こんにちは。「minimalish life」をご覧いただきありがとうございます。アフリカ大陸のほぼ真ん中に位置する、ルワンダよりお届けしています。
日本でもここ数年で芸能人がSNSに載せたりして話題になっている「ベビーシャワー」。アメリカ発のお祝いで、赤ちゃんが生まれる前に妊婦さんと一緒にお祝いをするパーティーです。
今回お友達が開催してくれたため、初めてのベビーシャワー体験に行ってきました。SNS経由で華やかなイメージが先行していましたが、すごく気軽な温かいパーティー。日本でももっと流行ったらおもしろそうだなと思いました。
・海外子育てが気になる方
・ベビーシャワーって何?って方
・妊婦さんとお楽しみを企画したい方
ベビーシャワーってそもそも何?
最近日本でも聞くようになった「ベビーシャワー」ですが、本家アメリカでは定番となっている歴史あるイベント。出産を控えた妊婦さん(もしくはカップル)が主催者となり、周りの家族やお友達を誘ってパーティーをするというものです。
新生児とのドタバタ生活が始まる前に、ちょっとだけ華やかなパーティー。妊婦さんの体調を考慮してランチタイムや午後のお茶のような気軽なスタイルで、こぢんまりと集まるのが主流です。
当日の一大イベントとしては「性別発表」が行われることが多いです。事前に決めてしまう人は「お名前発表」までしてしまうのだとか…!
一方参加者側は、ベビーグッズや新米ママ向けにプレゼントを持っていくのが定番です。生まれる前にプレゼントというのは日本では馴染みがないですが、事前に子供部屋をしっかりと作り上げるアメリカっぽい。
事前にほしいものリストを受け取って、その中から選ぶというすごく効率的な方法も!確かに、ピンポイントで何が欲しいか言われている方が、贈る側も悩まなくて良さそうです。
ぬいぐるみやバルーンはさっそくインテリアとして使い、お洋服などはクローゼットに並べて準備。そんなわくわくした気持ちを、夫婦だけじゃなくて親族や友人も味わうことができます。
お友達がフルサポートして負担を軽減
今回初めて誘ってもらったベビーシャワーでしたが、突然知らない人からメッセージが来て驚きました。読んでみると「〇〇ちゃんのベビーシャワーの企画を担当します…」と書いてある。
実は、これもベビーシャワーでは定番。妊娠後期に入ったころに開催されることの多いパーティーですが、お腹も大きくなった妊婦さんが全部準備するのは大変。だからこそ、周りの友達に助けてもらうのです。
今回は二人協力者がいました。
1)参加者に対して連絡担当の人
2)開催場所を提供する人
私が連絡を受け取ったのは1番の方から。いわゆる幹事というやつで、参加者同士何を持ち寄るかの相談や調整をしてくれました。
そして開催場所が2番の方の自宅。場所やメイン料理なども担当してくれるということで、すごく助かりました。飲み物やサイドメニューは参加者が持ち寄るという気軽なスタイル!
妊婦さんは「こういうことがしたい」という話を二人にして、あとは当日を待つだけ。最低限の準備で、周りの人が協力してくれるというのは、すごく助かるだろうなと感じました。
なんとなく日本人の感覚だと、お祝いしてもらう側があれこれと準備をしなきゃと構えてしまいそうですが、できるだけ気軽に、パーティーという空間を楽しむためには、周りの人と分担したらいいんだなと学びました。
ベビーシャワーの定番おむつケーキ
アメリカのベビーシャワーに「おむつケーキ」はマストアイテム。今回も開催場所のお宅に行くと、テーブルの上にどーんと飾ってありました。
おむつをくるくると巻いたものを組み合わせて、大きなケーキに見立てる。今回はアフリカっぽくたくさんの動物が!場所を提供してくれた方が「ちょっと気合入れて作っちゃった!」と笑顔で見せてくれました。
消耗品として必要になるおむつを、そのままの形でプレゼントするのは味気ないから、ちょっとかわいくしたものがおむつケーキです。
少しずつ日本でも話題になってきているおむつケーキ。手作りは大変…という場合は、おしゃれなものを購入することもできますよ。
プレゼントにメッセージ付きおむつ!?
妊婦さんからのお願いで「プレゼントはなし。持ってこないでください」と最初に連絡をもらった時点で言われていたので、本当に何も持っていきませんでした。
その代わりに新生児用おむつにメッセージを書くというお楽しみが準備されていました!生まれてきた赤ちゃんが履くオムツに、みんなが面白いジョークやメッセージを書くというもの。
・オムツ替えてくれてありがとう
・このオムツはお父さんが替えてね
・かなり大きいうん〇入ってます。注意!
新生児との生活はオムツ替えの繰り返しですが、ドタバタの中でふとベビーシャワーを思い出すキッカケになるし、ジョークでクスッと楽しめる。さらに、ベビーグッズが増えることなく、使ってなくなるし、かなりいいアイディアだなと感じました。
まとめ:妊婦さんのうちにお楽しみをするってアリ!
新生児との生活が始まると、やっぱり自分の時間が取れなくなってしまうもの。友達と会う機会もググッと減ってしまって孤独感に悩まされたり。だからこそ、子供が生まれてくる前にお楽しみ会をしておくのはすごく良いなと思った、ベビーシャワー体験でした。
とくに妊娠後期に突入すると、楽しみという気持ちと、心配…といった悩みが両方出てくるもの。今回はたまたま全員ママな参加者だったということもあり、新生児あるあるを言い合って笑いあったり、できるだけ手を抜く方法を伝授しあったりと、会話が弾みました。
「無事に生まれてくるまではどうなるかわからないから…」と心配しているよりも、大笑いしているお母さんの声をおなかから聞いている方が子供にも良さそう。
やたらと華やかで入念な準備がされたベビーシャワーがSNS上では流れてきますが、そんなに肩ひじ張らずに、庶民派ベビーシャワーが普及していったら楽しいだろうなと思った会でした!
女子会スタイルではなく、家族ぐるみで集まるファミリースタイルなベビーシャワーにも読んでもらったことがあります!こちらでレポートしているので、合わせてご覧ください。