こんにちは。「minimalish life」をご覧頂き、ありがとうと座います。アフリカ大陸のほぼ真ん中に位置する、ルワンダより通常はお届けしています。
日本に長めの一時帰国をした際、長男は日本の幼稚園を体験することができました。受け入れてくださった地元の幼稚園に感謝感謝!
子ども同士のふれあいが出来たら楽しいだろうな、日本の文化を学ぶことに繋がるかな。親の方も少しそわそわしながらの入園でしたが、結果としてとっても楽しい思い出になりました。また、楽しいだけでなく、子どもがグッと成長することにも繋がりました。
そんな長男の幼稚園経験について、ご紹介します。一時帰国の時に、学校に入れてみようかな…と考えているご家庭の背中を押せたらと思います。
・海外で子育て中
・日本に長めの一時帰国予定のある方
・子どもを日本の文化にも触れさせたい方
日本の幼稚園に短期入園させてもらった!
長めの一時帰国をしていた今年の夏、我が家の長男は9月から1.5か月ほど、近くの幼稚園に通わせてもらいました。
通った期間:9月~10月の半ば
通った年次:年少さん
通ったクラス:最大15人の小規模クラス
夏休み明けの「みんなちょっと不安」というタイミングが良かったのか、年少さんという「お友達グループ」のようなものが少ない時期が良かったのか、すごくスムーズに溶け込むことができました。柔軟に対応してくださった幼稚園の担任の先生のおかげです。
入園に向けて相談した経緯はこちらでご紹介しています。海外在住っ子の保護者の方の参考になればと思いまとめてみました!
短い間でも楽しいイベントが沢山あった
短い期間でありましたが、旬のある日本では、季節のイベントが沢山あって、子供にとってもいい思い出を作ることができました。
納涼祭:ダンスを踊って、花火を見ました
身体測定:夏休み明けの計測がありました
避難訓練:これも初体験で楽しかったみたいです
運動会:歌やダンスの練習をして、当日を迎えました
どれもルワンダでは経験したことのないイベントだったため、長男にとってはいい刺激だったみたい。「花火見たねぇ」と思い出していたり、運動会の歌は今でもお気に入りで歌っています。
短期入園は子どもにとってメリットがたくさん
滞在できたのは短い期間でしたが、お友達とのやりとりを通じて、長男がグッと成長した幼稚園生活でした。どうかな?と思ったけれど、挑戦してみて本当に良かった!と感じています。
新しい言葉を沢山覚えることができた
長男は比較的喋るのが得意な方で、日本に一時帰国した当初もそれなりによくお喋りしていました。そんな中で幼稚園に通ったことで、周りのお友達や先生方の使う言葉からもいい刺激を沢山もらってきました。
幼稚園に行き始めてすぐに使いだしたのが「あのねー」という子どもっぽいフレーズ。確かに大人と暮らしていたら耳にする機会はなかったなぁと感じた瞬間でした。
幼稚園の中で使うような「お友達」「上履き」「朝のご挨拶」なんて言葉もすぐに覚えて、日本のキッズっぽくなりました。
新しい遊び方に触れることができた
出来るだけ公園などに連れて行って遊ぶチャンスを作っていましたが、やはり幼稚園となると遊び方はパワフル!
・お砂場で泥団子作り
・ジャングルジムの上り下り
・みんなで芝生の上でかけっこ
・覚えたばかりのじゃんけんぽん
周りのお友達がやっているのを横目に、今までなら少し尻込みしていたようなことにも、どんどん挑戦している長男がいました。
クラスが分かり仲間意識も芽生えた
ルワンダで通っている幼稚園は、小規模クラスでの運営ではありません。
だからこそ、今回定員15人というこじんまりとしたクラスにいれてもらったことで「自分のクラスの仲間」「違うクラスの子」といったチーム感を理解することができました。
クラスの人数が少ないからこそ、あっという間にお互いの名前も覚えて帰ってきました。大人がビックリする記憶力!
放課後に多くの子どもたちが園庭に残って遊んでいるのを見ても、なんとなーくクラスの子同士で固まっている子どもたち。お互いに仲間意識があるようで、微笑ましかったです。
ちゃっかり大人にもメリットがありました
幼稚園に短期入園したことで、学びがあったのは子どもだけではありませんでした。幼稚園の送り迎えの際に、私自身も周りのママさんたちとの会話を通じて、日本での子育て事情について垣間見ることができました。
しかも皆さんとても優しい!一緒にお茶に出かけたり、最後はランチ会まで開催してくださったり。子どもだけじゃなく、私までもが温かくクラスのメンバーに入れて頂いた感がありました。
ちょっと大変だったポイントもご紹介
息子にとって大きなメリットとなった短期入園でしたが、送り出す側は少し大変なポイントもありましたので、合わせてご紹介しておきます。
送り迎えはちょっと大変
「保育園と違って幼稚園はお迎えの時間が早い」と聞いたことがありましたが、まさにその通り。
朝の9時に送り出したと思ったら、半日の日は11:45に、終日の日でも14:00にお迎えとあっという間です。遅れてはいけないのでソワソワしながら、子どものいない時間を過ごしていました。
雨の日も、風の日も、徒歩での送り迎えが発生するので、とにかく家に近い幼稚園を選ぶのがポイントだなと感じました。
慣れないお弁当作りに挑戦
通っていた幼稚園は「お弁当持参」スタイルだったので、朝一に大きな任務が待ち受けていました。
1.5か月の短い期間限定だったから乗り越えられたものの、あれを毎日やっている保護者の方々は偉いなぁ…と。
長男の場合は、お弁当箱デビューでした。お弁当箱を買いにいって、試しに家で使ってみるところから。蓋をゴムで止めるのとか、ちょっと難しいですしね。
あれこれ持ち物が難しい
幼稚園の持ち物はその日によって異なります。曜日によって決まっているものもあれば、前日の帰りの会でアナウンスされることも。
・着がえをもっていく日
・運動着を着て登園する日
・お弁当がある日/ない日
・洗った上履きを持参する日 など
その日のよって違う持ち物に加えて、毎朝検温した記録をつけたり、洋服に名札をつけたり。かなりドタバタとした朝を過ごしていました。
まとめ:日本の幼稚園の短期入園はとても良かった
日本に長めの一時帰国をした今年の夏。ちょうど年少さんに入った年齢ということもあり、長男を日本の幼稚園デビューさせてみました。
たった1.5か月しか通えないからこそ、少し不安もありました。でもやってみたら子どもの適応力&周りの先生やお友達のサポートもあり、とっても楽しい時間を過ごすことができました。
「また来年も戻ってきたい!」と思えるクラスに出会えたことが嬉しかったし、子供が大きく成長するキッカケを沢山もらえました。
海外在住っ子だからこそ、たまに日本の学校環境に入れてもらえるのは、文化や言葉を学ぶ意味でもメリットがたくさん。海外在住組の保護者の方々には、ぜひ検討してほしいなぁと思います。
一方、ルワンダでの送り迎えは基本的に車。カーシートに乗せてしまえばさっと移動できるという点で、よっぽどラクです。