海外子育て

母乳育児を軌道に乗せるためにやったこと|本やママ友からの学び

母乳育児を軌道に乗せるためにやったこと|本やママ友からの学び

こんにちは。「minimalish life」をご覧いただきありがとうございます。アフリカ大陸のほぼ真ん中に位置する、ルワンダよりお届けしています。

長男の時は悪戦苦闘した母乳育児。2度目の育児に向けて「今回は母乳を頑張りたいなぁ」と思っていました。

1回目の時はとにかくドタバタだったけど、2回目は少しだけ知識がついてきたのと、周りの人のアドバイスもあり無事軌道に乗せることができました。次男はほとんど母乳で育てることができています。

個人差がある話ではありますが、私自身が意識したこと&海外子育て中に聞いたコツをご紹介します。母乳を頑張りたいなぁと思っている方の参考になれば幸いです。

こんな方におすすめの記事です

・これから赤ちゃんを迎える方
・母乳育児をしてみたい方
・母乳が出るか不安な方

長男と次男の母乳育児事情

長男と次男の母乳育児事情

我が家には二人の男の子がいますが、自分の体の都合や子供との相性もあり、母乳育児事情が異なります。

長男:母乳+ミルクの混合

長男の時は毎回の授乳のたびに「母乳+ミルク」と、いわゆる混合で育てていました。

産院を退院した時もそうだったのと、一カ月検診であまり体重が増えていないと言われてしまったこともあり、ミルクはマストだと思っていました。

次男:基本的に母乳

あれこれ事前知識をつけ、そして2回目だったということも功を奏したのか、次男は基本的に母乳(+私が不在時は搾乳した母乳を哺乳瓶で)育てられています。

どうしても母乳が良い!というワケではないけれど、単純に哺乳瓶を洗ったり、適温のお湯を作る手間を考えると、やはり母乳がラクだなという印象です。

ちなみに「ミルクになくて母乳に入っているのは免疫物質」といわれるけれど、母乳で育つ次男の方が、風邪気味という状況です。長男の持ち帰ってくる菌に晒されているので…。

母乳育児を軌道に乗せるためにやったこと

育児の中で一番心が苦しかったのが母乳かもしれません。あげたいと思っているのに飲んでもらえなかったり、病院では「体重が増えていない」と言われたり…。

だからこそ2回目を迎えたときは、ストレスにならないように気を付けようと思いながらも、1回目とは違う取り組みをしてみました。

新生児のうちは一日10回以上授乳!

新生児のうちは一日10回以上授乳!

え?と目を疑うかもしれませんが、そうです、10回以上です。

産院で配られたスケジュールによると「3時間おき」となっていて、24時間÷3時間=8回という計算になります。でも、これでは自分のお乳にとって刺激が足りないということを本で学びました。

ただでさえ乳首を吸ってくれるかも分からないし、お乳が張って痛いし、泣かれちゃうしの恐怖の授乳時間を10回以上も取るというのは、正直心が重いもの

でも、調べていくと「とにかく最初が肝心」ということが分かったので、できる限りやってみよう!と。3時間おきというルールをやめて、赤ちゃんが欲しそうならとりあえずやってみる作戦に出てみました。

いざ回数を限らずにやってみると、平均して10~13回くらいになりました。起きている時間は基本的に授乳をしているといっても過言ではありません。

母乳後に足す分も搾乳にする!

搾乳を使う

これは産院でお世話になった母乳ケアの助産師さんに教えて頂いたテクニックです。

とにかく母乳を出すために、赤ちゃんに吸ってもらうことに加えて、そのあと哺乳瓶で足す分も自前にすること。

病院では母乳をあげた後に、ナースが準備してくれた調整乳を与えていましたが、自宅に戻ってからは可能な限り搾乳していました。10回以上授乳して、さらにその間で搾乳をしているので、文字通り乳を出し続けている状況でした…。

2回目ということもあり出始めるのは早かったというのが、モチベーションを維持するのに繋がったかもしれません。長男の時は搾乳しても、頑張っても10mlとかだったので…。

とにかく水分を摂取する!

水分補給

ルワンダ生活をしていて国際色豊かなママ友に出会いました。それぞれのお国柄によって、育て方や常識が異なるので面白いのですが、基本的にどの国でも「水分をとるように」と言われています。

よく考えたらひたすら出しているのだから、ひたすら取り入れるのは当たり前のこと。特に夏の暑い時期だったこともありますが、せっせと水分摂取するようにしていました。

あまり飲む習慣がないという方は、水筒を準備して、どれくらい飲んでいるかをチェックすると良いかもしれません。

ルワンダで教わった母乳の分泌量の増やし方

これはルワンダで出会ったママ友たちに教わった方法です。面白いなぁと話し半分に聞いてもらえたら嬉しいです。

ハーブティーを飲む

ヨーロッパのママたちは、こぞってハーブティーをオススメしてくれました。庭に生えているハーブをつんできて、ハーブティーを飲むことが多いのだとか。

「水分摂取」にも繋がるけれど、水だけを飲んでいると飽きてしまうもの。だからこそ、ノンカフェインのハーブティーをうまく使うことで、一日の摂取量を確保しやすくなりそうです。

パッションフルーツを食べる

ルワンダのおばちゃんに教わりました。この国ではパッションフルーツをブレンダーにかけて、ジュースにして飲むのが定番だそう。

わざわざ家では作らなかったけれど、お店などで見かけた際には、パッションフルーツの入ったスムージーを選んでみたりしました。気持ちだけ、ね。

飲んでなさそうでもあげ続ける

飲んでなさそうでもあげ続ける

「〇か月検診で体重が伸びていない+もっとミルクを足しなさい」っていうアドバイスが一番良くないよね。

「あまり飲んでくれなくて、さらに体重が伸びてないって言われて凹んだんだよね」という話をした時に、友達がかけてくれた言葉でした。

ミルクを足しちゃうから、さらに母乳が不要になって、さらに出なくなる。

たとえ体重が「平均レベル」に伸びていなくても、赤ちゃんが元気そうであれば大丈夫。飲んでいるんだろうか?と思いながらも、ひたすらあげるのが一番出るようになる、と聞いて、そうだよなぁと。

まとめ:最初の数か月は授乳しまくるのがポイント

まとめ:最初の数か月は授乳しまくるのがポイント

母乳にするか、ミルクにするかは好みの問題だけど、出るのであれば母乳あげたいよなと思っていた私。

でも、「出るのであれば」というのは甘かったということを痛感しました

出るのを待っても仕方がなくて、出すようにせっせと出すというイメージでしょうか。もうほんとに、授乳合戦。

2回目の新生児との生活は、起きている時間帯はひたすら授乳し続けたといっても過言ではありませんでした。でも、その結果、ほとんど母乳のみで育てることができています。

もしも母乳が出るか不安…という方は、「10回以上!」説を唱えているこちらの本を、事前にチェックしておくと良いかもしれません。私は母乳育児に向けて読み直したほど、バイブルです。