こんにちは。「ルワンダ移住ガイド」をご覧いただきありがとうございます。ルワンダ渡航が決まった方に向けて、スムーズな移住が出来るように各種情報提供していきます。
ルワンダに来て驚いたのは、お肉の売り方だけではありません。いわゆる「ちゃんとしたスーパー」と言われているところにいくと、びっくりするほどシボシボのトマトが売られていることが。
日本のように冷蔵輸送が出来るわけでもなく、冷蔵保管が出来るわけでもないとあって、野菜をスーパーで買うのは全くオススメしません。ちょっと手間ですが、野菜は八百屋さんや市場で買うのが圧倒的に新鮮だし、お値段もグッと抑えることができますよ。
・毎日の買い物をどうしたらいいんだろう?
・野菜の買い物を楽したいんだけど…
・のんびり野菜を買うにはどこが一番?
1番安い:キミロンコやニャブゴゴの市場へ行く
新鮮な野菜をお得に買いたいと思ったら、やっぱり市場へ行くのが1番です。地方で作られた野菜が首都キガリに入ってきて、一番最初に卸される場所である市場は、常に大量の新鮮な野菜が豊富にあります。
キミロンコマーケットには何度も言ったことがありますが、これぞ途上国の市場!という活気と熱気と喧騒とハエが有象無象としている印象があります。そして値段交渉をするというのも市場っぽい。
市場へ行けば絶対に新鮮なものが手に入りますが「正直毎回この喧騒はハードだな」と思わずにはいられない場所でもあります。観光客気分で何度か訪れたもういいかなって感じ…
1番楽しい:近くの商店街の八百屋さんを利用する
キミロンコやニャブゴゴマーケットから、キガリ市内の各地域へと運ばれた野菜は、小さなお店で売られています。個人的に一番オススメなのは、家の近くの八百屋さん/小商店で買い物をすることです。
マーケットほどの大喧騒ではないものの、お店のおじさんたちと少しだけ交流をしながら、お買い物が出来ます。現地の方とのコミュニケーションをとるチャンスとも言えます!
我が家でも近くの商店街をたまに利用していますが、息子を連れていくことも多いとあって、お店の方々に覚えられています。「これは君にギフトだよ」と、パッションフルーツなどをお土産に持たせてくれたりもして、いわゆる商店街の活気と優しさを楽しめます。
ぜひ、徒歩圏内にそんな場所がないかチェックしてみてください!
1番ラク:外国人向け八百屋屋さんを活用する
出来るだけスムーズに買い物がしたい、そのためにはお金を払っても良い!という方は、外国人向けの八百屋さんを使うのが良いでしょう。
・Garden of Eden
・Go Green
・Frulep(輸入野菜・果物もあり)
どちらのお店もこぢんまりとしているけれど、市場や八百屋とはくらべものにならないくらい整然と野菜が並べられています。
正直鮮度がとてもいいかというと、当たりはずれがあるなという気はしますが、欧米系の人を中心に利用者が多い印象です。みなさんエコバッグ・バスケットなどを持ってきてお買い物されている姿を見かけます。
また、デリバリーサービスもやっているので、自宅にいながらオンラインですべて完了させるということも出来ちゃいます。
喧騒にもまれることもなく1番ラクに買えますが、その分お値段が張ってしまいます。素人目で見て、品質はとびぬけて良いというわけではないけれど、その辺で買うのの1・5倍~2倍の値段がついているものまであります。
ご参考:我が家の野菜の買い方
ルワンダ移住当時は、定期的にキミロンコマーケットに通っていた我が家ですが、さすがに喧騒にもまれるのにも疲れてきてしまいました。
最近ではこのような買い方をしています。
・週に1回、ナニーさんにキミロンコへ買い出しに行ってもらう
・足りないものの追加や、雨続きでキミロンコまでお願いできない場合は近くの商店街
やっぱり鮮度・値段を考えると市場で買うのが1番です。有難いことに、ナニーさんはバイクタクシーに乗って買い出しに行ってくれるので、甘えてしまっています。
ちなみに市場・商店街ともに外国人である私たちがいると、ムズングプライス(=外人価格)を吹っ掛けられます。交渉して下がったとしても、現地の方が買うのには及ばないことが多いです。それもあってお手伝いさんに行ってもらうというのは、価格交渉もしてもらいやすくGood ideaだと思います。
まとめ:新鮮な野菜を買うのは手間・価格と相談
日本にいた頃は野菜を買うのが面倒だなんて考えたことがなかったのですが、この国にいると状況は異なります。
近くに便利に買える小商店などがあればベストですが、常に新鮮なものが置いてあるとは限らず、品揃えも限られていることが多かったり…
一方で一番新鮮と言われている市場は、そもそも若干遠かったり、何よりも喧騒がすごかったり。ただ野菜を買いたいだけだというのに…と、慣れるまでは買い物事情は厄介というのが正直なところです。
またコロナ禍で爆発的にデリバリー産業が発達して、生鮮食品のデリバリーの選択肢も増えました。周りの人の話を聞いても使っている人が多そうです。
買い物の頻度にもよりますが、便利な方法をいくつか準備しておきながら、その時に応じて使い分けるのが良いのかなと感じています。
なお、ルワンダでお肉やお魚を買いたい場合は、野菜以上に鮮度が命のため注意が必要です。