こんにちは。「ルワンダ移住ガイド」をご覧いただきありがとうございます。ルワンダ渡航が決まった方に向けて、スムーズな移住が出来るように各種情報提供していきます。
ルワンダに来て驚いたのが、近くの小さなスーパーで見かけるお肉が冷蔵保存されていなそうなこと。これって絶対に危ないんじゃないか…!という雰囲気がプンプン。
さらにローカルの「BUTCHERY」と書いてある小商店は、建屋からして冷蔵設備がないだけでなく、覗くとだらーーーんと牛だったであろう塊が引っかかっていて、そぎ落としてくれる式だったり。いやはや、ちょっと怖い。
そんな発展途上国感漂う世界ですが、安全と言われている肉の入手先をご紹介します。ここに住んで3年半になりますが、我が家では一度も食あたりになったことがありません!
・やっぱり食卓にお肉は欠かせない!
・できるだけ安全にお肉を買いたい
・お魚にもチャレンジしてみたい…
ルワンダでお肉を買いたい場合はどうするの?
どローカルの小商店は、いつから並んでいるか分からないお肉が、冷蔵もされずに並んでいることも多くて怖くて立ち寄れません。一般的に在ルワ外国人勢がお肉を買いに行くと言われているのは、基本的にこの3店舗です。加えて、アジア人に人気の薄切り肉が買える場所もご紹介します。
ルワンダの肉屋さんと言えばGerman Butchery
お肉屋さんとしてかなり前から圧倒的な人気を誇るジャーマンブッチャリー。大きなお店ではありませんが、お店の中に入るとお肉ゾーンがどーんと構えています。
レストランに行くと「当店のステーキはGerman Butcheryから仕入れています」と書いてあることもあるくらい、個人客以外にも、ホテルやレストランからも支持されているお店です。だからこそ、お肉が回転していて新鮮であることが多いです。
このお店が面白いのが、レストランも併設していること!自慢のお肉を使ったメニューがたくさんあって、カツレツの大きさはビックリするほどです。外国人客だけでなく、ローカルのお客さんがビールを飲んでいることもあって、意外と人気スポットです。
老舗ということもあり、まったくオシャレではない赤いプラスチックのテーブルと椅子が並んでいるどローカルスタイルですが、ご飯は美味しかったです。
ローカルの方で賑わうLa Galette
こちらも老舗も老舗。現地の方がこぞって買い物&レストランに通っている場所とあって、いつ行っても賑わっています。
海外からの輸入食材を多く取り扱っているスーパーの一角ですが、「豚のひき肉が欲しければここがベスト」と聞いたことがあります。我が家も餃子に挑戦した時は買いに行きました。ポークチョップなども取り扱いがあって、豚肉をお買い求めの際にはオススメです。
外のレストランゾーンでは、いつもローストチキンがぐるぐる回っていて良い香りが漂っています。この国はこんなに豊かだっけ?と驚くほど、多くの現地の方々がご飯を食べている景色を見ることができます。
先日、ついにローストチキンを丸々一羽買ってみました。13,000Rwfで一羽。ホームパーティーの時におすすめです。
鮮度は要チェックなMTNセンター
以前はGerman Butcheryが卸していたので2号店的な雰囲気でしたが、いろいろあって別の業者に切り替わったMTNセンターのスーパー。今ではソーセージだけがGB製です。
我が家がお世話になることが1番多いのは、MTNセンターですが、鮮度の当たりはずれが大きい気がします。しっかり見てから、どれを買うかきめましょう。
あと、気になるのがお肉の入るショーケースがめちゃ日に当たっているという点。特に豚肉製品が入っている右側は、午後に訪れるとかなりの直射日光。大丈夫なのか…?
・鶏の胸肉(皮つき・皮なし)
・牛の塊肉(柔らかいかは当たりはずれアリ)
・牛のミンチ (豚ミンチも売っています)
この辺りは買ったことがありますが、しっかりと自分の目で見て選んでいることもあり、食あたりのトラブルは今のところ回避できています。
薄切り肉が欲しければ中華料理屋さんのAlink
中華料理屋さんであるAlinkは、お店で使っている薄切り肉(豚肉・牛肉)を分けてくれます。半分凍ったものをスライサーにかけてくれるのは、この国ではここだけかもしれません。
薄切り肉は常備されているワケではないので、訪れる前に電話で確認するのをお勧めします。ちなみに、お店で作っているお豆腐(木綿よりちょっと固め)や、自前の畑で作っている白菜、空心菜、もやしなどのアジアン野菜も買えるので助かります!
海外暮らしでもやっぱり食べたい。豆腐はどうやって手に入れるの?|minimalish life (salut-asa.com)
ルワンダでお魚を買いたい場合はどうするの?
THE内陸国であるルワンダは、魚はレアです。フレッシュな状態で運ばれているかどうか怪しいので、正直なところ我が家は挑戦していません。というか、ティラピアを丸一匹買ってきたとしても一体どうしていいのか分からないですし…
でも、周りのお友達に聞いてみると、買う人は買っているみたいなのでチャレンジしてみても良いのかもしれません。
お肉を買うついでにGerman Butchery
お肉と言えばジャーマンブッチャリーと言われているくらい多くの人が買いに行く場所ですが、店内の奥の方にコンビニのアイスが入ってるような冷凍庫があります。
覗いてみると、巨大な白身魚の切り身が凍っていることもあれば、おそらくティラピアと思われる20㎝くらいの魚が丸ごと凍っていたりします。凍ってるとはいえ、せめて袋にいれようよ…と思ってしまう風景ですが、これがルワンダではスタンダードです。
丸ごと一匹は調理が難しそうですが、白身魚の切り身の方は買っている人が多そうです。もしくは、お手伝いさんなどにお願いして調理をしてもらっている人も。
魚専門のお店Lake Side Fish Farm
あまり知られていませんが、魚を専門に取り扱っているお店も1軒あります。Lake Side Fish Farmというこぢんまりとしたお店がKacyiruにあり、買っているという友人がいました。
ルワンダの東部、ブゲセラ方面にティラピアやなまずの養殖をする施設を構えているそうです!そこで取れた魚を持ってきて、冷凍販売しています。
正直そこまでにぎわっているお店ではないので、行く前にオープンしているか電話で確認を入れた方が良いかもしれません。
まとめ:安全と言われている場所で買うに限る!
幸いなことに我が家は3年半暮らしていますが1度も食あたりトラブルがありません。でも、周りの人の話を聞いていると外食・自炊ともに発生しているケースが多くあります。
・お店で食べた魚がダメだったっぽい
・買ってきたポークチョップにやられた
・お手伝いさんが作ってくれた鶏肉に違いない
近くのスーパーでさっとお肉が買えないのは手間ではありますが、それでも「大丈夫と言われているお店」に自分で言って、目で見て確認するのが一番だと思います。こればかりは変にチャレンジすることなく、安心を買いましょう。
人によってはお肉のデリバリーまでしている人もいるそうです。なんとなく、我が家はデリバリー過程も不安なので、自分で買いに行って、サッと帰宅するのを徹底しています。
そうそう、日本ではどこでも手に入る「小分け冷凍用の袋」は、この国では簡単には見つかりません。稀に見かけても高かったり、分厚かったり…持ち込みをオススメします。
次は、野菜を買うのにおすすめスポットをご紹介します。
最近になってたまに「スモークフィッシュ」を売っているという情報を入手しました。おすそ分け頂きましたが、白身魚がスモークされていて普通に美味しかったです。次に行くときはチェックしてみよう!