こんにちは。「ルワンダ移住ガイド」をご覧いただきありがとうございます。ルワンダ渡航が決まった方に向けて、スムーズな移住が出来るように各種情報提供していきます。
「ルワンダへ行くことが決まった!」とワクワクしている一方で、
「まずは、何からしたらいいんだろう」
「飛行機ってどんなルートなんだろう」
「日本でやるべき手続きはなんだろう」
…と悩む方も多いはず。渡航に向けて服や持ち物の準備など楽しい支度もある一方で、面倒な手続きもあるというのが正直なところ。
2017年にルワンダ移住した筆者が、当時の手続きを思い出しつつ、まずは最低限これだけは押さえようというポイントをご紹介していきます。
ルワンダ渡航のフライト
日本から、アフリカ大陸のルワンダまでのフライトは、基本的に2パターン。
時間・コストを比較して選ぶと良いと思いますが、個人的には圧倒的に「カタール経由」をオススメします。
カタール経由
- ルート:東京→カタール→キガリ
- 値段:往復で15万円ほど
私が移動するときは、基本的にカタール航空を使っています。同じ方がマイルがたまりやすいというのもありますし、圧倒的に快適だからです。
エチオピア経由
- ルート:東京→香港/バンコクなど→エチオピア→キガリ
- 値段:往復で13万円ほど
私自身は使ったことがないですが、夫は試したことがあり「ぼちぼち」と言っていました。アフリカ系エアラインだからと言ってひどすぎるということはないみたいです。
カタール経由をオススメする理由
知人・家族が来るときにお勧めしているのは「カタール航空」です。理由はシンプルで、圧倒的に快適だから。
カタール空港の方が、広い・綺麗・楽しい
トランジットで乗り換え時間があるのなら、楽しめた方が良いですよね。カタールのドーハ空港は、とにかく清潔で24時間眠らない空港として有名です。トイレが綺麗なのはもちろんですが、常にお店が空いていて、時間をつぶすにはもってこいです。
10時間越えの長時間フライトに耐えられない
エチオピア経由の特徴は、間の中東を通り越して、アジア→アフリカに飛ぶこと。それもあり、アジアを出発してから13時間越えの長距離フライトとなります。個人的に一つの席にそんなに長く座っていられません…
サービス面もアフリカより中東の方が安心かな
「フライトキャンセル」「ロストバゲージ」「ダブルブッキング」などのトラブルの時、大手カタール航空の方が、対応が比較的スムーズな気がします。こればかりは運なので、なんとも言えないですが…
ビザ申請
アフリカへの渡航となると忘れてはいけないのが、ビザ申請。パスポートを持っているだけでは、国に入れないんです!とはいえ、手続きはそこまで複雑ではありません。ご安心ください。
近年、ルワンダに到着した時に簡単にビザが取れるようになりました。ただし、慣れない空港で&英語で申請するのが少し不安…という方は、日本で取得してくると一安心かなと思います。
ビザ申請については、こちらの記事でじっくりとご紹介しています。
各種役所系の書類
短期的な旅行なら不要ですが、長期滞在の場合場合は、ビザ申請などで各種書類が必要になることが多いです。遠隔で申請すると大変なことが多いので、渡航前に出来るだけ紙ベースで集めておきましょう。
<区役所>
戸籍謄本・婚姻届け・子供の出産届
<警視庁>
無犯罪証明書
国際免許証(運転する場合)
ついでに、大きめ・小さめの証明写真も複数もってくると便利です。もちろん現地でも撮影できますが、特に最初のビザ申請などに使うので、手元に持っておくと安心です。
銀行
オンラインで手続きが出来るようになっているとはいえ、まだまだ不便な銀行関連。一度国を出てしまうと「住民票がないから」「マイナンバーがないから」という理由で、一部サービスが使えないことも。
各種手続きは、完全に済ませてくることをオススメします。
・オンライン口座を見れるよう設定
・USD口座の開設(JPYでも送金可能ですがレートが酷いのでおすすめしません)
予防接種
以前は「黄熱病」が必須でしたが、近年解除されました。「絶対に必須」というものはありません。
ただし、海外に出るということは日本とは違う環境です。アフリカだろうと、先進国だろうと、最低限受けてくる方が安心かもしれません。トラベルクリニックでご相談ください。
もし定期的に薬を飲んでいる場合は、物によっては現地で手に入るか分からないので、自分で持ち込むことをオススメします。まとめて購入したい旨、かかりつけ医に相談しましょう。
まとめ:フライト・ビザ・書類・銀行の4点!
「アフリカに行くだなんて、何をしたらいいんだろう…」という方に向けて、最低限4つのポイントをご紹介しました。
- フライトを決める ←日程が確定しないとビザ申請できないので、まず!
- ビザ申請方法を決める ←個人的には安心な日本での申請がおすすめ
- 各種書類を集める
- 銀行の手続きを済ませる
- おまけ:必要に応じてトラベルクリニック/かかりつけ医へ
あまりお世話になることのない役所や銀行に行くなど、少し手間ではありますが、どれも大切なステップですので漏れなく準備を進めることが大切です。
ビザの申請には数日かかりますし、就労ビザ取得時に必要な無犯罪証明書も一週間以上かかります。直前は何かと忙しくなるものなので、手続き系は早めに済ませることをオススメします。