間帯のはず。でも、無痛分娩なので全く痛みを感じることもなく、取り付けている機械がピーってなるから「張っているみたいだ」と気付く程度。
そんな中でナースからは「昼寝をすると子宮口が開きやすくなりますよ~」とのおすすめが。自然分娩だったら昼寝どころではないだろうに…と思いながら、持ってきたKindleを片手に、少しだけウトウトしました。
※4 あやうく夫が立ち会えないというハプニング
PCR検査も陰性!朝からずっと病院付近で待機していた夫ですが、まさかの分娩室に呼ばれそびれるというハプニングが!
「そろそろ産みに分娩室へGO!」と指示が出てからは、ナースの方々がバタバタ。その隙に、待機している夫に連絡をして、分娩室ゾーンまで上がってきてもらいました。
下半身が麻酔で動けない私は、ベッドごと分娩室へ送り込まれ、いざ先生が登場。「次の陣痛で踏ん張ってみましょうか?」なんて会話をしていた矢先に、先生が「旦那さんがいないけどいいの?」と。
看護婦さんたちがドタバタのあまり、白衣・マスクを着て外で待っている夫を呼びそびれていたのです。
慌てて呼びに行ってくれて、無事出産に立ち会うことができました。分娩室の外まで来てたのに、いつの間にか生まれてましたなんてことにならなくて良かった!
まとめ:東京衛生病院にて第二子が誕生!
東京衛生アドベンチスト病院にて、第二子の出産をしてきました。
コロナの事情もあって、第一子の時とは少し勝手が異なりソワソワすることもありました。でも、無事PCR検査も夫婦ともに陰性で、希望していた立ち合い出産が叶いました。
計画無痛分娩は、陣痛が始まる前から麻酔を入れる出産方法。だからこそ、陣痛から出産そのものまで、全く痛みを感じることなく終わりました。
出産についてはここまでですが、入院中の話も別の記事でご紹介しています。
「陽性」のまま破水などでお産に突入した場合、東京衛生病院では産めないと聞いていたので、ひやひやしました。