こんにちは。「minimalish life」をご覧いただきありがとうございます。アフリカ大陸のほぼ真ん中に位置する、ルワンダよりお届けしています。
2021年7月は3度目のロックダウン下で暮らしていましたが、8月1日から少しだけ規制が緩和されたルワンダです。そんな中、ワクチン接種が始まったという情報をキャッチしたので、早速行ってきました。
・世界のコロナ対策事情を知りたい方
・ルワンダでワクチンを打とうか悩んでいる方
・ルワンダのまさに今が気になる方
8月3日から大衆向けワクチン接種開始
我が家はタイムリーに情報をキャッチできていなかったのですが、たまたま出先で「今日から打てるよ」という情報を入手した夫。「とりあえず行ってみるね」と連絡をもらったと思ったら「打ち終わりました」との連絡。
会場:Kigali Camp(Serena Hotelの近く)
持ち物:IDカード(なければパスポート)
え!そんな簡単なの?!というくらいスムーズに、ワクチン1回目を受けて帰宅した夫。いつまで開催されているのか分からなかったので、善は急げだと思って開始翌日、2日目にわたしも受けに行ってきました。
コロナのワクチン接種の流れ
ドキドキしながら初めての場所に行きましたが、入り口にドーンと「Covid-19 Testing & Vaccination site」と書いてあったので、問題なくたどり着くことが出来ました。
PCR検査を受けれる建物の奥側に、巨大テントが張られいて、ワクチン接種会場となっていました。
- 申込用紙を受け取り名前などを書く
- パソコンを持った担当者に用紙を提出
- 個人情報などの登録が済んだらSMS受領
- ワクチン接種記録カードを受け取る
- ワクチン接種
- 5分ほどその場に待機
- 異常なければ帰宅
対応してくれた人のパソコンが途中で壊れるというハプニングがあり、受付に少し時間がかかってしまいましたが、それでも60分もかからず全てが完了。あっという間の出来事でした。
ドタバタな設営がルワンダっぽい
同じ会場で1日目に接種した夫の話と、2日目に受けたわたしとで少し違う点がありました。勢いよく始めた結果、いろいろと準備が整わなかったのかなと推測。そんな辺りはルワンダっぽいです。
1日目は申込用紙がルワンダ語版のみ
「申込書がルワンダ語だけだったよ」と聞いていたのですが、2日目の朝に行くと、わたしは英語版を受け取りました。1日目はプリントが間に合わなかったのでしょうか。
1日目は接種記録カードなし
「オンラインでデータが登録されているけど、受けましたというカードは2回目に受け取るみたい。」と聞いていましたが、わたしは1回目の接種にも関わらず、紙のカードを受け取ることができました。なんとなくオンラインだけでのデータは心配なので、もらえて一安心です。
とはいえ、これただの紙なんですね。そして手書きで接種日が書いてあるだけ。スタンプのような公的証明書ですと示すものは何もない。大丈夫なんでしょうか…
体調チェックやその後のアドバイスもなし
日本であれば予防接種の前に体温チェックがあって、終わった後にも「過度な飲酒や運動を控えるように」と言ったアドバイスを受けるのが当たり前。でもここルワンダは「妊娠中・授乳中じゃない?」と聞かれただけで、これと言って何もありませんでした。なんというか、あっさりというか。
2回目の案内はSMS通知が来る
この会場で接種できるワクチンはファイザー社のものでした。3週間後に2回目の接種が必要だそうですが、申し込み時に登録した携帯電話にSMSの通知が届くそう。
申し込みのタイミングで、電話番号にちゃんと届くかのチェックが行われたので、その点はちょっとだけ安心です。
とはいえ、気になるのが3週間後にワクチンの在庫があるのかどうかという点。これは、追ってまたレポートしたいなと思っています。
まとめ:予約なし!1時間以内にすべて完了!
「今日から行ってすぐコロナのワクチンが打てるよ」と言われて、突然受けられることになった我が家。
数か月前にオフィスで同じことを言われた時は、ビビってしまい断ってしまったのですが、今回は「受けれるなら受けるに越したことないよね」と判断して、夫婦ともに受けることに。いろいろ言われているけれど、これから「打ってないとダメ」というケースが増えるかなと思って。
外国人だからと言って拒否されることなく、受けさせてくれるというのは有難いことだなと思いながら行ってきました。とくに予約などはなく、会場に行って、申し込みをして、チクッと打って終了。
それくらい簡単に受けられるこそ、急速に多くの人に広がってくれたら良いのだけど。まだまだ感染者数は少なくないので、ワクチンを打ったとはいえ、外出を控えつつ気を付ける日々は続きそうです。