ルワンダ移住ガイド

ルワンダで家探し!どうやって探したらいいのかご紹介

ルワンダで家探し!どうやって探したらいいのかご紹介

こんにちは。「ルワンダ移住ガイド」をご覧いただきありがとうございます。
ルワンダ渡航が決まった方に向けて、スムーズな移住が出来るように各種情報提供していきます。

日本で家を探そうと思ったら、やっぱり住む町に行ってみて不動産屋さんに相談するのが1番早いですよね。

一方で、ルワンダにはいわゆる「町の不動産屋さん」がありません。窓に貼られた物件情報から、なんとなくの相場観を掴むことができないのです。

「不動産屋さんがないって、どうやって家を探すの?」
「知り合いもいない環境なんだけど、家探しどうしよう」

…という方に向けて、ルワンダでの家の探し方をご紹介します。

不動産ウェブサイトを見る

パソコン

先にお伝えしておきますが、不動産サイトを見るのは最初だけ。出国前に「どんなものかざっと見ておきたい」という方にはおすすめですが、契約までするのはオススメしません。

理由はシンプルに二つ。
①どう見ても値段が高すぎるから
②実物を見ずに決めるのはリスキーだから

事前情報としてチラ見しておくには良いかもしれませんが、見るだけに留めておきましょう。

①値段が高すぎる問題

不動産サイトの広告をたまに見かけますが、信じられない値段で紹介されていることが多いです。海外からやってくる「相場が分からない人向け」のビジネスだということがよく分かります。

プロの写真家を使っていることも多く、写真などから雰囲気を掴むのはもちろんOKだと思います。でもこの提示額で契約するのは、「ネゴしだいでなんとでもなるアフリカ」においてNGです。

ちなみに…

我が家が一軒家を探していた真っ最中、800ドルと紹介された家が、不動産サイトでは1,500ドルで出ているのを発見!現場価格とサイト価格がこれだけ差が大きすぎてビックリしました。これくらい現地の相場感とズレていることがありますので、ご注意ください。

②実物を見ずに決めるのはリスキー問題

これはアフリカに限ったことではありませんが、住宅事情となると、実物を見るに越したことはありません。その写真が本当にその家で撮られたものかも分からないですし、いくらでも美しく見せられるもの。

家を見に行った時のチェックポイントは、別記事で紹介しますが、やはり水回りなどは本当に大丈夫か手で触って確認するのが大切です。加えて、ルワンダの場合は、周辺の治安状況も確認したいので、やっぱりオンサイトで確認するのが大切です。

仲介業者(コミッショナー)を使う

スマホ

仲介業者(コミッショナー)とは、不動産を持っている人と、探している人をマッチングしてくれる人です。不動産の空き情報などは彼らが一番詳しいので、我が家の場合は2回ともコミッショナー経由での家探しをしました。

仲介業者と連絡の取り方

最近家探しをした人や、Facebook上のExpats in Rwandaなどの情報サイトで流れているコミッショナーの電話番号を入手し、直接メッセージでやり取りをする方法です。

「一軒家。家賃は〇〇ドルくらい。エリアは△△や□□あたりで何かないかな?」と気軽にコンタクトして大丈夫。持っている情報を大量の写真と共に教えてくれます。

仲介業者と内見に行く方法

実物を見に行きたい場合は、本人と落ち合っていくことになります。大家さんはルワンダ語しか話せないケースもあるので、彼は通訳にもなってくれます。

物件見学に付き合ってくれたお礼に、交通費として5,000Rwf程度を渡すのがルールです。事前に気になる物件を見つけておいて、1日に3,4軒まとめて回ることをオススメします。

実際に気に入った家が見つかり、大家と契約という段階に進んだ場合、このコミッショナーも家のチェックから契約締結まで同席します。

仲介業者経由で契約に至った場合

契約となった場合、コミッショナーにも紹介料を支払う必要があります。一般的には【家賃1か月分の30%】が相場です。

複数のコミッショナーを使い、家探しをしていた時【紹介料は家賃の50%】と吹っ掛けてきた人もいました。ご注意ください!

口コミで探す

お喋りする女性たち

在ルワンダ外国人コミュニティでは、引っ越す人が「今の家が良かったからどうですか?」といった情報シェアをしてくれることがあります。お世話になった大家さんに対して、次の人を探してあげるということですね。

このような情報は、現地にいる人同士でやり取りされることが多いので、日本にいながらアクセスするのは難しいかもしれませんが、知っている人がいる場合は聞いてみるのもアリです。

狙い目は4月と8月頃。多くの大使館やNGO団体などに勤めている人が、入れ替わるタイミングだからです。

長らく空き家だった家を借りるよりも「最近まで外国人が住んでいた家」の方が、安心感があるのも確か。そのほか、家の周りの住環境情報を前の人から教えてもらえるなどのメリットもあります。

まとめ:仲介業者を上手く使って家探しをしよう

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今回は主流の3つの家探し方法をご紹介しましたが、おすすめなのは「仲介業者(コミッショナー)」を使う方法です。

(相手も)慣れない英語でメッセージをやりとりしながら、写真を見せてもらって交渉したり、実際に足を運んで…と少し大変なのは事実です。

でも、住む場所というのは一番安心できる場所を確保したいもの。ここだけは、少し時間をかけて、納得いく場所を見つけるのが良いと思います。

チェックすべきポイント
ルワンダでの家探し!内見時に確認すべきポイントルワンダでの家探しは、そもそもの物件をたくさん見るところから始まります。家を見に行くことが決まった方に向けて、今回は最低限のチェックポイントをご紹介します。実際に我が家が家探しをしていた時に、とくに細かく見ていた点をご紹介!...

我が家の場合も、アパルトマン→一軒家へ移動する際、3人のコミッショナーを使って、全部で30軒近い家を見ました。結構骨の折れる1か月弱を過ごしましたが、今の家に大満足しています。